好きなアイドルや俳優、インフルエンサー、キャラクターなど「推し」を応援する活動を「推し活」と呼ぶようになって久しい。この推し活をしている人の中には、自身が推し活をしているという認識がない人もいることだろう。
メルペイはこのほど、趣味や好きなことへの消費実態に関する調査を実施し、その結果を発表した。
「無自覚推し活層」が約6割。月平均消費額は3.9万円
18歳から69歳の男女1,200人を対象に実施した調査(調査時期2025年8月)では、趣味や好きなことはあるものの、自分のことを「推し」「ファン」「オタク」「マニア」とは認識していない「無自覚推し活層」が全体の約6割(57.9%)に上ることがわかった。
また、この「無自覚推し活層」は、月平均3.9万円を趣味や好きなことに費やしていることも判明した。これは自分のことを「推し」「ファン」「オタク」「マニア」と認識している層(月平均5.2万円)の4分の3に相当する金額であり、「無自覚推し活層」においても趣味や好きなことへの消費ポテンシャルが高いことを示している。
メルカリがユーザーの“好き”を力強く後押し
一方、「“推し”がいる」と回答したメルカリユーザー2,143人を対象に実施した調査(調査時期:2024年9月)では、フリマアプリ「メルカリ」において推し活関連グッズの「購入」を行っている人が44.3%、「出品」を行っている人が26.3%であることがわかった。
「メルカリ」で推し活関連グッズを購入した理由として最も多かったのが、「販売が終了しているモノを手に入れたかったから」、次いで「ガチャやくじで当たらなかったグッズをピンポイントで欲しかったから」となっており、「メルカリ」が「“好き”を諦めたくない」というファンの熱心なニーズに応えるプラットフォームとしての役割を担っていることがうかがえる。
また、「メルカリ」で推し活関連グッズを出品した理由として最も多かったのが、「自分の推し以外のグッズを譲りたかったから」、次いで「推し活費用を捻出したかったから」となっており、「ファン同士で資源を循環させながら、“好き”をお得に楽しむ」というサステナブルな消費スタイルが確立されていることを示唆している。
出典元:株式会社メルペイ
構成/こじへい







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