パナソニックは、テクニクスブランドから、グランドクラスのダイレクトドライブターンテーブルの新製品として、マスターエディション仕様の「SL-1200GME/SL-1210GME」を台数限定で2026年1月下旬に発売する。
価格はオープンで、公式通販サイトでの販売価格は各599,940円。
カラーは「SL-1200GME」がシルバー、「SL-1210GME」がブラック。なお、生産台数は「SL-1200GME」が1,200台、「SL-1210GME」が1,210台となる。
ブランド復活後のテクニクスダイレクトドライブターンテーブル第1弾となる「SL-1200G」を最新技術でアップデート!
本製品は、ブランド復活後のテクニクスダイレクトドライブターンテーブル第1弾となる「SL-1200G」を最新技術でアップデートしたSL-1200G集大成のマスターエディションモデル。
本体天面に「Master Edition」の銘とシリアルナンバーを刻印したプレートを貼付。また、本体天面の刻印、ヘッドシェル、ダストカバーのTechnicsロゴおよびトーンアームをゴールドで統一した限定デザインを採用した。
グランドクラス最上位モデルとして最先端技術を投入しているのもポイントで、モーター駆動方式には最新の「ΔΣ(デルタシグマ)-Drive」を採用し、ΔΣ変調のPWMキャリア周波数を従来モデルより高速化し約20 kHzとすることで、可聴帯域内のモーター駆動信号ノイズを低減し、モーターの微振動をさらに抑制。
モーターについては、コイルを取り付ける基板に両面基板を採用し、補強パターンを備え剛性を向上することで、微小振動の徹底的な排除を実現した「新ツインローター型コアレス・ダイレクトドライブ・モーター」を搭載。
モーター駆動のための電源回路も「Multi-Stage Silent Power Supply」を採用するなど、最先端技術を余すことなく投入し、豊かな音表現を実現した。
さらに、「SL-1200GR2/SL-1300G」の設計ノウハウを活かしながら、制御基板には4層基板を採用し、モーター、デジタル回路、LED用の電源やグラウンドを分離するなど、パターンレイアウトの理想化を追求。
ほかにも、精密にバランス調整を行なった3層構造のプラッター、マグネシウムトーンアーム、4層構造のシャーシ、限定モデル専用となる「αGEL」採用のインシュレーターなどを備え、グランドクラス最上位のターンテーブルにふさわしい仕様となっている。
本体サイズは453×173×372mm、質量は約18.0kg。出力端子はPHONO端子×1、PHONOアース端子×1。付属品はターンテーブル×1、ターンテーブルシート×1、ダストカバー×1、EPレコード用アダプター×1、バランスウェイト×1、補助ウェイト小・大(各1個)、シェル×1、オーバーハングゲージ×1、カートリッジ取付ねじ(1セット)、ターンテーブル取付ねじ(1セット)、カートリッジスペーサー×1、PHONOケーブル×1、PHONOアース線×1、電源コード×1。
製品情報
https://jp.technics.com/products/1200gme/index.html
構成/立原尚子







DIME MAGAZINE
















