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【Japan Mobility Show 2025】ヒョンデがパワフルに進化した水素燃料電池車「The all-new NEXO」を公開

2025.11.06

Hyundai Mobility Japanは、ヒョンデの水素電気自動車(FCEV)専用モデル「NEXO(ネッソ)」の新型「The all-new NEXO(ネッソ)」を、Japan Mobility Show 2025にて日本市場に初めて公開し、2026年上半期に販売を開始する予定であることを正式に発表した。

水素技術への揺るぎない信念と「The all-new NEXO」

ヒョンデにとって「NEXO」は、水素電気自動車専用モデルであると同時に、水素というエネルギーの可能性を最も純粋な形で体現する存在。

1998年から水素技術開発に取り組んできたヒョンデは、約27年間にわたり未来世代のために水素燃料電池技術の開発に挑んできた。

2013年には世界初となる水素電気自動車の量産化を実現し、2018年には専用モデルとして「NEXO」を発表した。そして「NEXO」は、2024年までに全世界で約4万台が販売された。

今年のSeoul Mobility Show 2025で世界初公開された「The all-new NEXO」は、ヒョンデが長年培ってきた水素技術の集大成した1台。

日本市場では、初出展となるJapan Mobility Show 2025において販売予定を発表し、水素社会の実現に向けた次なる一歩を踏み出す。

日本市場への導入の意義

ヒョンデは、ZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)の普及を通じた脱炭素社会の実現を目指しており、日本市場においてもZEV販売戦略を掲げている。

FCEVやBEVに特化することで、持続可能な社会への明確な姿勢を示し、日本のユーザーにその価値を体感してもらうべく、これまでもさまざまな活動を展開してきた。

「The all-new NEXO」は、日本政府が掲げる水素社会構想やZEV推進政策と歩調を合わせるモデルであり、水素エネルギーの可能性を牽引する存在として、日本市場に新たな選択肢を提示。

単なる製品導入にとどまらず、水素エネルギーの理解促進を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。

HTWOによる水素社会への貢献

 ヒョンデはグループ全体として、水素社会の実現に向けた取り組みを加速させている。水素バリューチェーン事業ブランド「HTWO」を展開し、「HTWO Grid」という製造・輸送・貯蔵・利用までを網羅するエンド・ツー・エンドの水素ソリューションを構築。

乗用車のみならず、商用車分野でも水素技術の活用を進め、日本の水素社会形成に貢献していくという。

優れた航続距離と性能向上、先進技術とプレミアムな快適装備

「The all-new NEXO」は、新型燃料電池システムとパワートレインの大幅な進化により、これまでにない性能と快適性を実現した。

水素燃料電池スタック(FCスタック)の最高総出力は、従来比16%増の110kW、新型電気モーターは最大150kWの出力を発揮。

さらに、水素タンク容量は先代モデルの6.33kgから6.69kgへと増加し、燃料貯蔵密度の向上とともに充填頻度の低減を両立。航続距離は、WLTP基準で最大826kmを達成し、日常使いから長距離移動まで、より自由で快適なモビリティ体験を提供する。

さらに新型モーターシステムと高効率インバーターの搭載により、パワートレインの効率性と耐久性が向上。PE(パワーエレクトリック)システムの出力は135kWから190kWへ、バッテリー出力は40kWから80kWへと倍増し、0-100km/h加速タイムは従来型の9.2秒から7.8秒へと短縮され、優れた加速性能とスムーズな追い越し性能を実現している。

また3-in-1構造のPEシステムを採用することで、パワートレインの一体化と軽量化を実現し、全体のエネルギー効率を高めている。高電圧バッテリーとの電力分配を最適化する制御技術の導入により、走行効率も向上した。

安全面では、ヒョンデの最新の先進運転支援システムとトップクラスの衝突安全機能を搭載し、ドライバーと乗員を包括的に保護。

また、SUVとしての使い勝手を考慮し、広々とした室内空間を確保。後席の居住性やラゲッジスペースも拡大され、快適性が向上している。

さらに、ヒョンデとして初めて「Audio by Bang & Olufsen(バング アンド オルフセン)」のプレミアムオーディオを採用し、車内で過ごす時間を楽しく演出する。さらに、V2L(Vehicle-to-Load)機能を搭載しており、アウトドアなどのシーンで多様な電力供給ニーズに対応する。

ヒョンデの新しいデザイン言語、「アート・オブ・スティール」

「The all-new NEXO」は、ヒョンデの新しいデザイン言語「Art of Steel(アート・オブ・スティール)」を体現したモデル。鋼が持つ自然なしなやかさと強さ、そして造形美を的確に表現し、力強く洗練されたスタイルを実現している。
そして無骨さを感じさせる大胆なラインと堅固な構造に、アーチ型断面が加わることで、都市とアウトドアの両方のライフスタイルに調和するデザインとなっています。

さらに、フロントのデイタイムランニングライト(DRL)とリヤランプには、ヒョンデの水素バリューチェーン事業ブランド「HTWO」のシンボルをモチーフにしたデザイン要素を採用。ブランドのビジョンと技術力を象徴するディテールとして、視覚的な個性を際立たせている。

【主要諸元】

【Japan Mobility Show 2025概要】

■オフィシャルデー(招待状をお持ちの方のみ入場可)
10月30日(木)13:30~18:00

■特別招待日 / 障がい者手帳を持っている方の特別見学日
10月31日(金)9:00~19:00

■一般公開日
10月31日(金)13:30~19:00
11月1日(土)、3日(月・祝)、8日(土)9:00~19:00 *
11月2日(日)、9日(日)9:00~18:00 *
11月4日(火)~7日(金)10:00~19:00

*一般公開日(土日・祝日)の9時~10時の時間帯は、 アーリーエントリー チケットを持っている方のみ入場可
※開場時間は止むを得ない場合は変更し、時には入場を制限することがある

■会場
東京ビッグサイト
〒135-0063 東京都江東区有明3丁目11−1

関連情報:https://www.hyundai.com/jp/brandstory/hydrogen

構成/土屋嘉久

「CanCam」「Oggi」「Domani」などのファッション誌やサイトの編集に長年にわたり携わりながら、編集プロダクション「ADVOX株式会社」を設立。同時に、広告のクリエイティブディレクター&ライターとしても活動。近年は、DIMEをはじめとする情報誌やサイト、ラジオ番組などで、クルマや家電、美容、健康、グルメ、ファッション情報を発信。さらに現在では、クルマ好きが高じてWワークで超高級スーパーカーブランドにて車両移動する業務に携わり、毎日、フェラーリやランボルギーニ、ポルシェ、マクラーレン、アストンマーチン、マセラティ、ロータス、ベントレー、ロールスロイスなど、様々なクルマの運転を満喫中。

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