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「iPhone 17」のインカメはどこまで進化した?ガジェットライターが自撮りで14、15、16と比べてみた

2025.11.02

iPhone 14、iPhone 15、iPhone 16、iPhone 17で自撮りしてみた

前置きがちょっと長くなりましたが、ここからは実際にテストしてみます。

記事の中の画像はそれぞれ、各iPhoneで撮影したそのままの状態です。

特に写真アプリで加工をしていません。

おじさんの自撮りをご紹介するのが恥ずかしくも恐縮ですが、ご参考まで。

ちなみに、各モデルの簡単なスペックをさらりとご紹介します。

■iPhone 14

12MPカメラ、f/1.9絞り値

■iPhone 15

12MPカメラ、f/1.9絞り値

■iPhone 16

12MPカメラ、f/1.9絞り値

■iPhone 17

18MPセンターフレームカメラ、f/1.9絞り値

基本スペックは、iPhone 17が18BPセンターフレームカメラになり、絞り値は共通です。

■明るめの室内。外光と蛍光灯がミックスした状態

まず撮影したのは、蛍光灯が灯る日中(曇天)の室内。いわゆる「ミックス光」と呼ばれる状態です。

明度のイメージは一般的なオフィスの日中をイメージして下さい。

どのモデルも絞りが1.9と明度が足りているため、それぞれクリアに写っています。

しかし、よく見ると、iPhone 17は滑らかさが違います。また、色の再現が細やかで奥行感があります。

■やや明るめの室内。蛍光灯下

続いて、蛍光灯を消して外光(曇天)だけで撮影してみました。

明るさのイメージは、メモなどを読むと「ちょっと暗いかな」といった感じです。

もちろん、生活に支障が出るレベルではありません。

絞り1.9の効果で、被写体ぶれや手ぶれもほぼ見られず、手持ちでも安定したセルフィーが可能でした。

■10月の夕方5時ごろの室内。かなり暗め

時間を待って、日没前後の室内で自撮りしてみました。

机上のメモの文字がなんとか読めるレベルの室内の明度です。

この状態ではフラッシュが光りますが、光量が足りず増感しているため、画像の荒れが目立ち始めます。

特に白い壁紙の画像荒れは顕著です。

しかし、iPhone 17は壁の荒れが少なめです。

そして、肌の彩度がほかのモデルより出ていて、14、15、16がやや白っぽい感じなのに対して、いわゆる肌色の赤みなどが表現できています。

■ほぼ室内は真っ暗な状態で撮影

完全に日が落ちて、室内はほぼ真っ暗な状態。

灯りなしではほぼ何も見えない状態です。

そんな状態でも、各モデル共にiPhoneを手持ちで自撮りできる性能は立派です。

画質は荒くなりますが、なんとか使えるかな? といった状態でしょう。

そしてここでも、iPhone 17の色調の滑らかさと画像荒れの少なさは顕著です。

また、フラッシュの性能が良くなったのかもしれませんが、明るい部分と影のコントラストが少し弱まっている印象です。

iPhone 17のセンターフレームカメラで「ヨコ位置自撮り」に挑戦

さて、テストの最後にiPhone 17を使って、「ヨコ位置自撮り」に挑戦してみました。

ここでいうヨコ位置とは、iPhone本体をヨコ位置に90度回転するのではなく、アプリ側でヨコ位置に切り替える撮影です。

明るい状態では当然のように、壁紙のデコボコの表現、肌の質感や色感はナチュラル。タテ位置での撮影と変化ありません。

目線がレンズに向かず、ついつい画面を確認してしまいすみません。

暗い状態でフラッシュを使っても、画質は安定しています。

壁紙も予想以上に自然な感じに写っています。

もちろんヨコ位置だとディスプレイでの表示がちょっと小さくなってしまうのですが、iPhoneをタテ位置でホールドできると片手持ちでも安定するので、やっぱり便利です。

今回はグループ写真を撮影しなかったのですが、顔認識の結果、タテ位置ではみんなが画角に収まらないとAIが判断したら、自動的にタテ位置からヨコ位置に切り替わる仕組みもiPhone 17には用意されているとのこと。

iPhoneをはじめスマホのカメラの進化はめざましいものがあります。

セルフィーの画質・ヨコ位置の便利さでiPhone 17に買い替えするのはアリ

ここまで、近年のiPhoneのスタンダードモデルで自撮り性能をチェックしてみました。

18MPセンターフレームカメラへの進化は予想以上。もちろんAIなどによる補正も進化している模様で、iPhone 17のセルフィーは安定した画質を提供してくれます。

従来モデルとの差は、はっきりと現れています。

「最新のiPhoneが最良のiPhone」という言葉は、自撮り性能については過言ではなさそうです。

「自撮り性能でiPhone 17への買い替えはアリか?」ともし訪ねられたら、筆者としては「YES」とお答えするつもりです。

取材・文/中馬幹弘
ガジェット・MONO・マネー編集/ライター。慶應義塾大学卒業後、野村證券にて勤務。アメリカンカルチャー誌編集長、モノ情報誌編集を歴任。iPhone、iPad登場時よりスマホ実務に携わる

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