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節約できているというのは思い込み!?EV・PHEVユーザーとガソリン車ユーザーの意外な意識差

2025.11.02

レギュラーガソリンの全国の平均価格が170円を超えている現在、ランニングコストを考えEV車の購入を考えている人も多いのではないだろうか。

一方、電気料金の値上がりも続いており、車両価格と合わせるとEVとガソリン車どちらがお得なのだろうか。

ENEOSは、電気自動車(EV/PHEV)ユーザーとガソリン車ユーザーを対象に、「EV/PHEVユーザーVSガソリン車ユーザー コスト意識・実態調査」を実施した。

EV/PHEVは「コスト」、ガソリン車は「車両価格+感性」のバランスで選ばれる

EVユーザーは『ランニングコスト』(34.3%)、『補助金・減税』(30.7%)、『車両価格』(30.7%)を重視。PHEVユーザーも『ランニングコスト』(26.7%)、『車両価格』(29.2%)を挙げており、両者ともコスト意識が強いことが明らかになった。

「車両価格」はガソリン車ユーザーでも 58.5%と最も多く挙げられ、共通して重視される項目だが、ガソリン車ではこれに加えて『外観・内装デザイン』(30.8%)が EV/PHEVユーザーと比較してスコアが高く、“かっこよさ”やデザイン性を選択理由とする傾向が目立つ。

経済性を追求するEV/PHEV ユーザーと、車両価格と感性のバランスを重視するガソリン車ユーザーの価値観の違いが明らかに。

日常コストの把握度はガソリン車が優勢!EVユーザーの節約の実感は“思い込み”?

燃料費・充電代の把握度を比較すると、ガソリン車ユーザーは 74.3%が「把握している」と最も高く、EV ユーザーも65.7%と一定の把握度を示した。対照的に、PHEVユーザーは38.3%にとどまり、三者の中で突出して低い結果に。

経済性を理由に選ぶ人が多いEV/PHEV でありながら、ガソリン車ユーザーの方が日常的なコスト管理に長けているという“意識の逆転現象”が見られ、とりわけPHEVユーザーは“コスト無関心型”の傾向が鮮明となった。

自動車コストに関する自己評価を尋ねたところ、EVユーザーの80.3%、PHEVユーザーの66.7%が「節約できている」と回答し、ガソリン車ユーザーの54.3%を大きく上回った。

経済性を理由に選ばれることが多いEV/PHEV が、日々の燃料費や充電代の把握度ではガソリン車に劣るにもかかわらず、より強く「節約できている」と評価していることから、実態以上に「節約できている気分」=“思い込み節約”が広がっていることがわかる。

節約意識の具体的な取り組みについては、EVユーザーでは「遠出前に充電計画を立てる」(26.1%)や「割安な時間帯に充電する」(22.5%)、さらに「エコドライブを心がけて運転している」(30.7%)など一定の工夫が見られた。

一方で、「定期的に料金プランを見直している」と答えた人は 11.8%にとどまっている。

特にPHEVユーザーでは「エコドライブを心がけて運転している」(25.0%)といった取り組みは一定数あるものの、「定期的に料金プランを見直している」がわずか5.8%とさらに低く、「特に意識していない」が41.7%と突出しており、節約そのものへの関心の薄さが際立つ結果に。

一方、ガソリン車ユーザーは「エコドライブを心がけて運転している」(27.5%)に加え、「割引クーポンやポイントを活用する」(27.5%)、「スタンドやブランドを比較する」(27.0%)、「給油タイミングを調整する」(22.3%)といった、日常的に実行可能で効果の出やすい節約行動を複数取り入れており、着実にコストを抑えようとする姿勢が目立つ。

この結果から、EV/PHEVユーザーは「料金プランの見直し」といった根本的な対策が節約意識に含まれにくく、特にPHEVでは“節約そのものを意識しない”傾向が浮き彫りに。

EVユーザーの6割が料金プランを“放置”、活用不足が鮮明に

料金プランの見直し頻度を調べると、EVユーザーの59.8%、約6割が「定期的な見直しをしていない」と回答。

さらに、PHEVユーザーでは実に76.2%、約7割超が「定期的な見直しをしていない」と答えており、EV 以上にプラン活用への関心の低さが際立った。

経済性をフルに活用できるはずの料金プランが、十分に見直されず放置されている実態が浮き彫りとなり、EV/PHEVユーザーが節約機会を逃している現状が確認された。

調査概要
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査実施期間:2025年8月27日~ 8月29日
有効回答数:800名
回答形式:単一回答および複数回答形

ENEOS Charge Plus について

「ENEOS Charge Plus」は、ENEOS が提供する EV/PHEV 向けの充電サービスだ。全国約 12,000箇所のガソリンスタンドと、商業施設や道の駅などに設置された約 8,000 基(提携含む)の急速・普通充電器をネットワーク化し、会員はアプリを通じて簡単に利用することができる。

2025 年 10 月 1 日(水)より、日本初※となるプラグインハイブリッド車(PHEV)専用の「PHEVプラン」の提供を開始した。

「PHEV プラン」は従来の「プレミアムプラン」と比べ、基本料金を半額に設定し、すべての PHEV ユーザーがおトクに加入できる充電プランだ。さらに、ENEOSでんきを契約している人は「ENEOS でんきセット割」により、基本料金が月額 220 円(税込)割引となる。

ENEOSは、本プランを通じて PHEV ユーザーの充電体験を向上させ、電動車のさらなる普及とサステナブルな社会の実現を目指し、“本当におトクな EV ライフ”を支援していくとのこと。
※2025 年 9 月時点、エネオス社調べ

<プラン内容(税込)>

※1 基本料金は入会初月無料で、入会翌月からの請求となる。
また、プランを変更する場合、変更後のプラン利用は申込翌月から反映され、基本料金は、変更月から適用される。
※2 PHEV プランは、PHEV を保有している人のみ契約できる。PHEV プランを適用されている会員の車両確認については、適宜実施する。
※3 提携充電器を含む充電スポットは、ENEOS Charge Plus アプリで確認できる。

関連情報
https://www.eneos.co.jp/chargeplus/

構成/Ara

昭和63年生まれ。最新のトレンドを横断的に紹介するオールラウンド系ライター。編集プロダクションでの書籍制作や、男性向け美容・健康WEBマガジンでのライター経験を経て、現在は最新ファッションアイテムを中心に執筆活動を展開中。

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