厚生労働省の速報値によると、2025年上半期の出生数は33万9280人と過去最少を更新した。少子化に伴う人口減少が深刻化する中で、子育て世帯の女性たちはこの問題をどのように捉えているのだろうか?
しゅふJOB総研はこのほど、「少子化」をテーマに、主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を行い、727名から有効回答を得た。詳細は以下の通り。
少子化の原因だと思うのは「子育てにお金がかかり過ぎる」が73.5%
「第二次ベビーブーム以降、出生数は減少し続けています。少子化の原因になっていると思うものを当てはまるだけお教えください」と尋ねたところ、「子育てにお金がかかり過ぎる」が73.5%と最多となり、以下「子育ての負担が女性に偏っている」(68.1%)、「子育てと両立しやすい仕事が少ない」(63.5%)と続いた。
少子化の原因、2025年と2023年&年代別比較
「少子化の原因になっていると思うもの」について2023年の調査との比較を行ったところ、TOP3は1位「子育てにお金がかかり過ぎる」、2位「子育ての負担が女性に偏っている」、3位「子育てと両立しやすい仕事が少ない」で変わらなかった。
年代別で見ると、30代以下で「子育てにお金がかかり過ぎる」と回答して人が90.2%と9割を超えていた。
少子化の対処策として有効と思うのは「子育てにかかるお金を減らす」が67.0%
「少子化への対処策として有効だと思うものを当てはまるだけお教えください」と尋ねたところ、「子育てにかかるお金を減らす」が67.0%で最多となり、以下、「子育てと両立しやすい仕事を増やす」(66.6%)、「子育ての負担を女性に偏らせない」(58.2%)と続いた。
年代別で見ると、30代以下では「子育てにかかるお金を減らす」(80.5%)および「子育てと両立しやすい仕事を増やす」(76.4%)と回答した人が突出して多かった。
<調査概要>
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:727名 ※女性のみ
調査実施日:2025年7月19日(土)~2025年8月1日(金)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
出典元:しゅふJOB総研
構成/こじへい







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