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思ったラインに打ち出せない!パターが苦手でスコアを崩す人に共通する3つの要因

2025.11.01

「パッティングが苦手でスコアを崩してしまう」「距離感や方向性が安定しない」といった悩みは、初心者から上級者まで多くのゴルファーに共通している悩みだ。

そこでパーソナルゴルフレッスン「Chicken Golf(チキンゴルフ)」を展開するクリアは、運営メディア「ゴルフの学び舎」にて、全国の男女400人を対象にアンケート調査を行い、パッティングにおける苦手意識や技術的な課題、練習方法やクラブの選び方など、ゴルファーが抱えるリアルな実態を明らかにしたので、詳細をお伝えしよう。

72.8%のゴルファーが「パッティングは苦手」、技術面で最多の悩みは「距離感」

ゴルファーの約7割にあたる72.8%(291人)が「パッティングは苦手」と回答しており、「得意」と答えた人はわずか3.8%(15人)にとどまった。

この結果から、パッティングはゴルファーのスキルレベルを問わず共通の悩みであることが分かる。

特に、ドライバーやアイアンに比べて練習環境が限られていることや、数センチの誤差がスコアに直結する繊細さが、苦手意識を強める要因となっているのだろう。

パッティングにおける技術的な課題として最も多かったのは「距離感」で63.3%(253人)、次いで「方向性」が50.5%(202人)であった。

ベストスコア別にみると、100~120台の層では「距離感」が113人となっており、初心者にとっては3パットを減らすことが課題であることが示唆される。

80~90台の層では「方向性」が46人となっており、ある程度の距離感は身につきつつも、正確にラインへ打ち出す技術が伸び悩みの要因となっているといえるだろう。

一方で、ラウンド未経験層やスコア150以上の層では「距離感」と「方向性」が同程度に挙げられており、基礎的な打ち出しやタッチそのものに課題が集中していることが読み取れる。

この結果から、スコア帯が上がるにつれて悩みの種類が「距離感⇒方向性⇒安定性」と段階的に変化する傾向が浮かび上がった。

自分がどの段階にいるのかを把握し、その課題に応じた練習を取り入れることが、パター克服とスコアアップへの最短ルートになるだろう。

平均パット数36超が67.8%とパターがスコアの足かせに!?ルーティンを毎回徹底する人はわずか5.8%

1メートル程度のパットを打つとき、最も多かったのは「外すかもしれないと不安になる」で64.5%(258人)。

次いで「周囲の視線が気になる」19.0%(76人)、「特に何も考えない」11.0%(44人)と続き、「必ず入ると思う」と回答した人はわずか4.3%(17人)にとどまった。

特に前述で「パッティングが苦手」と回答した291人のうち、実に193人(66.3%)が1mパットで「外すかもしれないと不安になる」と答えており、苦手意識とプレッシャーの強さが密接に関係していることが分かる。

つまり、1mパットは多くのゴルファーにとって「入る」という確信を持ちにくい距離であり、技術的な難しさだけでなく精神的な負荷が大きい場面だといえるだろう。

このような不安を克服するためには、アドレスからストロークまでを一定化するルーティンを習慣にしたり、短い距離のパットを繰り返し練習して成功体験などを積んだりすることが有効だ。

平均パット数では「36~40」と回答した人が45.0%(180人)と最も多く、続いて「41以上」が22.8%(91人)という結果に。

全体の67.8%(271人)が平均36を超えており、平均でも2パット以内に収められない人が多く存在することが示唆されている。

実際、ドライバーやアイアンで安定したショットをしても、グリーン上での取りこぼしが積み重なることで、最終的なスコアに差が生まれてしまう。一方で、パターを改善することは他のクラブ以上に効率的なスコアアップの手段だといえそうだ。

距離感を磨く練習やショートパットの反復、さらに自分に合ったパターを選ぶことで、多くのゴルファーが「36パットの壁」を突破し、スコアメイクを安定させることが期待できる。

パッティング前のルーティンについては「あまりしていない」が40.8%(163人)で最も多く、次いで「できるだけ意識している」が36.3%であった。

「毎回必ずしている」と回答した人はわずか5.8%(23人)にとどまり、ルーティンを徹底しているゴルファーはごく少数派であることが分かる。

また、ルーティンを取り入れていないゴルファーほどパッティングを苦手と感じる割合が高く、苦手意識との関係が強く表れている。

この結果から、ルーティンは単なる形式ではなく、心理的安定やストロークの再現性を高める効果があると考えられる。

自分なりのルーティンを確立し、毎回繰り返すことはパッティングに自信を持ち、精度を高めるための大切なポイントになるといえるだろう。

練習方法は「練習場」36.3%、「パターマット」36.0%が中心。パターの使用期間で最も多いのは「1~3年未満」

パターの練習方法については「練習場で練習している」が36.3%(145人)、「自宅でパターマットを使う」が36.0%(144人)とほぼ同率で最多となった。

いずれも取り組みやすい方法であり、多くのゴルファーが日常的に実践していることがうかがえる。

また「ほとんど練習しない」23.5%(94人)、「ラウンド前だけ打つ」20.3%(81人)と回答している人もいるなど、継続的に練習を行っていない層も一定数存在していた。

全体としては自己流での練習が中心となっており、それが距離感や方向性の不安定さにつながっていると考えられる。

一方で、自分に合った練習法や専門的なレッスンを継続的に取り入れることは、効率的に上達するための有効なアプローチといえるだろう。

現在使用しているパターの使用期間については、「1~3年未満」と回答した人が42.3%(169人)最も多く、次いで「1年未満」が23.5%(94人)という結果に。この結果から、多くのゴルファーが数年単位でパターを買い替えていることが分かる。

一方で、「5年以上」同じパターを使っている人も14.3%(57人)おり、こだわって長く使うタイプと早めに買い替えるタイプに分かれる傾向がうかがえる。

パターを選んだ理由については、「知人や家族から譲り受けた」が39.3%(157人)で最も多く、次いで「店頭や試打で打ってみて良かった」が31.8%(127人)、「デザインが気に入った」が23.0%(92人)と続いた。

一方で「プロや専門家にフィッティングしてもらった」と答えた人はわずか2.5%(10人)にとどまり、専門的なアドバイスを受けてパターを選んでいる層はごく少数派であることが判明。

また知人や家族から譲り受けたパターを使用している人のうち、123人が「パッティングが苦手」と回答しており、自分の体格やストロークに合わないものが構えたときの違和感やストロークの安定性に影響を及ぼしていると考えられる。

特に距離感や方向性に悩むゴルファーが多いのは、こうした「クラブのミスマッチ」が要因の一つになっている可能性が高い。

フィッティングや試打を通じて最適なパターを見つけることが、パッティングへの自信とスコアアップにつながるといえるだろう。

パター上達のために実際にゴルファーが工夫・意識していることとは?

パッティングは多くのゴルファーが「苦手」と感じている一方で、克服のためにそれぞれが工夫や意識を持って練習に取り組んでいる。

特に課題として挙がりやすい「距離感」や「方向性」に対しては、日常の練習やラウンド前の準備に工夫を加えることで改善を図ろうとする声が目立った。

肩を使った安定したストロークや、ボールの位置を見続けてヘッドアップを防ぐなど、技術面とメンタル面の両方に意識を向ける工夫が多く見られた。

このように距離感を磨く練習やルーティンの徹底は不安を軽減し、自信を持ってパットに臨むための有効な手段となる。

自分に合った方法を見つけ、日々の練習に取り入れることが、パター克服とスコアアップにつながる一歩となるだろう。

パターの苦手意識を克服するには「メンタル×技術×環境」のバランスがカギ

パターに苦手意識を持つゴルファーは、メンタル・技術・環境といった複数の要因が重なることでパットが入らなくなる悪循環に陥りやすい傾向がある。

この悪循環を断ち切るためには、以下のように「メンタル・技術・環境」の3方向からバランスよく課題に取り組むことが重要だ。

・ルーティン化で不安を和らげる(メンタル)
・距離感や方向性を磨く基礎練習(技術)
・フィッティングや専用練習環境の活用(環境)

特に、1m前後のショートパットはプレッシャーが強く出る距離だからこそ、メンタルと技術の両面を支える環境づくりが欠かせない。

正しいフォームや自分に合ったクラブを知ることは、苦手意識の克服につながる。一人で改善するのが難しいと感じる場合には、プロのレッスンを受ける、フィッティングを通じて自分に合ったパターを選ぶことも効果的だ。

パターの改善はスコアアップに直結するだけでなく、ゴルフをより楽しく、自信を持ってプレーできるきっかけになる。

長年のパターへの悩みを克服するためにも、プロによるレッスンやフィッティングを検討してみてはいかがだろうか。

調査概要

※「チキンゴルフ」調べ

関連情報
https://chicken-golf.com/column/

構成/Ara

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昭和63年生まれ。最新のトレンドを横断的に紹介するオールラウンド系ライター。編集プロダクションでの書籍制作や、男性向け美容・健康WEBマガジンでのライター経験を経て、現在は最新ファッションアイテムを中心に執筆活動を展開中。

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