BANG＆OLUFSENから100周年記念モデルThe Centennial Collectionのアイコニックな新製品が登場

アーカイブからのディテールと現代のクラフツマンシップを融合

1925年にデンマークのStruerにて、Peter BangとSvend Olufsenによって創立されたBang & Olufsen。以来、革新的なオーディオ・ビジュアル製品と音響技術の開発を続け、2025年11月に設立100周年を迎える。

これを記念して、ブランドの伝統にインスパイアされた特別限定モデルThe Centennial Collection（センテニアル・コレクション＝100周年記念コレクション）が発表された。

このセンテニアル・コレクションは、これまでのアーカイブからのディテールと現代のクラフツマンシップを融合させ、長年にわたるデザインのインスピレーションを汲み取りながら、Bang & Olufsenのアイコニックな3製品である、ワイヤレスヘッドホン「Beoplay H100」、ワイヤレススピーカー「Beosound A5」、「Beosound A9 5th Gen」を再解釈したラインアップとなっている。

「The Centennial Collection」は2025年10月22日より、一部のBang & Olufsen正規店舗および公式オンラインストアにて発売中。ただし「Beosound A5 Century Weave」の公式オンラインストアでの販売は 11月4日からとアナウンスされている。

「The Centennial Collection」について

本コレクションは、Bang & Olufsenの歴史を形取り、彩った各時代を象徴するものだ。

創成期のラジオに施したチェック状のグリルパターンから、1970年代のCentury Red、Chestnut Brown、Century Blueといった鮮やかなカラーパレットまで、細部に至るまでその時代の精神が息づいている。

実際、1980年代に完成されたブラッシュドアルミニウムの仕上げは、ブランドの象徴的な素材が持つ素朴な美しさを映し出している。一方、洗練されたレザーのアクセントと精密に削り出されたダイヤルは、過去10年間のデザインの歴史を物語る。

コレクションの各製品にはアニバーサリーロゴ、【B&O Est. 1925】が刻まれ、創業者Peter BangとSvend Olufsenの理念である、「何事にも挫折することなく最高の製品だけを作り出し、たゆまず新しい方法を探る意志」へのオマージュが込められている。

■Beoplay H100 Century Brown

Beoplay H100は没入感あふれるサウンドと、時代を超えて愛されるデザインを融合したブランドのフラッグシップヘッドホンだ。

ドルビーアトモスに最適化されたチタンドライバーと高度なノイズキャンセリング技術により、高次元なリスニング体験を実現。Century Redのレザーヘッドバンドは、Chestnut Brownの内側と調和し、レザーイヤパッドと洗練されたCentury Blueのディテールとあいまって鮮やかなコントラストを生み出している。

ナチュラルシルバー調のガラスのインターフェイスにはアニバーサリーロゴが刻印され、Century RedとBlueをアクセントに使った同色のレザーポーチがデザインを完成させ、アーカイブのテイストを感じさせつつも現代的なコレクターズアイテムとなった。

装着タイプ／オーバーイヤ型
ドライバー／40mm径チタン製エレクトロダイナミックドライバー
周波数帯域／10–20kHz、10–40kHz（Hi-Res mode　USB有線接続）
Bluetooth／5.3
Bluetooth Codecs／AAC、SBC
有線接続／1×USB-C
ノイズキャンセリング／アダプティブ ANC　True Transparency
Dolby Atmos／対応
バッテリー駆動時間／アクティブノイズキャンセリング使用：32時間、空間オーディオとヘッドトラッキング使用：30時間
充電時間／約1時間
クイック充電／5分で5時間再生（同梱のUSB-Cケーブルと対応する電源アダプターを使用する場合）
Multipoint／最大2台のデバイスに対応（2025年のソフトウェア更新で3台デバイスのマルチポイントを予定）
防塵・防滴等級／IP53
サイズ／幅188×高さ210×奥行き77mm
質量／375g

■Beosound A5 Century Weave

Beosound A5は、Wi-FiとBluetooth接続、長持ちするバッテリー、ワイヤレス充電を備えたパワフルなポータブルスピーカーで、室内でも屋外でも手軽に音楽を楽しめるよう設計されている。

当コレクションでは、カバーにベージュとChestnut Brownのペーパーラフィアを使用。1950年代の象徴的なチェッカー柄スピーカーグリルを再解釈して、Bang & Olufsenの初期ラジオの質感を再現した。

そしてクラフツマンシップを体現したブラッシュドアルミニウムフレーム、Century Redのレザーストラップ、アニバーサリーロゴ、そしてCentury Blueのケーブルが遊び心ある活気をデザインに添えている。

スピーカーの構成／0.8インチツイーター×1、2インチフルレンジドライバー×2、5.¼インチウーハードライバー×1
アンプ／70W クラスD（ツイーター用）×1、70W クラスD（フルレンジ用）×2、70W クラスD（ウーハー用）× 1 　合計：280W
周波数帯域／32〜23kHz
Bluetooth／5.3
WiFi 仕様／Dual-Band Wi-Fi (2.4 & 5 GHz)　IEEE 802.11 b/g/a/n/ac/ax
Stereo Pairing／対応
防塵・防滴等級／IP65（水気にさらされると木材部や紙織り部にダメージが生じる場合があります）
バッテリー駆動時間／最大12時間
電源／USB-C 電源
サイズ／幅285×高さ187×奥行き130mm
質量／3.7kg

■Beosound A9 Century Blue

ミニマルデザインの象徴である Beosound A9 は、7つの精密に調整されたドライバーにより、彫刻的なフォルムと部屋いっぱいに広がるサウンドを融合している。

この再考されたエディションは、Kvadrat（クヴァドラ）製の特別な生地Centennial Cadence（センテニアル ケイデンス）で包まれており、そのCentury BlueとChestnut Brownの大胆なチェック柄が、ダイナミックで現代的なビジョンをもたらす。

またナチュラルアルミニウム製のリングと脚に施されたブラッシュド加工は、Bang & Olufsenが1980年代に掲げた美学を彷彿とさせる。アニバーサリーロゴは創業者の不朽のビジョンを称え、印象的なCentury Blueの脚部とケーブルが鮮やかな仕上げのアクセントを加えている。

スピーカーの構成／3/4インチ ツイーター×2、3インチ ミッドレンジ×2、1 1/2インチフルレンジ×2、8インチ ウーハー×1
アンプ／150W クラスD（ツイーター用）×2、200W クラスD（ミッドレンジ用）×2、200W クラスD（フルレンジ用）×2、400W クラスD（ウーハー用）×1　合計：1500W
周波数帯域／33～23kHz
音響技術／Active Room Compensation、Adaptive Bass Linearisation
Bluetooth／5.3
Wi-Fi／Dual-Band Wi-Fi (2.4 & 5 GHz)　IEEE 802.11 b/g/a/n/ac/ax
推奨部屋面積／15～100平方m
サイズ／幅701×奥行き908×高さ415mm
質量／14.7kg

DESIGNART TOKYO 2025に参加

Bang & Olufsenは「INTO THE EMOTIONS ~感動の入口~」をコンセプトに世界中からインテリア、アート、ファッション、テクノロジー、フードなど、多彩な展示を都内で開催するDESIGNART TOKYO 2025（デザイナート トーキョー）に参加する。

ブランド設立100周年を迎える今年、Bang & Olufsenは六本木店での同社のアイコニックなスピーカー「Beolab 90」の特別仕様、「Alchemy Edition」の展示を主軸に、表参道店と日本橋店でも異なる特別アイテムの展示を行なう。

3店舗でスタンプを取得して、六本木店にてカスタマーカードに記入すると、ヘッドホンも入れられるオリジナルケースをプレゼントするスタンプラリーも実施する。芸術の秋、Bang & Olufsenの店舗で上質な音楽体験を。DESIGNART TOKYO 2025に足を運んでいただきたい。

＜BANG & OLUFSEN | DESIGNART TOKYO 2025＞

開催日時：2025年10月31日（金）〜11月9日（日）
会場：Bang & Olufsen 表参道店、日本橋店、六本木店
※各ストア営業時間はストアページをチェック。https://bsint.jp/pages/storelist

◎イベントの詳細はこちらから　https://www.designart.jp/designarttokyo2025/exhibitions/10819/

関連情報
https://www.bang-olufsen.com/ja/jp

構成／清水眞希