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〝30分後に楽しめる〟ラーメンって!?デリバリーで届く「デリ麺」はカップ麺やチルド麺に次ぐ第3の定番となるか?

2025.11.01

ラーメンは、もはや国民食である。寒い日には湯気立つ味噌ラーメンが恋しくなり、疲れた夜にはこってり豚骨が心を癒す。

昼休みの一杯も、深夜の〆も、ラーメンはいつだって私たちのそばにある。

「2人に1人は週に一度以上ラーメンを食べる」という調査結果もあるほど、日本人の食卓に深く根ざし、世代や地域を超えて愛され続けている。

そんなラーメンに、今、新たな潮流が生まれている。きっかけは、デリバリーアプリ「menu」が2025年4月に始動した「デリ麺プロジェクト」だ。

テーマは、“30分後に楽しめる”。この一言に込められたのは、ただの利便性ではない。ラーメンを「待つ時間ごと」楽しむという、新しい体験価値の提案である。

自宅で名店の味を、待つ時間ごと楽しむラーメン体験

「デリ麺プロジェクト」は、デリバリーアプリ「menu(メニュー)」が日本最大級のラーメンメディア「ラーメンWalker」と共同で立ち上げたラーメンの新たな楽しみ方を提案する取り組みだ。

参加できる条件として、“食べログ3.5以上”の大人気ラーメン店であること。

“30分後に楽しめる”をテーマに、都内の実力派店舗がmenu限定メニューを開発、カップ麺やチルド麺とは異なり、名店の味をお店にいかずとも、そのまま自宅や勤務先で味わえるという点で、これまでの即席麺文化とは一線を画す。

従来のラーメンは「できたて」が最良とされてきたが、このプロジェクトでは、あえて“時間”を味方につけている。

スープの温度変化によって旨味がまろやかに広がり、麺がスープとなじむことで一体感が生まれる。具材の食感や香りも、時間とともに落ち着き、全体のバランスが整っていくよう設計されているのだ。言い換えれば、「時間とともに完成するラーメン」と言えるだろう。

この発想は、デリバリーの弱点を補うのではなく、むしろ“30分後”という時間軸をラーメンの構成要素として取り込んだ、まったく新しいアプローチである。

自宅に届いた瞬間がピークではなく、少し待つことで味が整う──そんな体験は、これまでのラーメン文化にはなかった。

第4弾まで続き、深化するラーメン体験

プロジェクトは単なる一過性の企画ではない。

2025年4月プロジェクト発足第1弾「伊蔵八味噌らーめん」「志奈そば 田なか」「博多ラーメン でぶちゃん」をはじめ食べログ高評価の人気店が続々と参加。

第2弾では「鶏ポタラーメン THANK」や「百麺(ぱいめん)」が登場。鶏の旨味を凝縮したポタージュ系スープや、濃厚豚骨醤油のガッツリ系など、ジャンルの幅も広がっている。さらに、冷やし豆乳担々麺やポルチーニ香る創作麺など、季節感や香りにこだわった限定メニューも展開され、ラーメンの新たな表現が模索されている。

第3弾では「トーキョーニューミクスチャーヌードル 八咫烏 CHIKARABO」「小麦と肉 桃の木」などが参加。それぞれの個性を活かし、menu専用に再構築された限定メニューが登場している。特筆すべきは、配達遅延時の全額補償キャンペーンの実施である。ラーメンは時間との勝負でもある。menuはその“時間価値”に真正面から向き合い、ユーザー体験の質を担保している。

そして第4弾では、「中華そば 和渦 TOKYO」「我武者羅」「ど煮干し銀」など、個性派の名店が参戦。昆布水つけ麺や超煮干し系など、ラーメンファンの五感を揺さぶるような一杯が、自宅で味わえるようになった。各店は“30分後に楽しめる”というテーマに沿って、スープ・麺・具材のバランスを緻密に設計。お店で食べるラーメンとはまた異なる、デリバリーならではの完成度を追求している。

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