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富士フイルムが最新のプロセッサーとフィルムシミュレーションダイヤルを搭載した小型ミラーレス「X-T30 III」を発売

2025.10.26

富士フイルムは、独自の色再現技術による卓越した画質と小型軽量を実現する「Xシリーズ」の最新モデルとして、ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T30 III」(以下「X-T30 III」)を2025年11月下旬より発売を開始する。

価格はオープン価格。予想実勢価格は「X-T30 III」単体が約15万2900円、12月発売のレンズキット(「XC13-33mmf3.5-6.3 OIS」が付属)は約17万8200円。

「X-T30 III」について

「X-T30 III」は、従来モデル「FUJIFILM X-T30 II」と同じ質量378g(※1)の小型軽量ボディに加えて、クラシカルなセンターファインダースタイルのデザインを踏襲。裏面照射型約2610万画素「X-Trans CMOS 4」センサーと、高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載したミラーレスデジタルカメラだ。従来モデルに比べ約2倍の高速処理を実現しており、最新の被写体検出AFを採用するなど、高画質で快適な撮影を楽しめる。

※1 付属バッテリー、メモリーカードを含む。

また、「FUJIFILM X-T50」や「FUJIFILM X-M5」で好評のフィルムシミュレーションダイヤルも搭載した。忠実な色再現性とメリハリのある階調表現を併せ持つ「REALA ACE」や、高彩度かつ柔らかい階調表現を特徴とする「NOSTALGIC Neg.」を含む計20種類のフィルムシミュレーションを装備。

ダイヤルには、FS1からFS3の3か所のポジション(※3)が搭載されており、フィルムシミュレーションに任意の画質を設定したオリジナルの「FSレシピ」を登録して、多彩な写真表現を楽しめる。

※3 フィルムシミュレーションダイヤルに搭載した3か所のポジション。FS1、FS2、FS3にそれぞれ全20種類のフィルムシミュレーションと画質設定の項目を個別に登録することが可能だ。

そして従来モデルから好評のポップアップ式フラッシュや「オートモード切替レバー」による「AUTO」撮影など、快適な撮影をサポートする機能はそのままに、新たに6.2K/30Pの動画撮影に対応するなど、静止画から動画まで撮影表現の可能性を大幅に広げている。

「X-T30 III」の主な機能と特徴

■最新画像処理エンジンが狙った被写体を逃さないAFと多彩な映像表現を実現

・裏面照射型約2610万画素「X-Trans CMOS 4」センサーと最新の高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載。消費電力が抑えられ、最大撮影枚数425枚(※4)を実現した。

※4 エコノミーモード設定時。

・ディープラーニング技術を用いた最新の被写体検出AFを採用。顔・瞳AF機能に加え、動物、鳥類、車、バイク、自転車、飛行機、鉄道、昆虫、ドローン(※5)まで多様な被写体を自動で認識して、追尾することが可能だ。これにより、撮影者は構図やシャッターチャンスに集中、快適に撮影を楽しむことができる。

※5 昆虫の場合は「鳥」、ドローンの場合は「飛行機」を選択して設定することで、それぞれをAIで検出。

・6.2K/30P 4:2:2 10bitでのカメラ内SDカード記録が可能であるほか、4K/60Pや1080/240Pのハイフレームレート撮影にも対応。さらに、強力な電子式ブレ補正を搭載しており、細かな手ブレだけでなく、歩きながらの動画撮影などで発生する大きな揺れに対しても効果を発揮する。

■高い携帯性を叶える小型軽量デザインと、撮影の愉しみを広げるフィルムシミュレーションダイヤル

・従来モデルである「X-T30 II」と同サイズ(幅118.4×高さ82.8×奥行き46.8mm)、同質量(378g)を実現。「X-Tシリーズ」の系譜を受け継ぐセンターファインダースタイルのクラシックな外観と小型軽量なデザインは、毎日持ち歩きたくなる一台だ。

・「REALA ACE」「NOSTALGIC Neg.」を含む全20種類のフィルムシミュレーションモードを採用。天面左肩にフィルムシミュレーションダイヤルを搭載しており、被写体やシーンに合わせて直感的に選択可能。階調やコントラストなど写真フィルムの色合いをデジタルで再現した同社ならではの色再現技術を、デジタルカメラを初めて使用される人でも簡単に楽しむことができる。

・フィルムシミュレーションダイヤルのうち、FS1からFS3の3か所のポジションには、全20種類のフィルムシミュレーションとその画質設定を個別に登録、自分だけの「FSレシピ」として保存できる。シーンや被写体に応じて、「FSレシピ」をダイヤル操作で直感的に呼び出して撮影を行なえる。

外観デザイン
フィルムシミュレーションダイヤル

■優れた操作性による快適な撮影を実現

・瞬時に「AUTO」モードに切り替えられる「オートモード切替レバー」をボディ天面に搭載。「AUTO」モードでは、カメラが自動でシーンを判別し最適な撮影設定を選択するため、複雑な設定をせず、気軽に撮影できる。

・天面にはファインダー部と一体化したポップアップ式フラッシュを内蔵。自動で適切な光量に調整されるため、暗所や逆光でのポートレート撮影などで効果を発揮する。

・ファインダーがレンズ光軸の真上に配置された「センターファインダースタイル」を採用。ファインダー越しに狙った被写体を真正面にとらえることができる。ファインダーを覗くことで、被写体とその背景により集中しながらの撮影を楽しめるはずだ。

・162万ドットのチルト式タッチパネル付き液晶モニターを搭載。旅行写真や風景スナップなどでハイアングルやローアングルでも構図を確認しながら軽快に撮影できる。

・人間工学に基づいた手になじむグリップ形状により、小型軽量ながら高いホールド性能を実現。

・同社のスマホプリンターLinkシリーズ(※6)と無線通信を通じて接続。アプリを介さずにダイレクトプリントが可能だ。また、新たにinstax mini、instax SQUARE、instax WIDE用の画角が追加され、撮影からプリントまでスムーズに作業できる。

※6 対応機種:instax mini Link 2/instax mini Link 3/instax SQUARE Link/instax Link WIDE

<製品の紹介動画はこちらから>

製品名と発売日、価格

「X-T30 III」の主な仕様

撮像素子/23.5mm×15.6mm (APS-Cサイズ) X-Trans CMOS 4センサー 原色フィルター採用
有効画素数/約2610万画素
画像処理エンジン/X-Processor 5
撮影感度/標準出力感度:ISO160~12800 (1/3ステップ)、拡張モード:ISO80、ISO100、ISO125、ISO25600、ISO51200
シャッタースピード/メカニカルシャッター:30秒〜1/4000秒、電子シャッター:30秒〜1/32000秒
顔検出、瞳AF/○
被写体検出機能/動物、鳥、クルマ、バイク&自転車、飛行機、電車
ファインダー/
・EVF:0.39型有機ELファインダー 約236万ドット
・視野率:約100%
・アイポイント:約17.5mm (接眼レンズ最後尾から)
液晶モニター/3.0型チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター
記録メディア/SDメモリーカード (~2GB)、SDHCメモリーカード (~32GB)、SDXCメモリーカード (~2TB)、UHS-I対応
本体サイズ/幅118.4×高さ82.8×奥行き46.8mm、約378g(撮影重量)
本体カラー/ブラック、シルバー、チャコールシルバー

関連情報
https://fujifilm-x.com/

構成/清水眞希

@DIMEはサイトローンチ時より編集業務に携わる。現在は雑貨や家電、オーディオなどの新製品に加え、各種の社会調査・統計、話題の新スポットからイベント情報などを担当。信条は正確さとわかりやすさ。最近の趣味は日付が変わる時刻のウオーキング。

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