「AirFree」はこれからどうなるの?
未来のタイヤの試乗で、その走りの実力がおわかりいただけたでしょうか?
そして、次に気になるのは「いつから実用化されるか?」ではないでしょうか?
ブリヂストンは「AirFree」に関して2024年度からの3か年計画を持っており、2026年度までに社会実装を行うとしています。まずは時速20km/hまでの「グリスロ」に「AirFree」を実装する計画です。
例えば、富山市では「ビービー」という愛称の「グリスロ」が本格運行に向けた運行社会実験を開始しています。
このような自治体などと共同で、「AirFree」を実装して、公道での試験走行が始まるのです。
滋賀県の東近江市では2026年にカートタイプの「グリスロ」が、2025年11月には富山市でバスタイプの「グリスロ」が、「AirFree」の社会実装に向けた実証実験を開始する予定です。
そして、将来は自動運転と組み合わさることで、「グリスロ」はますます活躍してくれるのではないでしょうか。
同時に、「AirFree」も身近な存在となり、いつの日かタイヤに空気がないという「違和感」すら覚えなくなる日が来るかもしれませんね!
タイヤの未来はもう、すぐそこまで来ています。
【参考】空気を不要にするブリヂストンの次世代タイヤ「AirFree」
取材・文/中馬幹弘







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