2026年は『ハリー・ポッターと賢者の石』の公開から25周年を迎える。同作は日本国内の興行収入は203億円、いまなお国内興行収入ランキング8位に君臨する。日本でのハリポタ人気は根強く、2023年にはとしまえん跡地に「ワーナーブラザース スタジオツアー東京」が開業、2025年には東京・原宿に「ハリー・ポッター ショップ 原宿」がオープンした。2026年、新たな動きを見せる『ハリー・ポッター』の注目ポイントを紹介したい。
日本でも熱が冷めない「ハリポタ文化」
日本ではこの数年、ハリー・ポッター関連の新しい展開が相次いでいる。
2023年には、旧・としまえん跡地に「ワーナー・ブラザース スタジオツアー東京」が開業。映画のセットや衣装、小道具を間近に見られる体験型施設として、ファンだけでなく家族連れや海外観光客にも人気を集めている。
さらに2025年には原宿に「ハリー・ポッター ショップ 原宿」がオープン。オープン初日は大行列で話題になっている。
コラボグッズやアパレルは毎年のように発売され、『ハリー・ポッターと賢者の石』から24年、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』から14年経った今でも人気コンテンツの地位を確立している。


映画『ハリー・ポッター』シリーズがトレーディングカードゲームに!
2026年、映画『ハリー・ポッター』シリーズ トレーディングカードゲームの制作、発売が決定している。発売は2026年を予定。昨今、流行りのTCG界に「ハリポタ」がついに参戦。2023年にはディズニーが『ディズニー・ロルカナ・トレーディングカードゲーム』でTCG界に参入し大ヒットしている。競合ひしめく中、ハリポタTCGがどのような世界観やゲームシステムを採用するのか、ファンの期待が集まっている。

『ハリー・ポッター』シリーズ トレーディングカードゲーム
公式サイトはこちら
発売に先駆け、以下の場所と期間にて制作決定デザインにてOOH広告を掲出される。

<掲出期間>
2025年10月20日(月)~10月26日(日)
<掲出場所>
【東京】東急渋谷駅/道玄坂ハッピーボード

<掲出期間>
2025年10月20日(月)~
<掲出場所>
【大阪】ユニバーサルシティ駅構内/サインボード
『ハリー・ポッターと賢者の石』が世界で再上映
ワーナー・ブラザースは、「ハリー・ポッターと賢者の石」が2026年に公開25周年になることを記念して1年間にわたる大規模な記念キャンペーンを展開すると発表した。このキャンペーンでは全世界での劇場再上映のほかにもオリジナル商品の販売なども予定されているとのこと。公開日や公開地域については今後、発表される。リバイバル上映がされると、興行収入が上乗せされる。現在、『ハリー・ポッターと賢者の石』は日本国内の興行収入は203億円で第8位だが、第7位の『ONE PIECE FILM RED』(2022年公開)は203.4億円。日本で公開されると、国内興行収入ランキングに変動が起きるかもしれない。
ドラマ版や『ホグワーツ・レガシー』の続編も
2027年にはHBO制作のドラマ版「ハリー・ポッター」シリーズの配信開始が予定されている。キャストの刷新や原作小説を改めて一作ずつ作り直すとことが発表されており続報が待ち焦がれている。
そして2023年に発売されたオープンワールドRPG『ホグワーツ・レガシー』 の続編もドラマシリーズに合わせた続編も開発中との海外メディアが報じている。
ハリポタは世代を超えて愛されるコンテンツへ
『ハリー・ポッターと賢者の石』の公開から25年。当時、ハリーやハーマイオニーと同じ年齢だった子供たちは36歳になる。かつて映画館で魔法の世界に心を奪われた世代が、次はは自分の子どもと一緒にハリポタを語るようになっている。世代をまたいで共有される文化へと進化した『ハリー・ポッター』シリーズはTCGやドラマなど新たな展開に合わせてさらなる盛り上がりを見せることを期待したい。
文/峯亮佑







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