そもそも子どもにとって重要な「非認知能力は何か」を見極めよう
最後に、井上氏に子どもの非認知能力を伸ばすために日々努力する親に向け、アドバイスをもらった。
「このように非認知能力を育むには、親の日々の習慣が大きく影響することは間違いありません。しかし『非認知能力』という曖昧な言葉に振り回されていては、何をすればいいのかがわからなくなってしまいます。
まず子どもが将来豊かな人生を手に入れるために重要な非認知能力は何かを見極めることから始めてください。お子さんの将来をイメージし、その将来に必要な資質や能力を書き出すと良いかもしれません。そしてそれらを育むために、親ができることを考え、習慣化すれば、望む未来へと進んでいけるはずです」
非認知能力を伸ばす教育はこれからの子どもにとって重要なことだが、闇雲に実践するのではなく、まずは「見極め」がポイントになるようだ。ぜひヒントにしたい。
取材・文/石原亜香利







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