スープメーカーと何が違う?オーソドックスだけど便利な「オートクックポット」
基本機能はオーソドックスながら、使ってみると便利さを実感できるアイテムもある。
たとえば今年6月に発売された「オートクックポット」は、食材を細かく滑らかに攪拌するブレンダー(ミキサー)と、加熱用ヒーターを組み合わせた調理家電。
大雑把にカットした野菜と水や牛乳などの液体、そしてコンソメや塩胡椒などの調味料を入るだけで滑らかなポタージュや、歯ごたえを残したミネストローネなどが作れる。ちなみに、ヒーターを切ってブレンダーとして利用するモードも搭載しており、スムージーなども調理可能だ。
こういった製品は他社からは「スープメーカー」などの名称で発売されており、じつはそこまで珍しいものではない。しかし、本製品は本体に液晶画面が搭載されている点が特徴。
じつは、スープメーカーのほとんどが液晶画面を搭載しておらず、終了までの時間がわからないという問題があるのだ。一方、本製品は完成までの時間を分単位でカウントダウンするため、調理の時間が計算できて便利。
立ち上がりまで15秒!トップクラスのパワフルスチーム量
もうひとつ気になったのが今月発売したばかりの「衣類スチーマー+2WAYアイロン」。こちらも一見すると一般的なハンディスチーマーだが、スチーム量が約23g/分とパワフル。じつは、日本ではコンパクトサイズのスチーマーは15g/分でも「パワフル」だといわれており、23g/分というのは大手メーカーの製品と比較してもあまり見ないトップクラスのスチーム量なのだ。
昔からブルーノを知っている人ほど、同ブランドのイメージは「かわいい」「インスタ映え」といったものが先行しがち。
しかし、今回紹介した3製品のように最近は大手にも負けない機能をもつ製品もどんどん増えている。もちろん、すべてのブルーノ製品が驚くほど特徴的なわけではないが、いずれにせよデザインと機能、コストのバランスがちょうどいい製品が多い。
ちょっとした家電買い換えの際は、一度チェックしてみてほしいブランドのひとつなのだ。
文/倉本 春