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20代の会社員・公務員の9割がAIに悩みを相談、若手社員が上司や同僚よりAIを頼る理由とは?

2025.10.15

日常生活やビジネスのさまざまな場面で活用する機会が急増してきたAI。実際に活用している人たちは、AIに対してどのように思っているのか? 研修後の実践をサポートする「研修定着AI」を提供するシェルパスは、会社員・公務員として働く男女700名を対象に「AIに相談することに関する調査」を実施して結果を公開した。

AIに悩みを相談したことがある人は78.3%

AIに悩みを相談したことがある人について調査を行うと、約8割がAIに悩みを相談したことがあると回答。週1回以上活用していると回答した人も47.3%もいた。男女別では、AIに相談したことある男性が75.8%に対して、女性は80.6%で約5%も高かった。

年代別では、AIに相談した割合がもっとも高いのは20代で、約9割が相談した経験があると回答している。「AIに悩みを相談することに対してどう感じているか」については、20代と30代は約8割が前向きで、40代と50代でも6割程度は前向きだった。AIに相談することは、全世代で「悩みや目的に応じて、うまく活用したい(している)」がもっとも多い結果になった。

プライベートな相談が28.1%と高く、仕事のスキルや進め方に次いで多い結果に

AIに相談する悩みについては、「愚痴やストレスなどの悩み」、「資産管理や健康管理などの相談」、「キャリアプランや転職・副業の相談」などプライベートな相談をする割合が28.1%と高い結果になった。これは1位の仕事のスキルや進め方に関する相談(31.4%)に次いで多かった。

それ以外にも「家事や旅行などの相談」(7.5%)、「家族やパートナー、友人・知人との関係についての相談」(6.7%)、「職場の上司・同僚・部下との関わり方の相談」(6.1%)など人間関係に関する悩みの相談が多かった。AIに求めていることについては、「悩み全般の相談に乗ってほしい」(8.2%)、「愚痴を聞いてほしい」(6.6%)などが調べ物・仕事の手伝い・アイデア出しに次いで多かったという。

男女別でAIに求めていることは、女性は「悩み全般の相談に乗ってほしい」(男性7.2%に対して女性9.1%)、「愚痴を聞いてほしい」(男性4.1%に対して女性8.5%)、「話し相手になってほしい」(男性3.5%に対して女性8.5%)の割合が高く「話し相手としてのAI」が重宝されているようだ。

研修の定着にAIに相談することに約7割が前向き

人財育成研修の講師をAIが担うことを質問すると前向きな回答は約半数だったが、研修の定着にAIに相談することに対しては7割以上が前向きな回答をしたという。AIが人財育成の一部をAIが担うことに対しては、肯定的な結果といえそうだ。

仕事の人間関係の悩みを相談することに積極的な意見が過半数を超える結果に

年代別に「仕事の人間関係の悩みを相談することについて」を聞くと、AIの利用率と同じ傾向が見られたという。20代がもっとも多く77.5%が前向きな回答が集まり、40代でも56.4%、50代も51.4%と過半数を超える結果だった。男女別に「仕事の人間関係の悩みを相談することについて」を質問すると、良いと思うと回答した男性は55.5%だったのに対して、女性は70.0%と14.5%の差が見られた。女性のほうが話し相手としてAIを活用している傾向が見えたといえる。

人間関係の悩みを相談することに関する背景・理由

人間関係の悩みを相談することにポジティブな人は、「心理的なハードルが人間よりもAIのほうが低い」、「いろいろな視点を取りまとめて回答してくれそう」、「いつでもどこでも質問できるため気軽」などのコメントがあったという。

人間関係の悩みを相談することにネガティブな人では、「感情の機微や場の雰囲気を理解できないため、適切なアドバイスができないのではないか」、「講師はAIではなく、人から学びたい」、「人間関係の悩みは自分で解決したい」、「情報漏洩がこわいため、本心から相談できない」などの意見があったという。

今回の調査では、若い世代を中心にAIにさまざまな相談をしている現状が浮き彫りになった。特にプライベートの相談をする人が目立った印象だ。今後もAIの活用は広がりそうなので、自分がどうAIと関わるかをきちんと考えて利用することを心掛けたい。

「AIに相談することに関する意識調査」概要

調査対象:会社員、公務員、士業等の専門家、経営者など
調査期間:2025年9月10日~2025年9月16日
有効回答数:700名
調査方法:インターネット調査
調査機関:シェルパス
https://note.com/_sherpath/n/nab981a3fe662

構成/KUMU

30年以上暮らした東京から実家に戻った地方在住フリーライター。得意分野は、ゲーム、アニメ、マンガやIT&デジタル関連など。自宅でリモート取材や自宅作業が増えたので、20年以上ぶりにフル自作PCを作成して活用中。最近の取り組みは、実家で発掘したセガマークⅢ以降の昭和から平成のゲーム機が動くか点検すること。

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