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iPhoneのOSは「iOS26」と「iOS18」どっちがベスト?いち早くDLして辿り着いた結論は

2025.10.24

この記事を執筆している時点で、iOS26の配信が始まってから1ヶ月が経とうとしている。

筆者は既にiOS26へのアップデートを済ませているが、これをDLする際は「分かれ道」だった。というのも、それまでのiOS18のバージョンアップも用意されていたのだ。言い換えれば、iPhoneユーザーはちょっとした決断を強いられていたことになる。

新しいOSをDLする、というのは一種の「賭け」でもある。特に、iOS26はデザインが大幅変更されたため使い勝手にも多大な影響が生じている。iOS18よりも使いづらいOSだった、となれば「アップデートなんかするんじゃなかった!」と後悔する羽目になる。

そこでこの記事では、筆者がこの1ヶ月使い続けて分かった「iOS26の便利な点・機能」について解説していきたい。

特殊詐欺被害を防ぐ「通話スクリーニング機能」

iOS26には「通話スクリーニング機能」というものが搭載された。

この通話スクリーニング機能とは、要するに「着信音を鳴らす前に、相手の名前と用件を自動音声が質問する」機能である。相手の音声は画面に文字起こしする仕組みで、これにより知らない番号からかかってきた場合でも「誰が電話をしてきたのか?」ということが把握できるのだ。

これが、迷惑電話に対して強烈な効果を発揮してくれる。

筆者はこの1ヶ月で、既に数件の迷惑電話をブロックすることができた。これらの内容はいずれも「2時間以内に料金を払わないと電話回線を止める」とか「未納料金があるため法的措置を取らせていただく」とか、明らかに特殊詐欺と分かるものである。

こうした電話を文字起こしすることにより、「周りの人と内容を共有する」という行動が取れるようになる。特殊詐欺の被害に遭う人の大半は、自分一人で電話の内容を抱え込んでしまったがためにATMで送金したり、やって来た受け子にキャッシュカードを渡す。ここで信頼できる相談相手がいれば、詐欺電話の矛盾点を簡単に見抜くことができる。

こうした面での犯罪抑止にも、通話スクリーニング機能は大いに役立つはずだ。

ファイル転換も簡単にできる『プレビュー』アプリ

iOS26にはApple純正の『プレビュー』というアプリが追加された。

これは、画像や書類ファイルを編集できるアプリで、画像の上からの手書きやサイズ・解析度の調整なども可能。macOSにお馴染みのアプリが、満を持してiPhoneに登場した形だ。

Macを所有した経験のない筆者は、これを毎日少しずつ触ってみた中で驚いた点がある。フォーマットの変更ができるのだ!

HEIC、JPEG、PDF、PNG、TIFFへファイル変換することが可能で、たとえばPDFファイルをJPEGもしくはPNGにする機会はライターという商売をやっているとよくあるのだが、そうしたことも簡単にできる。こういう機能が、マジで欲しかった!

細かい話をしてしまうようだが、官公庁が発信する資料や議事録を記事内で画像として貼る場合は、絶対に「PDFからJPEGへ」の作業を経なければならない。というのも、日本の官公庁は有識者会議で使われた資料を余すことなく公式サイトで公開してくれるのだが、それらのファイルは原則的にPDF。それをJPEGにするのは、ライターの仕事だ。

正直、これはちょっとした骨になってしまう作業だったのだが、『プレビュー』のおかげで負担が大幅に減りそうだ。

写真アプリの使い勝手が大幅改善!

最後はiOS26の写真アプリについて解説したい。

この写真アプリに関しては、他のテクノロジーメディアやジャーナリスト、ライターがこぞって称賛している。……いや、もう少し正確に書けばiOS18の写真アプリのインターフェースはかなり評判が悪かった。アルバムやお気に入りの写真を探すのに、iOS18の場合はずっと下にスクロール操作しないといけないからだ。筆者自身、この仕組みに対して眉間に皺を寄せていた。

iOS26の写真アプリには、画面下に「ライブラリ」「コレクション」というボタンができた。アルバムから写真を探したい場合は、「コレクション」を押せばすぐにアルバムを見つけることができる。ここから来る使い勝手の良さが、各メディアから高評価されているという次第である。

「ひとまず様子を見る」がベター

ここまで述べたことを根拠に、「iOS26に今すぐアップデートするべき!」と強調するつもりは筆者にはない。が、iOS18が不評だった部分の改善や、「ユーザーが何を求めているのか」を上手く拾い上げ、それをiOS26に反映しているように思える。

とはいえ、新ナンバーのOSが出てきたら「ひとまず様子を見る」というのも立派な判断だということも付け足すべきだろう。このあたりは新型iPhoneと一緒で、もしかしたら重大なバグが含まれているかもしれないし、そもそもナンバーを重ねたからといって誰にとっても使いやすいインターフェースになっているという保証はない。

というわけで、そのあたりの検証をガジェットマニアに任せた上で、彼らの発信するレビューを待つ……というのが最も手堅い選択肢である。

取材・文/澤田真一

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1984年生まれ。静岡市生まれ相模原市育ち。グラップリング歴20年超。世界のスタートアップ情報からガジェットレビュー、Apple製品、キャッシュレス決済、その他諸々のジャンルの記事を執筆。

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