
予選を勝ち抜いた33名のブレーダーがベイブレード発祥の地「日本」に集結
タカラトミーは、現代版ベーゴマ『BEYBLADE X』シリーズ初となる世界大会「BEYBLADE X WORLD CHAMPIONSHIP 2025」 を、2025年10月11日・12日の2日間、東京タワーの「RED°TOKYO TOWER」にて開催した。
世界21地域で開催された本大会の予選には、6歳から67歳まで総勢1万5000名がエントリー。予選を勝ち抜いた33名のブレーダーがこの日、ベイブレード発祥の地「日本」に集結した。
そして熱戦の結果、レギュラークラス(6歳以上12歳以下)はメキシコシティ大会選出のLeobardo(レオバルド)選手、ベイブレードの世界大会として今回初めて設置した大人も参加可能なオープンクラス(6歳以上)はイスタンブール大会選出のFahreddin(ファーレッデイン)選手が世界チャンピオンに決定した。


「BEYBLADE X WORLD CHAMPIONSHIP 2025」熱戦の系譜と日本人選手の結果
大会初日の10月11日は、レギュラークラス(6~12歳以下)19名、オープンクラス(6歳以上・大人参加可)14名が参加。初戦では緊張していた選手同士も、試合前からお互いに鼓舞しあいながら打ち解け合い、勝ち進んだ選手を称えるシーンや、惜しくも予選敗退となってしまった選手を励ますシーンも見られ、言語や世代を越えた友情が生まれる瞬間も見られた。
また、レギュラークラス東京大会選出のミナト選手はベスト8、オープンクラス東京大会選出のおまんじゅうキング選手は3位となり、東京大会選出ブレーダーの活躍も大会に華を添えた。
レギュラークラスの予選では、ミナト選手はクアラルンプール大会選出のTang Jit An(タン・ジット・アン)選手と初戦で対戦して勝利。2回戦では広州大会選出のZhu Tong Yu(ジュウ・トンユー)選手と対戦。しスピンフィニッシュで決勝トーナメント進出を決めた。
オープンクラス予選では 、おまんじゅうキング選手はシンガポール大会選出のXavier(ザビエル)選手と対戦して見事ストレート勝ち。2回戦ではクアラルンプール大会選出のAkmal(アクマル)選手と対戦。バーストフィニッシュで相手を追い詰め、最後はエクストリームフィニッシュで勝利した。また、決勝トーナメントでは準決勝で敗退となってしまったが、3位決定戦で見事勝利を収めた。
◎当日の模様はアーカイブ配信で視聴できる
https://www.youtube.com/@BEYBLADEOfficialYouTube/streams
■レギュラークラス(対象/6歳以上12歳以下):決勝はLeobardo(レオバルド)選手vs Balya(バリャ)選手の白熱したバトル

決勝では、メキシコシティ大会選出Leobardo(レオバルド)選手とジャカルタ大会選出Balya(バリャ)選手の壮絶な戦いに。両選手ともにポイントを取り合う展開となったが、最後はLeobardo(レオバルド)選手がオーバーフィニッシュで勝利して、見事優勝に輝いた。
3位決定戦では、パリ大会選出Berguiny(ベルギニー)選手とソウル大会選出Kim Jung U(キム・ジョンウ)選手が対決。Berguiny(ベルギニー)選手のストレート勝ちとなった。
<優勝者・準優勝者・3位入賞者のコメント>
・優勝 Leobardo選手(メキシコシティ大会選出)
「とてもうれしいです。優勝できたことを誇りに思います。この優勝はメキシコシティのベイブレードコミュニティがもたらしてくれたものです。本当に感謝しています」
・準優勝 Balya選手(ジャカルタ大会選出)
「とても幸せですが、優勝できなくてとても悔しいです。今度は必ず優勝します」
・3位 Berguiny選手(パリ大会選出)
「準々決勝でエクストリームフィニッシュで勝てたことが、いちばん印象に残っています。多くの人にプレイを見てもらえてうれしかったです」

■オープンクラス(対象/6歳以上12歳以下):初出場イスタンブール大会選出Fahreddin(ファーレッデイン)選手vs 香港大会選出Kyle(カイル)選手の頂上決戦

決勝では、初出場のイスタンブール大会選出Fahreddin(ファーレッデイン)選手と香港大会選出のKyle(カイル)選手の戦いに。Fahreddin選手がファーストバトルをバーストフィニッシュで勝利すると、続いてスピンフィニッシュでセカンドバトルも勝利。最後はエクストリームフィニッシュを決め、圧倒的な強さで優勝の栄冠を手にした。
3位決定戦では、東京大会選出おまんじゅうキング選手とソウル大会選出Yoo Ha Jun(ユ・ハジュン)選手が対決。両者とも点を取り合い譲らない展開が続いたが、最後はおまんじゅうキング選手がエクストリームフィニッシュを決めて勝利した。

<優勝者・準優勝者・3位入賞者のコメント>
・優勝 Fahreddin選手(イスタンブール大会選出)
「まるで夢みたいな日です。サポートしてくれたすべての人たちに感謝をしています。イスタンブール大会選出ブレーダーが強いことを世界に証明することができてうれしいです」
・準優勝 Kyle(カイル)選手(香港大会選出)
「皆さんと戦うことができてうれしく思います。世界中の選手と話したり、何よりベイブレードを一緒にすることができて幸せな時間となりました」
・3位 おまんじゅうキング選手(東京大会選出)
「結果はとても悔しかったのですが、フリーバトル等ができ、言葉が通じなくてもベイブレードで心が通じてまさに世界を体感できる楽しい大会になりました。沢山の応援ありがとうございました」

関連情報
https://beyblade.takaratomy.co.jp/worldchampionship/
https://beyblade.takaratomy.co.jp
構成/清水眞希