
1983年公開の『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』を40年以上の時を経てリメイク
映画第1作が公開された1980年から45作目を迎える『映画ドラえもん』シリーズ。
今年3月に公開された44作目『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』では、週末の観客動員数ランキング6週連続一位を記録するなど、『映画ドラえもん』シリーズの記念すべき45周年として最大級の盛り上がりを見せた。
そして先日、45作目のタイトルが『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』に決定、さらに公開日は2026年2月27日(金)になることが発表された。

『映画ドラえもん』シリーズ45作目となる本作は、1983年に公開され、『映画ドラえもん』シリーズの代表作のひとつとして長く愛されてきた『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』を、40年以上の時を経てリメイクした作品となる。

そんな本作の監督を務めるのは、TVアニメ「ドラえもん」での活躍はもちろん、2007年『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~』や2011年『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』、そして2024年『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』など数々の作品に携わり、その魅力を最大限に引き出してきた矢嶋哲生監督。
脚本を手がけるのは、TVアニメ「ドラえもん」で数々のエピソードを紡ぎ出してきた村山功氏。長年の経験で「ドラえもん」を熟知する村山氏が、『映画ドラえもん』シリーズに初参戦する。
物語の概要とゲスト声優のコメント
以下、その作品概要とゲスト声優のコメントをお伝えする。
本作の舞台は、地球の中心に一番近い場所とされる“海底”。謎と神秘に包まれる海底世界で、ドラえもんたちが大冒険を繰り広げる。
物語の舞台となる海底で暮らす、海底人の国・ムー連邦の兵士・エルを演じるのは、数々の人気アニメ・ゲーム作品に声優として出演し確かな存在感を放ちつつ、アーティストとしても活躍の場を広げる注目の若手声優・千葉翔也さんだ。
そして、今回の冒険で大活躍するドラえもんのひみつ道具・水中バギーを演じるのは、個性豊かなキャラクターたちを巧みに演じ分ける実力派声優・広橋涼さん。2021年放送のTVアニメ「ドラえもん」に出演しているが、『映画ドラえもん』シリーズは初参戦となる。

■ムー連邦の兵士・エル/千葉 翔也
プロフィール/海底人の国・ムー連邦の兵士。海底にやってきたドラえもんたちを監視する役目を担っていたが……。
◎千葉翔也さんコメント
日々観ていて、大晦日といえばドラえもんでした。当たり前に触れて価値観を育まれた作品です。
ここ数年何度か劇場で観たりもしていたので…そのスケール感や皆さんの温かいお芝居を想像し、後悔しないように臨みました。エル役に決まり心から嬉しくて、その気持ちはどんどん増しています。
彼は海底人として、正義感と冷静さを兼ね備えた人です。陸上人には複雑な想いを抱えています。
「のび太の海底鬼岩城」ではバギーとの関係が印象的で、クライマックスが心に残っていましたが、今作ではのび太達に出会ったエルの心情も丁寧に描写されているので注目していただきたいです!
原作にあるセリフがさらに輝きを増すような言葉がいくつも出てきて、心が揺さぶられました。脚本を読んで、さらにに世界が広がりました。
■水中バギー/広橋 涼
プロフィール/ドラえもんのひみつ道具の1つで、海底キャンプ用の移動手段として出した水陸両用のバギーカー。水中を高速で走ることができ、コンピューター内蔵なので会話もできる。
◎広橋 涼さんコメント
子供の頃、従兄から借りた『のび太の宇宙小戦争』のアニメ漫画を何度も読みました。
幼かったので実際に映画を見られたのかどうかは覚えていません。ただ、頭の中では漫画からドラえもん達の声が聞こえてきて映像が流れていました。ドールハウスや牛乳風呂に憧れて、いつもの仲間のいつもとはまた違う姿にワクワクしながら夢中でページをめくりました。
『のび太の海底鬼岩城』は今回初めて触れるお話です。このすこしふしぎな世界でバギーちゃんとして新たな冒険ができるなんて大きなプレゼント過ぎます。ありがとうございます。
バギーが皆様を海底の世界にご案内いたします。振り落とされないようについてきてくださいませ!
作品概要
公開日/2026年2月27日(金)
タイトル/『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』
原作/藤子・F・不二雄
監督/矢嶋哲生
脚本/村山功
キャスト/ドラえもん:水田わさび のび太:大原めぐみ
しずか:かかずゆみ ジャイアン:木村昴 スネ夫:関智一
エル:千葉翔也 水中バギー:広橋涼
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2026
構成/清水眞希