「ポケモンカード」が人生を変えた──!?バレーボール日本代表の若きエース・髙橋 藍さんの運命的なエピソードから、大人になった今も夢中で遊ぶ『ポケポケ』の魅力まで〝バレーボールと交差する秘話〟に迫る!
『ポケポケ』のきっかけはバレー人生のルーツにあり!?
小学生の時にアニメを観ていて、ポケモンは昔から大好きでした。ゲームは『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』世代で、『劇場版ポケットモンスター ディアルガvsパルキアvsダークライ』を観て、本当にのめり込んでいました。
ただ、当時の僕はまだポケモンカードを持っていなくて……。友達のキラキラしたカードがうらやましかった! 小2の頃、バレーボールクラブに誘われていたのですが、僕がポケカを欲しがっていることを知った監督が床にカードを一枚ずつ置いて、コートまでおびき寄せたんです(笑)。バレーボールはあまり乗り気じゃなかったけど、「拾ったらクラブに入ってね」と言われ、まんまと始めてしまいました。こんなギャグ漫画みたいな出来事がポケカとの出会い。
幼少期の懐かしい思い出もあり、大人になってからも『ポケポケ』のリリースを楽しみに待っていました! 配信されたらすぐにサンバーズ大阪のチームメイトみんなで遊んで、レアなカード集めや対戦で盛り上がりましたね。兄(髙橋 塁選手)も一緒にプレイしていますし、チームメイトの喜入祥充(きいれ よしみつ)選手はかなり強い! ロッカールームや移動のバスで遊んでいます。日本代表でも石川祐希選手や山本智大選手など、『ポケポケ』をやっている人が多く、バレー界ではちょっとしたブームに。お互いの性格をよく知るチームメイトとの対戦は読み合いが白熱して面白い!
小学生の頃、髙橋さんが夢中で集めたポケカを初公開!

【ポケポケ愛の秘密】
『ポケポケ』を始めるきっかけにもなった紙の「ポケモンカード」。もっとたくさんあったのですが、ほとんど親戚の子供にあげちゃいました(笑)。
試合や練習が忙しい時は集めるだけでも十分楽しい!
『ポケポケ』はパックを引く瞬間がやっぱり魅力的。「ピカチュウex」「リザードンex」「セレビィex」などを中心にしたデッキは網羅していて、あとはサポートカードの「カツラ」と「ギャロップ」「キュウコン」が中心の炎デッキもお気に入りです。
試合や練習が忙しくて時間がない時でも、コレクションはずっと楽しんでいます。どのカードもイラストがスゴくて永遠に見ていられる! リリース直後からずっと集めているので、今の生涯獲得枚数は……(スマホを確認して)もう8000枚になってますね(笑)。
選手としての自分に似ている「ピカチュウex」
もし自分自身を『ポケポケ』のカードに例えるとしたら、僕は「最強の遺伝子」の「ピカチュウex」みたいなタイプかも。どんな相手にもバランスよく戦える能力は、バレーボール選手としての自分に通じるところがあります。攻めだけでなく、守りやサポートもできる「安定感」が強み。あと自分で言うのは恥ずかしいけど、雰囲気がミュウツーに似ていると言われたこともあります(笑)。
ちなみに、『ポケポケ』のバトルもバレーボールと共通点があるように感じます。エネルギーをつけるポケモンを考えたり、サポートのカードを選択したり、戦略が肝となるのは試合も同じ。あと、意外と運の要素が重要なのも似ていますよね。
『ポケポケ』は僕にとって大切なコミュニケーションツール。世代を超えて、たくさんの人たちとつながっています!
いろいろなデッキでの駆け引きが熱いです!

【ポケポケ愛の秘密】
地道にポケモンを進化させるのが僕流の戦い方。カイリューの「りゅうせいぐん」など、ロマンのあるワザが好きでよく使っています!
〈My favorite ポケポケ’sカード〉リザードンex

【ポケポケ愛の秘密】
圧倒的な攻撃力を誇る「リザードンex」はお気に入りの一枚。火を吹く、空を飛ぶ……など少年心をくすぐるリザードンのかっこよさが大好き!
マイデッキも「リザードンex」を中心に構成!


バレーボール日本代表(サントリーサンバーズ大阪所属)
髙橋 藍さん
2001年9月2日、京都府生まれ。日本体育大学在学中からイタリア・セリエAでプレー。24年からはサントリーサンバーズ大阪に所属。チームを優勝に導き、チャンピオンシップMVPなど個人賞も多く獲得。今季よりキャプテンを務める。
取材・文/楓 拓磨 撮影/須田卓馬 ヘアメイク/上田 忍 編集/井田愛莉寿
© 2024 Pokémon. © 1995-2024 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc. © 2024 DeNA Co., Ltd.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
※画面は開発中のものです。
※本記事は、9月16日発売のDIME11月号に掲載されたものです。2025年8月末時点の情報になります。
DIME11月号は『ポケポケ』の大特集!はじめしゃちょー、髙橋 藍、笹木咲がポケポケ愛を語る!
なぜ『ポケポケ』は空前の大ヒットを遂げたのか――。
その答えが、ここにある。
2024年の10月30日にリリースされるや否やわずか4か月で全世界1億ダウンロードという空前の大ヒットを遂げた人気アプリ『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』。単なるゲームの枠を超え、一大カルチャーとなりつつある〝ポケポケ現象〟の深層に、トレンドマガジン「DIME」が迫ります!
DIME11月号の特集では、動画クリエイターのはじめしゃちょー、バレーボール日本代表の髙橋 藍選手、大人気VTuberの笹木咲さん(にじさんじ)といった著名人へのインタビューをはじめ、イラストや革新的な「イマーシブカード」の制作秘話、初の公式大会「にじさんじポケポケ杯」の舞台裏まで、知ればもっと『ポケポケ』が楽しくなる50の秘密を解き明かします!
また、特別付録は1950年の誕生以来、多くの人々に親しまれてきた「ワーゲンバス」、そしてノスタルジーと先進性が融合したEVミニバン「ID.Buzz」をプリントした「フォルクスワーゲンBUZZトート」! EV特集と合わせてぜひ、お楽しみください。
DIME11月号
【超限定!DIMEだけの特別付録】
「フォルクスワーゲンBUZZトート」!!
表面にはノスタルジーと先進性が融合したEVミニバン「ID.Buzz」を、裏面には1950年の誕生以来、多くの人々に親しまれてきた「ワーゲンバス」をプリント。タテ37cm×ヨコ45cmの実用的なBIGサイズなので、買い物やレジャーなどで大活躍間違いなし!
◆付録の紹介動画
■DIME SPECIAL1
世界累計1億ダウンロード突破! 大ヒットの理由を徹底取材、あなたの知らない『ポケポケ』の秘密50
なぜ『ポケポケ』は空前の大ヒットを遂げたのか――。
「ポケモンカード」の魅力を凝縮しながらも、まったく新しい体験として再構築されたスマートフォン向けアプリ『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』。「ポケモンカード」を集める、バトルする、そして世界中の仲間とつながる。その全てに、かつてない没入感が宿っている。知ればもっと楽しくなる〝ポケポケ現象〟の秘密に、今、DIMEが迫る!
・はじめしゃちょー、髙橋 藍(バレーボール日本代表)、笹木咲(にじさんじ・VTuber)に聞く、『ポケポケ』愛
・年表で一気見せ!拡張パックで振り返る『ポケポケ』History
・ゲームの世界を彩るイラスト制作に密着取材!
・「イマーシブカード」に秘められたこだわりの演出制作秘話
・ポケモン愛が満載!これが私の推しデッキ
・『ポケポケ』初の公式大会「にじさんじポケポケ杯」の舞台裏
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・株式投資家テスタの投資じゃない話
・ヒャダインの温故知新アナリティクス
・小山薫堂のscenes
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・キーワードで読み解く社会学 Buzz Word
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