
欲しいカードをゲットした瞬間、強敵とのバトルに勝った高揚感──。つい誰かに話したくなる〝自慢〟が交流の起点になる。そんな仕掛けが『ポケポケ』には満載だ。その面白さを知り尽くす動画クリエイター・はじめしゃちょーさんが、愛情たっぷりに解説!
1日2回の無料パック開封がルーティン
ポケモンは原作のビデオゲームから遊んでいて大好きです。最初の出会いは父がプレイしていた『ポケットモンスター 赤・緑』で、こっそり遊ばせてもらっていました。自分で初めて買ったのが『ポケットモンスター 金・銀』で、最新作の『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』まで全シリーズをプレイ。「ポケモンカードゲーム(ポケカ)」にハマっていた時期もあって、地元で行なわれた公式イベントに参加したこともあります。ですから『ポケポケ』が発表された時は本当に衝撃でしたね。楽しみなのはもちろんですが、「対戦ルールは? ほかにどんな遊び方があるんだろう?」と、想像を膨らませながら待ちわびていました。
リリース直後はパックを開けてコレクションしつつ、知り合いとのプライベートマッチを楽しんでいましたが、ランクマッチが実装された2025年3月当初は、長い日だと半日以上ぶっ通しでプレイしたことも(笑)。今も1日最低2時間はアプリを開き、1日2回できるパックの無料開封から始めるのが、毎日のルーティンです。
ちなみに、ランクマッチは今のところ毎シーズン一番上のマスターボールランクまで到達できていますが、勝率には波がありますね。というのも、SNSで他の人が投稿しているデッキを見かけるとすぐ試したくなって、たまに自分に合わない構成でうまく使いこなせずに負けることがあるんです(笑)。
アプリのスクリーンショットひとつで誰でも気軽に自作デッキをSNSに投稿できて、それが一種の〝デッキ作りコンテスト〟みたいになっているのも、『ポケポケ』ならではの醍醐味。こうした〝自慢〟したくなる仕組みは対戦以外にもあります。例えばゲットチャレンジ。他の人からカードをおすそ分けしてもらえる機能で、シャッフルされた5枚から1枚を引くんですが……今日、たまたま1枚だけ入っていたレアなカードを引き当てたんですよ! あまりにうれしくて、画面録画した動画を周りに見せちゃいました。これもひとつの自慢ですよね。
珠玉のコレクションが〝万バズ〟しました(笑)

【ポケポケ愛の秘密】
僕は、集めてきたレアなカードを並べたコレクションボードを公開しているのですが、何と「いいね」が2万6000ももらえたんです! めちゃうれしかったですね。
『ポケポケ』プレイヤーをつなぐ架け橋に
集めたカードをファイルに並べて飾れるコレクション機能も、人に見せたくなる魅力があります。収集や対戦をがんばった成果が、そのまま新しいつながりや会話のきっかけになる、そんな仕掛けが『ポケポケ』には詰まっていますね。
「その成果を得るまでのハードルが高いのでは?」と思う人もいるかもしれません。けれど実際はそうでもなくて、毎日2回の無料パック開封やゲットチャレンジのおかげでカードは集めやすいんです。対戦面においても、強いとされるポケモンやデッキは日々入れ替わるので、自分の好きなポケモンで戦いやすいゲームだと感じます。
そういう自由さがあるからこそ、もっと多くの人に長く遊んでほしい! そこで僕のYouTubeでは、パックの開封動画を投稿する時に、カードの効果や使い方を自分なりに解説するようにしています。イラストの魅力は見れば分かりますが、対戦での立ち回りはやっぱり経験が必要ですから。そこを経験者として補足してあげるのは大事なんじゃないかなって。僕はトップランカーではありませんが、初心者と上級者の中間にいる立場だからこそ、『ポケポケ』を楽しむための架け橋になれたらいいなと思っています。
ゲットチャレンジは絶対やるべき!

【ポケポケ愛の秘密】
ゲットチャレンジはたまにとんでもないレアなカードが流れてきます。それを拡張パックよりはるかに高い5分の1の確率でゲットできるなら、やらなきゃ損!
〈My favorite ポケポケ’sカード〉ピチュー

【ポケポケ愛の秘密】
ピチューが本当にかわいくて大好き! 拡張パック「空と海の導き」でついに初登場して、感無量です。

動画クリエイター
はじめしゃちょーさん
UUUM所属。「24時間生活シリーズ」をはじめ、「自由」をモットーに斬新な企画力と実行力で生まれる動画が人気を集めている。チャンネル登録者数は1630万人※。
※2025年8月現在
取材・文/桑元康平=すいのこ 撮影/深山徳幸 ヘアメイク/吉村 健 編集/原口りう子
© 2024 Pokémon. © 1995-2024 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc. © 2024 DeNA Co., Ltd.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
※画面は開発中のものです。
DIME11月号は『ポケポケ』の大特集!
なぜ『ポケポケ』は空前の大ヒットを遂げたのか――。
その答えが、ここにある。
2024年の10月30日にリリースされるや否やわずか4か月で全世界1億ダウンロードという空前の大ヒットを遂げた人気アプリ『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』。単なるゲームの枠を超え、一大カルチャーとなりつつある〝ポケポケ現象〟の深層に、トレンドマガジン「DIME」が迫ります!
9月16日発売DIME11月号の特集では、動画クリエイターのはじめしゃちょー、バレーボール日本代表の髙橋 藍選手、大人気VTuberの笹木咲さん(にじさんじ)といった著名人へのインタビューをはじめ、イラストや革新的な「イマーシブカード」の制作秘話、初の公式大会「にじさんじポケポケ杯」の舞台裏まで、知ればもっと『ポケポケ』が楽しくなる50の秘密を解き明かします!
また、特別付録は1950年の誕生以来、多くの人々に親しまれてきた「ワーゲンバス」、そしてノスタルジーと先進性が融合したEVミニバン「ID.Buzz」をプリントした「フォルクスワーゲンBUZZトート」! EV特集と合わせてぜひ、お楽しみください。
DIME11月号
【超限定!DIMEだけの特別付録】
「フォルクスワーゲンBUZZトート」!!
表面にはノスタルジーと先進性が融合したEVミニバン「ID.Buzz」を、裏面には1950年の誕生以来、多くの人々に親しまれてきた「ワーゲンバス」をプリント。タテ37cm×ヨコ45cmの実用的なBIGサイズなので、買い物やレジャーなどで大活躍間違いなし!
◆付録の紹介動画
■DIME SPECIAL1
世界累計1億ダウンロード突破! 大ヒットの理由を徹底取材、あなたの知らない『ポケポケ』の秘密50
なぜ『ポケポケ』は空前の大ヒットを遂げたのか――。
「ポケモンカード」の魅力を凝縮しながらも、まったく新しい体験として再構築されたスマートフォン向けアプリ『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』。「ポケモンカード」を集める、バトルする、そして世界中の仲間とつながる。その全てに、かつてない没入感が宿っている。知ればもっと楽しくなる〝ポケポケ現象〟の秘密に、今、DIMEが迫る!
・はじめしゃちょー、髙橋 藍(バレーボール日本代表)、笹木咲(にじさんじ・VTuber)に聞く、『ポケポケ』愛
・年表で一気見せ!拡張パックで振り返る『ポケポケ』History
・ゲームの世界を彩るイラスト制作に密着取材!
・「イマーシブカード」に秘められたこだわりの演出制作秘話
・ポケモン愛が満載!これが私の推しデッキ
・『ポケポケ』初の公式大会「にじさんじポケポケ杯」の舞台裏
…and more!
■DIME SPECIAL2
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・株式投資家テスタの投資じゃない話
・ヒャダインの温故知新アナリティクス
・小山薫堂のscenes
・データウオッチング
・キーワードで読み解く社会学 Buzz Word
・DIME LOUNGE STORE
・BUSINESS BIBLE SELECTION
・CAR of the DIME