
近年、家電や生活機器が相互に連携して、より効率的で心地よい暮らしを実現するスマートホームの需要が高まっているという。そこで家具から家電まで、暮らしに関わる商品を展開するニトリでは、ホームIoTプラットフォーム「HomeLink」を開発・提供するリンクジャパンと共同で、スマートホーム向けのアプリの提供、およびIoT商品を新発売した。
本稿では、「対応した家電に買い替える必要があるのでは」「設定が複雑そうで不安」といった悩みも解決するという、その概要を紹介する。
ユーザー視点を重視した開発姿勢でスマートな住まいを提案
■スマートリモコン(SRC01)

簡単なセットアップで、今ある家電がスマート家電として使えるリモコン(※1)。赤外線リモコン付き家電(エアコン、テレビ、照明、扇風機など)を、スマートフォンのアプリ「HomeLink」でまとめてコントロールできる。
外出先からの遠隔操作や、スマートスピーカーとの連携による音声操作にも対応しているほか、スマートLED電球等のBluetooth製品を家庭のWi-Fiに接続するハブも内蔵している(USB電源アダプターは別売り。DC5V/1A以上)。
また、リモコンがついていない家電製品も「スマートプラグSP01」を使用すれば、アプリで電源のON/OFFが可能になる(※2)。
・3990円(税込)https://www.nitori-net.jp/ec/product/2113400055117s/
※1 赤外線リモコン付き家電をアプリでコントロールできるようになる。全てのリモコン付き家電に対応していることを保証するものではない。
※2 リモコンがついていない家電への電源供給をON/OFFする。コンセントにつなぐだけで電源がONにできる家電は、スマートプラグで家電の電源ON/OFFが可能になる。
■スマートLED電球(SLB01)

アプリから調光・調色やON/OFFができるスマートLED電球。タイマーによるコントロールや、後述するシーンに登録しての使用(※5)など、暮らしに合わせて自由自在にカスタマイズが可能だ。
E26口金に対応しており、一般的な照明器具にそのまま取り付けることができる。
・1990円(税込) https://www.nitori-net.jp/ec/product/2113400055124s/
※5 本製品はBluetoothを使用して操作する機器のため、後述のシーンに登録して使用するためには、あらかじめスマートリモコン(SRC01)などのハブを内蔵した製品と連携しておく必要がある。
■スマートプラグ(SP01)

スマートプラグをコンセントにつなげば、従来の家電もアプリで簡単にON/OFF操作が可能になる(※6)。電力消費量や電気料金の確認、タイマー・スケジュール設定にも対応している。
・2990円(税込) https://www.nitori-net.jp/ec/product/2113400055148s/
※6 リモコンがついていない家電への電源供給をON/OFFする。コンセントにつなぐだけで電源がONにできる家電は、スマートプラグで家電の電源がON/OFF可能になる。
スマート温湿度センサー(STH01)

部屋の温度・湿度をリアルタイムで測定して、アプリを通じていつでも確認ができる。連動設定をすれば、「室温が25度以上になったら自動でエアコンの電源をON」といった機器連携が可能になり、快適な室内環境づくりをサポートしてくれる。
・2990円(税込) https://www.nitori-net.jp/ec/product/2113400055155s/
専用アプリ「HomeLink」:無料専用アプリで家電を一括管理
すべての製品は無料の専用アプリ「HomeLink」で一括管理できるため、複数のアプリを使い分ける必要がない。スマートフォンひとつで家の中の家電をまとめて操作できるので、リモコンやスイッチを探す手間からも解放される。
さらに、初期設定やセットアップもアプリの案内に従って簡単に行なえるため、初めてスマート家電を導入される人でも安心して利用できる。

家の中はもちろん、外出先からでもアプリからスマートリモコンで家電を操作することや、スマートプラグで家電の電源をON/OFF(※2)することがで可能。たとえば「帰宅前に部屋を快適な温度にしておきたい」「ケトル等の電源を切ったか(コンセント抜いたか)心配」といった時も、アプリを使っての遠隔操作が行なえる。
※2 リモコンがついていない家電への電源供給をON/OFFする。コンセントにつなぐだけで電源がONにできる家電は、スマートプラグで家電の電源ON/OFFが可能になる。
■シーン設定で登録した家電をワンタップでON/OFF
毎日の暮らしの中で使いやすい「シーン」機能を搭載。各シーンに登録した複数の家電製品を一括でON/OFFが可能になる。
例えば忙しい毎日の朝、お出かけ前に「行ってきます」をタップすれば、照明、テレビ、エアコンなどを一括でOFFに、反対に帰宅時に「ただいま」をタップすれば一括でONになる。
※ 事前にシーンごとの機器登録が必要。
関連情報
https://www.nitori-net.jp/ec/product/2113400055117s/
構成/清水眞希