
スズキは、小型乗用車 新型「クロスビー」を2025年10月2日より発売することを発表した。
この新型「クロスビー」は、「アクティブシーンに似合う個性的なデザインと広い室内空間を兼ね備えたコンパクトクロスオーバー」をコンセプトに、愛着のわくデザインや使いやすく広い室内空間といったクロスビー本来の特長に加え、先進安全装備や快適装備の拡充、走行性能や燃費性能を大幅に進化させた小型乗用車となる。
エクステリアは、たくましさを感じさせる角を丸めた四角をモチーフとすることでSUVらしい力強さを、インテリアは、革とステッチを模したパネルや、二段式センターコンソールの採用により、小型車らしい上質さを表現している。
パワートレインには、スイフトやソリオに搭載しているZ12E型エンジンとCVTを採用し、燃費性能と走行性能の両立を実現した。さらに安全機能は、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」を採用し、アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]や車線維持支援機能、車線逸脱抑制機能を標準装備。また、アクティブコーナリングサポートやブラインドスポットモニター、スズキ国内初となる7インチメーターディスプレイ[カラー]を新たに採用するなど、機能の拡充を図った。
装備では、電動パーキングブレーキ[ブレーキホールド付]やステアリングヒーターを採用したほか、スズキコネクトにも対応し、快適装備を充実させた。さらに新型「クロスビー」は経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当する。
新型「クロスビー」の主な特長
■デザイン
・エクステリアは、たくましさを感じさせる角を丸めた四角をモチーフとし、ユニークで愛着のわくデザインに進化。
・インテリアはインパネやドアトリムを全面刷新し、SUVらしい力強さと上質さを表現しつつ、フロントドアトリムとインパネが繋がり室内が広く見えるデザインとなっている。
・アルミホイールは、クロスビーのXをモチーフに、タフさを感じさせるデザインとなっている。
・車体色は、遊び心と力強さを兼ね備えた新色「ミスティックブルーメタリック」や、ルーフ・サイドカラーパネル・バンパーガーニッシュをブラックに統一したブラックタフ2トーンを含む、2トーン9色、モノトーン4色の全13通りのカラーラインアップ。
・レザー調&撥水ファブリックシート表皮、専用のカラーを採用したインテリアとヘッドアップディスプレイ、LEDルームランプをセットにしたアップグレードパッケージが設定された。
■パッケージ
・コンパクトで取り回しが良いサイズながら、広い室内空間を実現。
・多彩なアレンジが可能なリヤシートと、使い勝手に優れたラゲッジフロアを備えている。
■パワートレイン
・スイフトやソリオに搭載されているZ12E型エンジンとCVTを採用。燃費性能を高め、全車エコカー減税の対象となる。
■走行性能
・スポーツモード、スノーモード、グリップコントロール、ヒルディセントコントロールを2WD車にも採用。
・コーナリング時の膨らみを抑えるアクティブコーナリングサポートを採用。
・減衰接着剤の採用などにより、快適な乗り心地と、高い操縦安定性・静粛性を実現させた。
■安全機能
・ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせにより、検知対象を車両や歩行者、自転車、自動二輪車とし、交差点での検知にも対応した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」を採用。
・高速道路での運転をサポートするアダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]と車線維持支援機能、車線逸脱抑制機能を全車標準装備。
・その他、降車時警報機能を追加したブラインドスポットモニターや夜間の視認性を向上させるアダプティブハイビームシステムなど、最新の予防安全技術を採用。
■機能・装備
・パーキングブレーキの作動、解除の操作を指先で行うことができる電動パーキングブレーキ[ブレーキホールド付]を採用。
・ステアリングヒーターや急速充電に対応したUSB電源ソケット[Type-C、PD対応](2個)を採用。
・スズキ緊急通報やリモートエアコンなどのアプリ機能を利用できるスズキコネクトに対応。
・スズキ国内初となる7インチメーターディスプレイ[カラー]を標準装備。
■その他
・フロントグリルのメッキを廃止し、ホットスタンプを採用することで汚染物質の排出を防止。また、ラゲッジボックスにはリサイクル材を使用し、様々な面から環境への配慮を進めている。
【メーカー希望小売価格】
関連情報:https://www.suzuki.co.jp/car/xbee/
構成/土屋嘉久