ファーウェイと本間ゴルフがコラボ!ゴルファーを強力にサポートするスマートウォッチ「HONMA×HUAWEI Watch GT 6 Pro」
2025.10.11
ファーウェイ・ジャパンと本間ゴルフが協業し、最新のゴルフ機能を搭載したスマートウォッチの特別モデル『HONMA×HUAWEI Watch GT 6 Pro』を発売する。10月14日から家電量販店や大手ECサイト、HUAWEIストア、全国のHONMA直営店・公式オンラインショップで販売予定。価格は5万2580円で、日本限定販売となっている。
10月6日にファーウェイ・ジャパンが開催した、「2025年下半期フラッグシップ新製品発表会」でお披露目された。同発表会では最新スマートウォッチ『HUAWEI Watch GT 6 Pro』、『HUAWEI WATCH GT 6』のほか、空間オーディオ搭載のワイヤレスヘッドフォン『HUAWEI FreeBuds 7i』、血圧計内蔵のスマートウォッチ『HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計』の新色なども発表された。
日本の匠の技を結集したラグジュアリーブランドがモチーフ
『HONMA×HUAWEI Watch GT 6 Pro』はゴルフをはじめ、ウインタースポーツや登山、ランニング、サイクリングなど、幅広いスポーツに対応しつつ、約21日間の連続使用が可能な『HUAWEI Watch GT 6 Pro』をベースに、ブラック&ゴールドを基調とした高級感あるデザインを採用する。
本間ゴルフ代表取締役社長 兼 最高経営責任者の小川典利大氏によれば、「日本発祥のブランドとして、我々の持っている技術をどう入れられるか。スマートウォッチのいろいろなテクノロジーに関しては、ファーウェイさんにお任せしながら、本間ゴルフとして何ができるか考え、他社にはないデザインをということで、我々のラグジュアリーブランドである『BERES』のデザインを取り入れた」とのこと。バンドやバックルにはHONMAロゴが刻印されているほか、ブランドモチーフをデザインした専用の文字盤も用意されている。
各種スポーツに対応し、サイクリングモードではサイクリングパワーの試算もできる多彩なワークアウト機能に加えて、高性能な睡眠モニタリング機能、管理医療機器として承認済みの心電図機能など、運動管理、健康管理に役立つ機能を多数搭載。注目のゴルフ機能は、ファーウェイ製スマートウォッチの最上位モデル『HUAWEI WATCH Ultimate』と同等の、充実した機能が搭載されている。
コースマネジメントをサポートする多彩なゴルフ機能を搭載
ゴルフコースは、国内99%、海外1万7000以上のゴルフ場をカバー。マップをダウンロードして、最大輝度3000ニトと明るい約1.47インチの有機ELディスプレイ上で、クラウンを回して拡大・縮小しながら距離を確認できる。傾斜も考慮して距離を計算、表示する機能や、手元で三点距離を測定できる機能、グリーンの傾斜や方向を視覚的に示す機能、ショットの記録から、おすすめのクラブを提案してくれる機能まで、本格的かつ幅広いゴルフ機能が利用できる。
すでにプレイで使用したという小川氏は、「スマホからコースデータをダウンロードするのが速い。プロの機材と比べても距離に大きなズレがなく、高低差にも考慮して距離を出してくれる。グリーンのアンジュレーションもすごく助かった」と、『HONMA×HUAWEI Watch GT 6 Pro』の、ゴルフ機能の利点を説明した。
専門的なゴルフへの知見とテクノロジーの融合を目指し協業
ファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョン プレジデントの賀磊(ハ・レイ)氏によれば、今回のコラボレーションは1年近くをかけて、両者で協議してきたものだという。
「ゴルフは日本において長い伝統を持っていて、さらに広いユーザー基盤を持っているスポーツです。そこで我々は2024年3月から、まず日本市場のためだけにゴルフ機能を搭載したスマートウォッチをローンチし、以降機能改善を続けてきました。もっと専門的で日本のゴルフ市場に詳しいパートナーが必要だと感じていた中、日本で長い歴史を持ち、またゴルフ発展のためのDXを検討されていた、本間ゴルフさんに出会いました」とハ・レイ氏。
協議の過程では、ハ・レイ氏自らも山形県にある本間ゴルフ酒田工場に足を運んだとのこと。クラブを1本1本手作業で製造する過程や、匠の技を持つ職人の姿、本間ゴルフの歴史に感動したという。「本間さんの専門的なゴルフの知見、そして私たちの革新的な技術を融合させることで、必ず新たな伝説が刻まれると信じています」と、協業に自信を見せた。
今後の展開について、「ゴルフ場ではキャディさんが不足していて、セルフプレイが増えている。スマートウォッチがキャディさんの代わりになるように、さらに進化していってほしい」と、期待を寄せた小川氏。「テクノロジーについてはお任せですが、今増えている室内のシミュレーションゴルフと連動するようなものも、何か一緒にできればいいなと思っています」と話していた。