
DJI JAPANは、超小型アクションカメラ「Osmo Nano」の販売を開始した。64GBモデルと128GBモデルを用意し、希望小売価格は「Osmo Nano スタンダードコンボ (64GB)」が43,890円、「Osmo Nano スタンダードコンボ (128GB)」が48,730円。
超小型なカメラ本体とモニター搭載の多機能ビジョンドッグで構成!
「Osmo Nano」は、超小型なカメラ本体とモニターを搭載した多機能ビジョンドッグで構成するウェアラブルカメラ。マグネット設計により、カメラとドッグは簡単に着脱可能で、専用アクセサリーと組み合わせることで、帽子やヘルメット、ペットの首輪などさまざまな場所にカメラを取り付けることができる。
また、1/1.3インチセンサーと高品質画像処理プロセッサーを搭載し、最大13.5ストップのダイナミックレンジを実現。コンパクトながら、高画質の映像を撮影することが可能だ。
■超コンパクト&マグネット設計でさまざまな場所に取り付け可能
カメラ本体の重さは52g、サイズは約57×29×28mmと超軽量コンパクト。また、磁気を使った簡単な取付け方法、多彩なアクセサリーオプションにより、ヘッドバンド、ヘルメット、ストラップ、帽子などあらゆる場所に装着できる。
さらに、ウォータースポーツやアウトドアといったシーンにおいては、カメラ本体は追加のハウジングなしで水深10mまでの防水性を発揮する。
■1/1.3インチセンサーと高品質画像処理プロセッサーを搭載
1/1.3インチセンサーを搭載し、最大4K/60fpsの動画撮影と4K/120fpsのスローモーション撮影に対応。また、高性能な画像処理プロセッサーを採用し、最大13.5ストップのダイナミックレンジに実現。低照度環境でも印象的な描写力を発揮する。さらに、143度の視野角に対応し、広い範囲の景色をフレームに収めることができる。
10-bitおよびD-Log Mカラーパフォーマンスにも対応。10-bit動画では最大10億色を捉え、8-bit標準動画よりも72%広い色域をカバー。一方、D-Log Mモードは色情報や照度情報を保持し、ポストプロダクションやクリエイティブな編集において、より高い柔軟性を発揮する。
低照度環境下では、Osmo Nanoのスーパーナイトモードを使えば、ノイズ低減アルゴリズムにより、画質が向上。映像ブレ補正機能については、±30°までの傾きを補正して映像の水平レベルを維持するHorizonBalancingと、カメラのブレを効果的に低減するRockSteady 3.0に対応する。
■リモート操作や高速充電に対応する多機能ビジョンドック
多機能ビジョンドックは、ディスプレイ画面、リモート撮影トリガー、充電ステーション、高速ファイル転送ステーションとして活躍。マグネット設計により、どちらの向きでもカメラをドックに取り付けられ、セルフィーとポートレートの切り替えもスムーズに行なえる。
また、高速充電にも対応しており、わずか20分でカメラのバッテリーを80%まで充電することが可能。ドックに接続してフル充電すれば、最大200分の1080p/24fps動画を撮影することができる。
さらに、microSDカードスロットも搭載し、PD急速充電ケーブルでモバイル端末やPCと接続すれば、最大600MB/sのデータ転送が可能だ。
■ステレオ録音用のデュアル内蔵マイクを搭載
コンパクトながら、ステレオ録音用のデュアル内蔵マイクを搭載し、クリアで鮮やかな音声を提供する。また、OsmoAudioマイク直接接続機能により、レシーバーを使わずに、2台のDJIマイクトランスミッターに接続することもできる。
■多彩な撮影モードに対応
横向き・縦向き撮影の切り替えが可能なほか、撮影間隔とクリップの長さを設定して自動で録画する機能も搭載。また、自動録画モードでうなずくジェスチャーやデバイスをタップするだけで撮影を開始するジェスチャー操作や、録画ボタンを押す直前からの映像を自動保存するプリ録画にも対応する。
製品情報
https://www.dji.com/jp/nano
構成/立原尚子