
キングジムは、ラベルプリンター「テプラ」のグローバル(多言語対応)版として、英語に対応した「テプラPRO SR-R5600GS」を開発し、ベトナム、フィリピン、タイ、カンボジアにて順次販売を開始した。価格はオープン。
ラベルライター「テプラ」は、1988年の発売以来、日本語ラベルライターのパイオニアとして、オフィスや家庭でさまざまな用途に幅広く活用されている。海外では、2007年より中国市場に向けた中国語版「テプラ」の本格展開を皮切りに、英語版・中国語版など複数モデルを投入し、いずれも好評を博している。
今回発売した「テプラ PRO SR-R5600GS」は、日本国内で2025年9月より展開している「テプラ PRO SR-R5600P」をベースとした製品。乾電池駆動に対応しているので、電源の確保が難しい製造現場や倉庫などでもコードレスで使用することできる。また、Bluetooth接続時にペアリング設定が不要となり、これまで以上にスムーズに接続できる。
さらに、PCおよびスマートフォンどちらでもラベル作成ができ、PCではWindows向けラベルソフト「TEPRA Label Editor SPC10(英語版)」、スマートフォンではiOS/Android向けアプリ「TEPRA LINK 2(英語版、ベトナム語版)」に対応。使い慣れたPCやスマートフォンでラベルを編集できるほか、用途別のデザイン集を利用して簡単にラベルを作成可能。このほか、QRコード・バーコード印刷機能や、連番印刷機能なども搭載する。
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構成/立原尚子