
『プレミアムバーボンハイボールに超パンクジャンクツマミを!』
今回のお酒はコレだ!
↑『ワイルドターキー バーボンハイボール 8% 350ml』(CAMPARI JAPAN株式会社)近所のコンビニで261円。
ちょっと前から気になってたんですよ、これ。なにしろワイルドターキーが缶で呑めるなんて、一昔前っつうか、二昔前じゃ考えられない事態だもん。
オレが若い頃は、海外旅行の帰りに、自分へのお土産にデューティーフリーで買ってくるような代物ですよ、ワイルドターキーっつったら。
そんな代物がソーダで割って缶になってる! いやぁ~1年近く前に初めて店で見かけた時から「オッ、スゲッ!!」って思ってて。そしたらつい最近、缶のデザインが変わったのね。そのタイミングで、オレも本気でこの酒の風味に合うツマミを考えました!
ワイルドターキーならではの、なんつうかバニラチックな甘みと深てあるじゃん? アレとバッチリとペアリングしたツマミが完成しましたよ。にも関わらず、当連載史上、最もパンクでジャンクでイージー(当連載のコンセプト)な超自信作(マジ)。すぐ作っていただきたい!
ってことでまずは材料。
○顆粒をお湯を溶くタイプのコーンクリームスープ。今や、多くのコンビニやスーパーが、安いオリジナルブランド商品を作ってるんで、それを買ってくればよろし! 実際に使うのはカップ一杯分一袋。
○亀田の『ハッピーターン』。使うのは中の10枚から15枚。これまた売ってないコンビニを探すのが珍しいくらいの有名商品。
以上、誰でもすぐに手の入る2品のみで作ります! ってことで、続きましては、簡単過ぎて、果たして写真で説明する意味があるのか? ってレベルの作り方でございます。
↑ちょっと大きめの鉢みたいな形の的な耐熱容器(丼でOK!)で、コーンクリームスープを、商品に記載された作り方通りに作る。これを作るのすら面倒臭い人は、これから寒い季節になると、すでに出来上がってる缶のコーンクリームスープだったり、紙パックのコーンクリームスープをバンバン売られてくるんで、それをそのまま150ccくらい容器に入れて電子レンジで温めて、次の工程に移ってください。
↑ハッピーターンを二つに折って、スープに満タンのヒタヒタになるぐらい入れる。写真は10枚入れた状態ね。オレが買った一袋を150ccの熱湯で溶かすタイプのコーンクリームスープだと10枚から、好みで15枚位入れるといい感じ。でもって、全体をスプーンで軽く混ぜる。
↑ラップをして、電子レンジに入れて600wで1分加熱する。
↑加熱しました~!
↑ラップを取ります……火傷に気をつけてね。で! もうこれだけで完成です。どうだ?バカみたいに簡単過ぎてあきれたろ。
このバカみたいな料理というか、料理と呼んだら怒られるような料理が、なんともワイルドターキーと合うんですよ、信じてくんろ!
コーンクリームスープで加熱されたハッピーターン。ちょっと想像すると、グニャグニャのヘロヘロになってそうでしょ? ところが! 柔らかくはなるんだけど、中のグルテンが凝固するのか、妙に歯ごたえがあるの。で、ハッピーターン表面のパウダーポケットと名付けられるデコボコがまた舌触りに独特の感触を加味しまして、なんだかホルモンの大腸みたいな感触すら感じられる!
それがコーンクリーム味で煮込まれたみたいな味わいになっとる。想像してよ、本当にワイルドターキーと合う。見た目は正直いって「アレ中のアレ」だが合う!
ってことで、せっかくなんで、ちょっとでも「アレ中のアレ」から脱却しようと、容器を変えて写真撮ってみました。
↑器を変えても「アレ中のアレ」感は、ほぼ変わらないか…。
も~とにかく今すぐにでもコンビニいって『『ワイルドターキー バーボンハイボール8% 350ml』を3缶くらいと、コーンクリームスープとハッピーターンを買ってこい。
家に戻ったら、もう全調理でかかる時間である5分後(お湯沸かす時間含めてもこんなもんだろ)には至福の時が待っておる。
文/カーツさとう
コラムニスト。グルメ、旅、エアライン、サブカル、サウナ、ネコ、釣りなど幅広いジャンルに精通しており、新聞、雑誌、ラジオなどで活躍中。独特の文体でファンも多い。