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【高級ワイヤレスヘッドホン対決】ソニーとJBLの注目2機種を徹底比較!買うならどっち?

2025.10.30

約40年にわたってトレンド/モノを紹介してきた小学館の雑誌「DIME」。

2025年11月号の人気コーナー「Dual Watching!!」では、昨今発売が増えてきたノイズキャンセリング機能がついたヘッドホンについてプレゼントとしても重宝される5万円以上のSONYとJBLのモデルを、編集部チバと家電ライターゴン川野さんで実際に体験して比較した。
イヤホンより深い没入感を求める方や、プレゼントとしてワイヤレスヘッドホンを検討している方の検討材料になれば幸いだ。

実際に体験した二人

DIME デスク チバ

DIMEデスク  チバ

オーディオガジェット好き。親戚の成人祝いのプレゼント選びに苦戦中。

家電ライター ゴン川野さん

家電ライター  ゴン川野さん

オーディオとカメラが専門分野のガジェットライター。家電製品総合アドバイザー。
執筆記事:https://dime.jp/genre/tag/0249/

ソニーとJBLの注目2機種の機能比較

ソニー『WH-1000XM6』 5万9400円

ソニー『WH-1000XM6』の特徴

処理能力は従来モデル比7倍業界最高クラスのノイキャンを搭載

マットな質感が高級感を演出。折りたたみ構造が復活し携帯性も向上。2世代ぶりに折りたたみ構造が復活し、携帯性が向上している。ヘッドバンドは旧世代機より幅広く、重さを感じにくい構造に。

ソニー『WH-1000XM6』
ソニー『WH-1000XM6』
ソニー『WH-1000XM6』
外出向けの機能が盛りだくさん!

大型化した電源ボタンで押し間違いが起きにくくなった。アプリでは映画向けのシネマモードや、カフェ気分のBGMモードなどに切り替えられる。

ソニー『WH-1000XM6』
ソニー『WH-1000XM6』

JBL『Tour One M3 Smart Tx』 5万7200円

JBL『Tour One M3 Smart Tx』の特徴

40mmマイカドームドライバーで精細な音を楽しめる

JBL最上位ラインのトランスミッター付きモデルUSB Type-Cデジタル接続にも対応。スライド式電源で起動は簡単。タッチ操作は音楽再生とハンズフリー通話操作に限定されており、誤操作しにくい。

JBL『Tour One M3 Smart Tx』
JBL『Tour One M3 Smart Tx』
JBL『Tour One M3 Smart Tx』
音楽鑑賞からゲーム、家族での利用まで幅広く対応!

深めのイヤーパッドで、長時間でも耳が痛くなりにくい。トランスミッターはAuracastに対応しており、家族や仲間と一緒に音楽をシェアできる。

JBL『Tour One M3 Smart Tx』
JBL『Tour One M3 Smart Tx』

比較した2機種の機能比較表

ノイキャン付き高級ワイヤレスヘッドホン比較

※トランスミッター付きの価格

編集部と専門家が“実際に着けて”聴き比べ!

チバ:最近、ノイズキャンセリング(ノイキャン)機能付きのワイヤレス機器が増えてきましたよね。イヤホンにするか、ヘッドホンにするか迷う人は多いと思います。実は僕も、いとこの成人祝いのプレゼントで悩んでいて……音楽好きなのでしっかりした製品を贈りたいんですが、通学や外で作業する時のことを考えると、やっぱりノイキャン付きが良さそうかなと。

川野:そうですね。いまや5000円台のイヤホンにも高性能ノイキャンが搭載される時代です。ただ、音楽好きに薦めるなら、より没入感を得られるヘッドホンがオススメです。ドライバーが大きく、音の広がりや立体感を出しやすいので、イヤホンより臨場感のあるサウンドを楽しめます。ノイキャン性能も高く、外の雑音をしっかり遮断してくれますよ。

チバ:確かに、音質や没入感を重視するならヘッドホンのほうが良さそうですね!

川野:それでは、最近発売されたソニーとJBLの2製品を比較しつつ、どれを贈るか選んでいきましょう。まずソニーから発売された『WH-1000XM6』。ノイキャン付きヘッドホンの代表格で、人気モデルの最新作です。

チバ:ソニーといえば「高いノイキャン性能」というイメージ。

川野:今回、7年ぶりにプロセッサが更新され、従来の7倍以上の処理能力を得て、ノイキャンの性能が飛躍的に高まっています。

チバ:実際につけてみると、雑音がほとんど消えますね。それでいて、ノイキャン特有の圧迫感も少ない。長時間つけていても快適そうです。音質面はどうでしょう?

川野:フラットな音質という印象で、アーティストの意図どおりの音を出そうという意図を感じます。

チバ:ジャンルを問わず、どんな音楽でも楽しめそうですね!

川野:マイクの音質もよく、通話にも使いやすいです。あらゆる面で高水準な、まさに優等生的なヘッドホンといえるでしょう。

チバ:ではJBLの『Tour One M3 Smart Tx』はどうでしょう?

川野:「JBLサウンド」と呼ばれる、ボーカルの滑らかさ、厚みや迫力のあるサウンドが従来モデルより引き立っている印象ですね。

チバ:確かに、スピーカーで聴いているみたいな音の広がりだ。

川野 新搭載の40mm径のマイカドームドライバーにより、さらに精細な音になりました。ハイレゾ音源対応コーデックのLDACに新たに対応したのもポイントです。付属のトランスミッターも優秀で、アプリの代わりにヘッドホンの設定ができる上、トランスミッター経由ならiPhoneでも高音質で音楽を楽しめるし、低遅延なのでゲームにも使えます。

チバ 室内でじっくり音楽鑑賞したい人やワイヤレスでゲームを楽しみたい人に向いていますね!

川野 一方で『WH-1000XM6』はノイキャン性能が高いので、外出先で使うことが多い人が恩恵を得やすそうですね。選ぶ基準は〝どこで、どう聴くか〟。自分のライフスタイルに合った1台を選ぶのが一番です。

体験した二人がジャッジ!ソニーとJBLどちらがおすすめ?

外出時利用が多いならソニー、室内での音楽鑑賞ならJBL

チバはソニー

チバはソニー

何と言っても、業界最高峰のノイキャン性能が魅力です。幅広い音に合う音質でマイクも高性能、マットな質感もおしゃれ。親戚へのプレゼントはこれにしようと思います。

ゴン川野さんはJBL

ゴン川野さんはJBL

装着感は心地よく、音質も申し分なし。LDAC対応になったのもうれしいポイントです。付属のトランスミッターも使い勝手が抜群。JBLサウンドを堪能できる1台です。

音質重視orノイキャン重視 その他の注目機種と選び方

ここまで紹介した2商品以外にも、各メーカーから魅力的なヘッドホンが登場している。利用シーンだけでなく、音質重視かノイキャン重視かも選び方の大事な基準だ。

音質重視派はコチラ

上質なデザインで楽しむ最高峰のサウンドBowers & Wilkins『Px7 S3』 オープン価格(実勢価格6万8200円)

Bowers & Wilkins『Px7 S3』


●重量:約300g、対応コーデック:SBC / AAC / aptX Lossless / aptX Adaptiveなど※1、有線オーディオ:USB Type-C / 3.5mmケーブル、連続再生時間:最長30時間、充電時間:2時間、急速充電:15分充電で約7時間再生可能

厚みのある低音と伸びやかな中高音が心地良い!

英国発の老舗高級スピーカーブランドが手掛けるヘッドホンは、迫力ある重低音と最上級のサウンド、そしてそれにふさわしい上品なデザインを楽しめる。

ハイレゾ音源対応。コーデックの豊富さが強み Shure『AONIC 50 GEN 2』オープン価格(5万7994円)

Shure『AONIC 50 GEN 2』


●重量:約337g、対応コーデック: SBC / AAC / LDAC / aptX Adaptiveなど※2、有線オーディオ:USB Type-C / 3.5mmケーブル、連続再生時間:最長45時間、急速充電:15分充電で約5時間再生可能

イヤーモニターメーカーらしい解像度の高い音を楽しめる!

プロのステージ用機材でも知られるShureのヘッドホン。解像度の高いクリアな音を堪能できる。アプリ経由のイコライザ設定も非常に細かく調整できる。

ノイキャン重視派はコチラ

ノイキャン&イマーシブがもたらす没入感 Bose『QuietComfort Ultra Headphones』5万9400円

Bose『QuietComfort Ultra Headphones』

●重量:約250g、対応コーデック:SBC / AAC、有線オーディオ:USB Type-C / 2.5mmケーブル、連続再生時間:最長24時間、充電時間:3時間、急速充電:15分充電で約2時間再生可能

ノイキャンの性能は同価格帯の中でもトップクラス!

Bose製ヘッドホンの強みはノイキャン性能の高さ。特に低音部のノイズ軽減に強く、電車や飛行機での移動中にその真価を発揮する。

USB Type-C接続で低遅延&ロスレスに対応 Apple『AirPods Max(USB-C)』8万4800円

Apple『AirPods Max(USB-C)』

●重量:386.2g、対応コーデック:AAC、有線オーディオ:USB Type-C、連続再生時間:最長20時間、充電時間:非公開、急速充電:5分充電で約1.5時間再生可能

iPhoneの相棒にピッタリ!

2024年にUSB Type-C接続モデルが登場。iPhoneと本機をType-C接続すればハイレゾ音源も楽しめるように。ノイキャン性能の高さも強みだ。

※1 aptX HD / aptX Classic ※2 aptX / aptX HD / aptX Voice

ゴン川野さん直伝!失敗しないワイヤレスヘッドホン選びのコツ

【1】対応コーデックは要チェック

ワイヤレスでハイレゾ音源を楽しむには、専用コーデックへの対応が必要だ。ソニーのLDACとQualcommのaptX Adaptive、その拡張版のaptX Losslessが代表的だ。

対応コーデック

【2】対応コーデックを揃えないと高音質はいかせない

ハイレゾ対応コーデックは、再生機器とヘッドホンの双方が対応してはじめて機能する。どちらか一方が非対応なら、音質は通常のBluetooth伝送に制限されてしまう。

対応コーデック

文/桑元康平=すいのこ 
撮影/山出高士 
編集/千葉康永
WEB再構成/吉田博明

※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2025年8月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
こちらの記事が掲載されているDIME 2025年11月号はこちら

1990年生まれの34歳。高校時代はシンガポールで過ごし、早稲田大学社会科学部を出て新卒から12年大手IT企業で事業立ち上げ等を経験し、アナリティクス業務やプロダクトマネジメント、WEBマーケティング、ビジネスデベロップメントなどに携わる傍らビジネス用語系の記事を執筆。2児の父。最近はAIに褒めてもらったり、昔作っていたミニ四駆やガンプラを子どもと作るのが趣味。

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