BYD『シーライオン7』


エンジンルーム
フロント部には小物入れスペースを用意。充電ケーブルを収納できるだけでなく、スポーツバッグが収まる深さを確保している。

運転席と各種装備
液晶モニターは15.6インチのタッチスクリーン。画面が回転し、好みで縦長でも使用できる。ほとんどの機能をここに集約している。

シートスペース
前席は着座位置を高くするとドアの上縁に頭がぶつかる。後席はやや低めで足元はフラット。リアウインドウは小さく、視界が狭い。

ラゲージスペース
後席の背もたれは6:4で前倒しできる。荷室は奥行き、左右幅ともに1m以上ある。サブトランクは深さが9~25cm。

【 ココがポイント!】高級車を思わせる上質なインテリアと操作系
シフトレバーの形状や操作方法も新しい。その他の操作系はタッチパネルなので運転中は視線を動かす必要がある。インテリアの質感は上質で、素材も高級感がある。

【 ココがポイント!】スマホのように直感的に操作できる秀逸なインターフェース
液晶画面のインターフェースには車載用の高性能チップを新たに採用。ホーム画面でウインドウやドアミラーの開閉、座席関連の設定画面にワンタッチで切り替えて操作できる。
スタイルや個性で選ぶなら『600e』、
先進性、高級感で選ぶなら『シーライオン7』
フィアット『600e』
爽快感〈19点〉
5ドアハッチバックのファミリーカーだが、イタリアの熱い血が普通のEVにはさせない。Bモードを使えば爽快。
デザイン〈19点〉
『500』から続くコンパクトなフォルムを現代風にアレンジ。独特のヘッドライトデザインなど独自性が見られる。
装備の充実度〈17点〉
フィアットブランドとして4つの運転支援機能を初めて採用。全体に安全装備は遅れている感がある。
居住性〈18点〉
『500』に大人4人が乗って500km以上の旅した時代と比べれば広くなったが現代ではミニマムサイズ。
運転性能〈18点〉
お洒落で時代を先取りした乗り物と割り切れば楽しい。ハンドリングは重めだが低重心なので気にならない。
【評価点数】91点
BYD『シーライオン7』
爽快感〈19点〉
車体は大きいが力強く軽快に走る。4輪のトルク配分も適切に行なわれており安定感も十分。
デザイン〈19点〉
全高を低く見せてクーペのようにしたデザイン力はヨーロッパ仕込みのセンスでデザインも秀逸。
装備の充実度〈19点〉
最新の安全装備、運転支援システムを標準装備にしているのは良心的。戦略的な価格設定も高評価。
居住性〈18点〉
前後席とも広さは十分。気になるのはガラスルーフとシェード。最近の日本の夏には厳しい組み合わせ。
運転性能〈18点〉
4輪のバランスコントロールで、かなりのハイレベル走行も可能。大きさも重さも感じさせない。
【評価点数】93点
文/石川真禧照 撮影/望月浩彦 編集/安田典人
※本記事内に記載されている商品の価格は2025年8月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
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表面には、近未来的なデザインで注目を集める最新のEVミニバン「ID. Buzz」を大胆にプリント。裏面には、1950年の誕生以来、今なお世界中のファンから愛され続ける伝説の〝ワーゲンバス〟をあしらいました。
サイズはタテ37cm×ヨコ45cmと、雑誌やノートPCも余裕で入る実用的な大きさ。日々の買い物から週末のレジャーまで、あらゆるシーンで大活躍すること間違いなしの逸品です。この機会にしか手に入らない超限定アイテムを、ぜひ手に入れてください!


 
						








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