デザインだけじゃない!本当に使える電動ミニバン


高いヒップポイントで広い視界を実現した、清潔感溢れる『ID.Buzz』のコックピット。センタースタック下部は開閉式の物入れとなっており、容量たっぷりのセンターコンソールはなんと取り外しが可能。

インフォテインメント装備は最新版。12.9インチモニター(左)に機能が集約されており、タッチ操作で切り替えが可能。メーターディスプレイ(右)は小さいが必要十分な情報を表示してくれる。

カメラが先行車や対向車を検知して幻惑を抑えながら、ドライバーにとって最適な配光を実現する最新のLEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」は、ロングホイールベース仕様に標準装備される。

充電口は普通と急速を1か所に集約。140〜150kWの急速充電器に対応しており、より短時間で充電が可能。フォルクスワーゲン グループで展開される充電ネットワークも利用できる。
近しい未来を明るくする新時代の〝人々のクルマ〟
安田 このクルマが欲しくなった人が気になるのは、やはり価格。実際にどれくらいなんですか?
桐畑 標準型は888万9000円で、ロング仕様が997万9000円。機能性、デザイン、EV性能を総合的に考えれば競争力のある設定だと言えるでしょう。
安田 たしかに。暮らしの愉しみ方を広げてくれる存在であれば納得できる価格帯かもしれません。
桐畑 『ID.Buzz』の魅力は、自由でクリエイティブなライフスタイルを後押ししてくれるクルマであること。都市部でのデイリーユースはもちろん、アウトドアでは車中泊もできるから拠点にもなるし、災害時は基地にもなる。様々なシーンで頼れるパートナーです。
安田 防災という観点もそうだし、みんなで移動できる実用性や安心感があるのもうれしいな。
桐畑 『ID.Buzz』はアダプティブクルーズコントロールや車線維持支援といった最新の運転支援システムが備わっています。
安田 都会でも郊外でも場所を選ばず安心して乗れるEVは少ない。それに見ているだけで笑顔になるEVはこのクルマだけですね。
桐畑 確かに。サステナビリティーも注目です。シートの素材には再生ファブリックが採用され、製造過程でも二酸化炭素排出を抑える工夫が施されています。単に懐かしさを再現するだけでなく、きちんと未来志向も体現しています。
安田 こんなクルマが社用車だったり自治体の公用車だとしたらイメージアップに貢献しそうですね。
桐畑 フォルクスワーゲンが「人々のクルマ」として築いてきたDNAをEVの時代に引き継いだのが『ID.Buzz』です。移動するだけの手段ではなく、生活の幅を広げてくれる存在。それが世界的に注目されている理由と言えるでしょう。
安田 なるほど。クルマがあることで「行きたい場所が増える」や「やってみたいことが生まれる」っていう感覚を思い出させてくれるのは楽しいね。気になった人にはぜひ一度試乗してみてほしい。
桐畑 そうですね。EVとしての先進性と、〝ワーゲンバス〟の自由なスピリット。その両方を兼ね備えた『ID.Buzz』はミニバンの新しいスタンダードになる可能性を秘めたクルマなんです。

『Type2』のそれを彷彿とさせる、大きなVWロゴを中央に据えた『ID.Buzz』のフロントフェイス。2トーンの塗り分けもひと目でそれとわかる。

ボディーの両サイドにあるスライドドアは電動開閉式。室内などのスイッチはもちろん、ボディー下部に足を差し入れると非接触で開閉可能。

スライドドアと同様にテールゲートも電動開閉式。こちらも足をかざしての非接触開閉が可能。荷物などで両手がふさがっている時に便利な機能。
家族や仲間、みんなが快適に過ごせる広々した室内

『ID.Buzz』のインテリアは、リサイクル素材を再利用したポリエステル繊維などを用いてスマートに仕立てられている。運転席はアイポイントが高く運転がしやすい。2列目は6人乗りがセパレート、写真の7人乗りはベンチタイプでスライドできる。シートバックテーブルも便利。3列目もスライドできるし窮屈感も少ない。
日本車顔負け!?かゆいところに手が届く便利な装備が満載

両側スライドドアの小物入れにはウィンドウ(小窓)の開閉スイッチとType-Cのポートがある。

スライドドアのウィンドウ全体を上下することはできないが、左右にある小窓は電動で開閉する。

フォルクスワーゲン車最大のパノラマガラスルーフ(オプション)は透明と半透明の切り替えが可能。
多彩なシートアレンジで使い勝手のよさは抜群!

多彩なシートアレンジができるのも『ID.Buzz』ならではの特徴。2列目/3列目シートは可倒式で、すべて前倒しすればフラットなフロアを生み出すことができる。ラゲージルームの最大容量は標準型で2123L、ロングホイールベースで2469L(※いずれもVDA法)。3列目シートは取り外すこともできる。
文/桐畑恒治 撮影/望月浩彦 編集/安田典人
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