
Amazonは、「Echo」シリーズの新たなラインアップとして、「Echo Dot Max」「Echo Studio」「Echo Show 8」「Echo Show 11」の計4製品を発表した。価格はEcho Dot Maxが14,980円、Echo Studioが39,980円、Echo Show 8が34,980円、Echo Show 11が39,980円。全機種ともに現在予約受付中で、出荷開始はEcho Dot MaxとEcho Studioが2025年10月下旬、Echo Show 8とEcho Show 11が11月中旬の予定。
2ウェイスピーカーを搭載したEcho Dot Maxが新登場!
新しいEchoデバイスの核となるのは、カスタム設計されたプロセッサー「AZ3」と「AZ3 Pro」、そしてアンビエントAIのために新たに設計されたAIアクセラレーター。Echo Dot Maxには、高度なノイズフィルタリング機能と優れた会話検知機能を組み合わせたAZ3チップを搭載。Echo Studio、Echo Show 8、Echo Show 11には、AZ3の性能をさらに進化させたパワフルなプロセッサーAZ3 Proを採用。音声処理に加え、言語処理や画像認識などの進化するAI技術に対応する。
また、カスタム設計のセンサー技術「Omnisense」が、ハードウェアとソフトウェアの性能を効果的に引き出す。Omnisenseは、AIアクセラレーター上で動作し、複数のセンサーを組み合わせて室内の状況を検知。音声認識に加え、超音波センサー、wifi CSI、加速度センサー、Echo Show 8および11に搭載された1,300万画素カメラによる映像認識などを活用することで、より正確に空間の状況を把握する。
さらに、全機種ともに、生成AI技術による新たなAIアシスタント「Alexa+」(アレクサプラス)にも対応できるよう設計。Alexa+が利用可能になった際には、より最適化された形でAI体験ができるとしている。
■高音質なスマートスピーカー:Echo Dot MaxとEcho Studio
Echoラインアップに初めて加わったEcho Dot Maxは、従来のEcho Dot(第5世代)と比較して約3倍の重低音を実現し、部屋中に広がる豊かなサウンドを提供。設置した部屋の音響特性を自動的に分析し、最適な音で再生できるよう微調整する。
Echo Dot Maxは内部設計を一から見直し、新たな音響体験を実現。従来のEcho Dotの単一スピーカーから大きく進化し、豊かな重低音を実現する高性能ウーファーとクリアな高音を届けるカスタムツイーターを組み合わせた2ウェイスピーカーシステムを採用。さらに、音響システムを刷新し、スピーカーモジュールを本体に直接統合することで、より豊かな低音を実現する空間を確保。コンパクトなデザインながら実現した迫力のサウンドを実現した、Echo Dotシリーズ史上最高の音響性能を備えている。
Echo Studioは、ユーザーの期待に応える豊かなサウンドはそのままに、従来モデルから約40%の小型化を実現。パワフルな低音を届ける高性能ウーファーと、3つの効果的に配置されたフルレンジドライバーを組み合わせることで、部屋中を満たす没入感のある音響体験を提供する。さらに、空間オーディオ技術とDolby Atmosに対応し、臨場感あふれるサウンドを楽しめる。
また、Echo Studioはモダンな球体デザインと上質な素材を採用。スピーカーを包む生地には3Dニット技術を用い、音の透過性を高めた。
さらに、Echo Dot MaxとEcho Studioとの発売に合わせ、Alexaホームシアター機能が大幅に強化。従来の2.1chスピーカー構成から、最大5.1chの音響システム構成までが対応可能になる。これにより、最大5台のEcho StudioまたはEcho Dot Maxと対応するFire TV(別売)を組み合わせるだけで、簡単に臨場感あふれる音響システムを構築できる。
Echo Dot Maxの本体サイズは幅109×奥行109×高さ99mm、重量は505.3g。カラーはグレーシャーホワイト、グラファイト、アメジスト。
Echo Studioの本体サイズは幅155×奥行142×高さ148mm、重量は1,632g。カラーはグラファイト。
■洗練されたデザインのスマートディスプレイ:Echo Show 8とEcho Show 11
Echo Show 8とEcho Show 11のディスプレイは、優れた視聴体験を提供するとともに、周囲の明るさに応じて表示を自動的に最適化。視野角が広く、明るい場所でも薄暗い場所でも、鮮明で美しい画質を楽しめる。さらに、表示領域を大きく活用することで、ユーザーにとって大切な情報をより多く表示できるようになった。
また、音響面も進化。フロント配置のステレオスピーカーとカスタムウーファーを新たに搭載し、部屋中に広がる迫力ある空間オーディオを実現する。
Echo Show 8の画面サイズは幅 208×高さ 131mm。本体サイズは幅208×奥行127×高さ150mm、重量は1,049g。カラーはグレーシャーホワイト、グラファイト。
Echo Show 11の画面サイズは 幅 255×高さ 166mm。本体サイズは幅255×奥行127×高さ182mm、重量は1,302g。カラーはグレーシャーホワイト、グラファイト。
製品情報
http://www.amazon.co.jp/echodotmax
http://www.amazon.co.jp/echostudio
http://www.amazon.co.jp/echoshow8
http://www.amazon.co.jp/echoshow11
構成/立原尚子