
革新的なオーディオ・ビジュアル製品と音響技術を追求して、2025年に創立100周年を迎えるデンマーク発のオーディオブランド、Bang & Olufsen(バング & オルフセン)。
そんな同社が完全ワイヤレスイヤホンの新作「Beo Grace」を発表。Beo Grace「Natural Aluminium」が2025年11月17日より発売される。価格は18万3000円(税込)。一部のBang & Olufsen専門店と公式オンラインストアで先行予約を受け付けている。
以下、同社発表リリースをベースに、その概要をお伝えする。
100年のデザインを凝縮した未来の音を体現するイヤホン
■ACOUSTIC:長時間装着時でも快適性を損なわず、最適なパフォーマンスを提供
イヤチップは楕円形プロファイルに改良され、フィット感と密閉性が向上。本体は防塵・防水性能のIP57規格を備えており、外出先での使用に最適だ。
アダプティブ・アクティブ・ノイズ・キャンセリング(ANC)を搭載したBeo Graceは、Bang & Olufsenイヤホンの新たな静寂の時代を切り開くモデルでもある。
その性能は、従来の最高峰イヤホンと比べ4倍のANC性能を実現しながら、耳へのヒスノイズや不自然な圧迫感は一切なく、自然な静けさをもたらす。
昨年発表されたヘッドホン、Beoplay H100より導入された新技術「EarSense」は、周囲の騒音を検知しながら耳固有の音響特性を測定して、音と静寂をリアルタイムで自動調整。パーソナライズされた没入空間を実現する。

■DESIGN:工芸と彫刻の融合
Beo Graceは、高級ジュエリーのような優雅さに着想を得た、彫刻のようなイヤホンだ。アルミニウム製のステムは、Bang & Olufsenの象徴的なイヤホン、A8(エーエイト)のデザインを再解釈。その特徴的な金属製ステムを、“小型化”という革新によってワイヤレス時代へと導いた。
各イヤピースは研磨されたアルミニウムから削り出され、真珠吹き加工を施したアルミニウムケースに収められている。
シームレスなシルエットのケースは手の中で軽やかに開き、触れた瞬間のひんやりとした感触、洗練された仕上げ、ポケットにすっと収まる形状。Beo Graceは金属の永遠の美を日常へと落とし込んだ精密な音響を兼ね備えた耳のためのシルバージュエリーのようなイヤホンでもある。
アルミニウムのケースにフィットするソフトでプレミアムなレザーポーチもオプションアクセサリーとして3色で展開される予定だ。
■CRAFTSMANSHIP:卓越したサウンドを実現する設計
Beo Graceは、Bang & Olufsenの熟練トーンマイスターが調整・完成させた新音響構造を核に設計され、驚異的な忠実度を実現。去年発売されたBang & Olufsen の最新ヘッドホン、Beoplay H100の音響原理に着想を得て、比類なき高音質と先進的なデジタルノイズキャンセリングを提供する。
「Beo Grace」の主な仕様
タイプ/インイヤ型 完全ワイヤレス
ドライバー/ネオジム直径12mmチタンドライバー
再生周波数帯域/10Hz〜20kHz
ノイズキャンセリング/フルANC、EarSense 2.0
Dolby空間オーディオ/対応
Bluetooth バージョン/Bluetooth 5.3
Bluetoothコーデック/AAC、SBC、LC3(ケース経由ドングルモード)
有線接続/1×USB-C(充電ケースのみ)デジタルおよびアナログ入力用
防水・防塵等級/イヤホン:IP57、充電ケース:IP54
サイズ/イヤホン:幅21.9×高さ31.3×奥行き25.4mm、充電ケース:幅59.5×高さ47×奥行き23.8mm
質量/イヤホン:6g、充電ケース:65g(イヤホンを除く)
バッテリー再生可能時間/ANC使用時:最大4.5時間(イヤホン本体のみ)、ANC使用時:最大17時間(充電ケースも含む)
充電時間/イヤホン:約1.4時間(84分)、充電ケース:1時間
・5分間の充電で約2.5時間再生可能(バッテリーが完全に消耗してから)
ワイヤレス充電/対応(充電ケースのみ)
<特注レザーポーチ 「Cranberry Red」>
Cranberry Red、Seashell Grey、Infinite blackの3色展開・各4万6000円(税込)

関連情報
https://www.bang-olufsen.com/ja/jp
構成/清水眞希