
マクドナルドで公式アプリ内の「Myマクドナルドリワード」を利用すれば、簡単にポイ活ができるようになった。これは2025年9月25日から始まったサービスだが、モバイルオーダーやマックデリバリーの購入金額に応じてポイントが貯まり、今なら初回登録して購入すると100ポイントがもらえる。
そして、お得な支払い方法を組み合わせることで利用もしやすくなる。注意点もあるため、詳しく説明しよう。
条件は簡単、「Myマクドナルドリワード」は10円で1ポイント貯まる
マクドナルドの公式アプリを見てみよう。なぜなら、2025年9月25日から始まったサービス、「Myマクドナルドリワード」があるからだ。
登録料は無料なので、まずは、アプリの下部の「リワード」から、登録しておくことをおすすめする。
・「Myマクドナルドリワード」に参加→「同意の上参加」を選ぶ
・「参加しました!」の文字が表示される
これで登録は完了だ。簡単すぎる!!
何っ!?今なら初回注文するだけで100ポイントもらえる
https://www.mcdonalds.co.jp/shop/rewards
この、「Myマクドナルドリワード」のポイントが貯まる条件を見ると努力して貯めていかなくてはいけなく、いわば「こつこつ型のポイ活」といえよう。ただし、今なら初回注文でポイントがもらえるため、ポイ活するならもらえるうちにもらっておきたいところだ。
・購入額は税込10円ごとに1ポイントがもらえる
・今なら初回注文ボーナスポイント100ポイントもらえる
そして、ポイントを貯めるごとに好きなリワード(特典)と交換できる。
特典クーポンは、無料クーポンと割引クーポンがある。無料クーポンは3種類。
・ビッグマック無料クーポン 1,300ポイント
・マックフライポテトLサイズ無料クーポン 1,000ポイント
・プレミアムローストコーヒーM無料クーポン 350ポイント
ここで、自然と「いくら食べれば無料クーポンがもらえるか」を計算してみるのだが、ビッグマック(税込480円※筆者調べ)の無料クーポンをもらうためには、最低でも1万3,000円食べなくてはいけないということか。ポテトの無料クーポンをもらうためには、1万円以上食べなくてはいけないわけだ。家族で利用するなら案外と早いのかもしれないが、金額にしてみるとハードルは高く感じてしまう人もいそうだ。
ビッグマックなどの無料クーポンをもらえるまでは遠そうな印象だが、頻繁にマクドナルドに行くなら貯まるのかもしれない。また、今なら初回注文で100ポイントがもらえるため、登録して確実にポイントをもらっておきたい。
モバイルオーダーはテイクアウトのみじゃない!店内からも利用できる
マクドナルドのモバイルオーダーを利用したことがない人にとっては「店内で利用したいからモバイルオーダーは使えない」と勘違いしているかもしれないが、モバイルオーダーは店内飲食でも使える。
実際に注文する時は、店舗を選んだ後、以下から選べる。
・お持ち帰り(カウンター受け取り)
・駐車場で受け取る(パーク&ゴー)
・ドライブスルーで受け取る
・テーブルにスタッフがお届け
・店内でお食事(カウンター受け取り)
つまり、店内飲食でテーブルまでスタッフに届けてほしい時、店内飲食で商品をカウンターで受け取りたい時にもモバイルオーダーが利用できるわけだ。
「Myマクドナルドリワード」では支払い方法にこだわりたい
「Myマクドナルドリワード」で、もしモバイルオーダーを利用するなら複数の利用法がある。
例えば、d払いや楽天ペイ、PayPay、そしてApple PayやGoogle Pay、クレジットカードならVISA(ビザ)やMastercard(マスターカード)での支払いだ。これを見て、「この方法で支払えないだろうか」とひらめけるどうかで、ポイ活が攻略できるかが決まる。
■お得な支払い方法1:ポイ活のポイントを原資にして支払う
まずは、ポイ活をしている人は、ポイントを原資にして支払えそうだという考えが浮かぶ。例えば、d払いではアプリ内で「dポイントを利用する」を選択することで、一部や全部をポイント払いできる。楽天ペイでは同様にしてアプリ内で楽天ポイントでの支払いが選べる。PayPay、au PAYでも支払いにポイントが使える。
日々のウォーキングやレシート登録などのポイ活でもらったポイントは、たとえ少額でも、マクドナルドの飲食で一部でも支払うことができたら、現金払いではなくてポイント払いができたと満足度は高いだろう。
■お得な支払い方法2: Oliveでの「モバイルオーダーで7~20%還元」
対象の三井住友カードを持っている人は、マクドナルドでモバイルオーダーを利用すると7%以上の還元率になるのをご存じだろうか。これは9月16日よりはじまっているサービスで、家族ポイントやVポイントアッププログラムなどを使えば、なんと最大20%ポイント還元となる。
対象の三井住友カードなら、レジでのタッチ決済で7%還元は以前から適用されていて、マクドナルドも対象だったが、ここでは「Myマクドナルドリワード」でのポイントも貯めていきたいのだ。
「Myマクドナルドリワード」でモバイルオーダーを利用し、対象の三井住友カードで支払ってもれなく7%以上の還元。レジ支払いだと「Myマクドナルドリワード」でのポイントが貯まらないので、店内飲食でもあえてモバイルオーダーを選択して「Myマクドナルドリワード」のポイントを貯めたいところだ。
■お得な支払い方法3:d払いなら「d曜日(最大4%)」を狙ってみる
d払いで最大4%還元という方法もある。毎月エントリーをして、その月の金曜日か土曜日に利用したい。これはd払いの支払い0.5%、d払い支払いをdカード設定で0.5%、d曜日のポイントが3%の内訳になっている。そして、抽選に当たると最大24%もらえるかもしれない。
この場合、dポイントを使ったd払いではポイントはもらえないので注意しておこう。
このd曜日はネットでd払いを選ぶ条件があるため、店頭支払いではなくモバイルオーダーの場合にあてはまる。「Myマクドナルドリワード」でのポイントも貯めていきたいわけなので、金曜日や土曜日に利用するなら、細かいかもしれないが、店頭でのd払いではなくモバイルオーダーを選んでポイントを貯めていこう。
注意点:株主優待券は使えないことを理解
マクドナルドといえば、日本マクドナルドホールディングス(2702)の株を保有していると株主に「株主ご優待券」がもらえるが、これは「Myマクドナルドリワード」でポイントが貯まるモバイルオーダーやデリバリーでは利用できない。
ポイントを貯めたいなら、先に説明したように、ポイントを使ったり、クレジットカードを使ったりしての支払いが必須となることも理解しておこう。同じ株主優待でも、デジタルギフトでdポイントなどのポイントをもらえば、支払いにポイントを使って利用することもできる。
文/谷口 久美子