
ダイキン工業は、ルームエアコン「うるさらX(Rシリーズ)」の2026年モデルを2025年11月1日に発売する。ラインナップはおもに6畳用から23畳用まで計9機種で、価格はいずれもオープン。
室外機の性能を向上させ、業界トップクラスのAPFを実現!
気温の上昇が深刻化する中、夏のエアコン使用時間は約2倍(※1)に増加。エアコンの長時間使用が日常化し、電気代の上昇がこれまで以上に家計に影響を及ぼすことが見込まれ、「快適性」に加えてさらなる「省エネ性」の向上も求められている。
そこで、「うるさらX(Rシリーズ)」の新モデルでは、室外機の熱交換器と圧縮機を改良することで機器性能を向上させ、業界トップクラスの通年エネルギー消費効率(APF)を実現。4.0kWクラス(14畳程度用)でAPF7.3、5.6kWクラス(18畳程度用)でAPF6.6を達成した。
さらに、「プレミアムPIT制御」(※2)と「エコブースト制御」により、省エネ性と快適性を向上。「プレミアムPIT制御」は、室温が設定温度に到達した後の安定運転時の消費電力を抑制。例えば春や秋、夏場の夜間など室温と外気温の差が小さい場合や、断熱性能の高い住宅など、エアコンが長時間安定して運転する環境での省エネに貢献。また、圧縮機がオン・オフする頻度を抑えることで室温変化の少ない快適な環境を維持する。一方、「エコブースト制御」は消費電力の大きい起動時に、快適性を落とさず消費電力量を冷房時には最大5%、暖房時には最大8%削減(※3)する。
また、気温が高い日の快適性を支える「室温パトロール」や「高外気タフネス冷房」に加えて、新たに外気温が35℃以上になるとエアコン起動時に室内の温度を大風量ですばやく下げる「猛暑時スピード気流」(※4)も新搭載する。
このほか、高い熱交換能力を備えたタフな室外機や、室温が28℃以上になると自動で冷房を開始「室温パトロール」機能なども継続採用する。
※1 調査期間:2019年と2023年の6月~9月の期間においてDaikin Smart APP に接続された対象のエアコン 対象機種Rシリーズ,Aシリーズ,D シリーズ データ数n=1万件以上
※2 「プレミアムPIT制御」の搭載機種は2.2kW~8.0kW機種
※3 【測定条件】同社環境試験室14畳において 測定機:AN406ARP冷房時:外気温35℃ 設定温度27℃ 風向3段階目、風量自動、設定温度に到達し運転が安定したときの消費電力量 学習あり(333Wh)と学習なし(351Wh)との比較・暖房時:外気温7℃ 設定温度20℃ 風向3段階目、風量自動 設定温度に到達し運転が安定したときの消費電力量 学習あり(492Wh)と学習なし(536Wh)との比較
※4 風向を自動設定にしている場合に有効となる
関連情報
https://www.ac.daikin.co.jp/roomaircon
構成/立原尚子