
アリババグループ出資のデジタルテック企業であるHHOは、マグネット式モバイルバッテリー「Manta Power (マンタ電力)」を開発。
D2Cガジェットブランド<BLACKTIME>の新商品として、次世代越境ECプラットフォーム「7sGood」などで2025年9月26日より先行販売を開始した。価格は7999円(税込)。
「マンタ電力(Manta Power)」開発の背景
「なぜ、iPhoneのエコシステムに完璧に調和するモバイルバッテリーが存在しないのか?」
この純粋な問いが、ブランド「BLACKTIME」の出発点となった。市場にあふれる製品は機能こそ満たすものの、Appleが持つ革新的なデザイン哲学とは相容れないものばかり。ならば、自分たちで創り上げよう。こうして、iPhoneと完全に一体化する、デザイン主導の製品開発が始まったという。
開発が進むと、やがてBLACKTIMEは先進的なバイオミミクリー(生物模倣)の設計思想に辿り着く。コンセプトの原点は、深海を滑空する巨大なマンタだった。

その極めて薄い翼が、手に馴染む快適なグリップを生み出すポイントになると確信。
バッテリー等の厚みのある部品を手から最も遠い位置に集約させ、手で握る部分を限界まで薄く削ぎ落とす独創的な内部構造が考案された。
このコンセプトはKickstarterで多くのアーリーアダプターから支持を獲得し、製品化が実現した。
「マンタ電力」が提供する3つの革新的体験
■(1)デザイン:最薄部4.5mm。常識を覆す“無感グリップ”
市場の同種製品が最薄でも8mm以上ある中、手で握る部分でわずか4.5mmという驚異的な薄さを実現。iPhone 17にも採用される航空機グレードのアルミニウム合金の塊から、複雑なCNC加工を経て削り出されるユニボディは、高い剛性と美しさを両立させている。
まるで何も持っていないかのような自然な握り心地は、まさに”無感グリップ”と呼ぶにふさわしい体験を与えてくれる。

■(2)性能:妥協なき急速充電と5000mAhの最適解
日々の利用に最適な5000mAhの容量を確保しながら、最新のSouthchip 5008チップを搭載。最大15Wのワイヤレス充電と、最大20Wの有線PD急速充電に対応する。
また1600Gsを超える強力なN54ネオジム磁石リングと独自のフック構造で、iPhoneに強力に吸着して、安定した充電を実現している。

■(3)機能性:あらゆるシーンを想定した多機能スタンドモード
バッテリー部の突起は、動画視聴やビデオ通話に最適な横置き・縦置き両対応のスタンドとして機能。人間工学に基づいた15度の傾斜は、デスク上での快適な視聴体験を提供する。充電中もスマートフォンの利便性を損なうことがない。

「マンタ電力(Manta Power)」の主な仕様

製品名/BLACKTIME マンタ電力(Manta Power)
型番/MantaPower BT50
バッテリー容量/5000mAh・18.5Wh
ワイヤレス出力/5W、7.5W、10W、最大15W
有線出力 (USB-C)/最大20W (5V/3A、9V/2.22A、12V/1.67A)
有線入力 (USB-C)/最大18W (5V/3A、9V/2A)
本体サイズ/97.8×65×4.5mm (最薄部)
重量/146g
材質/航空機グレードアルミニウム、ABS、PC
付属品/USB-C to USB-C ケーブル、取扱説明書、ブランドカード
価格/7999円(税込)
認証/PSE規格、機内持ち込み可能
関連情報
https://www.7sgood.com/products/P257O6477901
構成/清水眞希