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ブラックサンダー「ザクザク食感」の秘密を目撃!工場見学施設「ワク ザクファクトリー」に行ってみた

2025.10.01
まなたろう (コーヒーライター)

ブラックサンダーといえば、ザクザクっとした独特な食感が大きな魅力のひとつである。

ブラックサンダーはオリジナルの他にもさまざまなフレーバーがあるが、それぞれ食感にも違いがあり、それが各フレーバーの味わいを深めている。

今回は2025年5月27日にオープンした、全国で唯一のブラックサンダーの工場見学施設「ワク ザクファクトリー」の紹介と共に、ブラックサンダーの魅力的な食感の秘密に迫りたい。

チョコレート市場売上個数No.1の「ブラックサンダー」

有楽製菓株式会社の「ブラックサンダー」はチョコレート市場売上個数No.1(※)を誇る、日本の国民的なチョコレート菓子だ。

1994年に発売開始して以来今期で31年目となり、売上推移は過去最高を更新中。

順風満帆に見えるが、売上が伸び悩んだ時期もあったという。

2012年よりさまざまなフレーバーを展開しているが、それぞれの売れ行きが鈍り、ブランド自体が弱まった時期もあったんだとか。

そんな暗黒期の脱却のきっかけとなったのが『ブラックサンダー 至福のバター』の発売だったという。

※(※1)インテージSRI+ チョコレート市場 期間:2024年3月~2025年2月 推計販売規模(個数)

『ブラックサンダー 至福のバター』とは

『ブラックサンダー 至福のバター』は、厳選したフランス発酵バターを使用するなど品質に徹底的にこだわった商品だ。

1個64円(税込み)と、ブラックサンダーの中では高級路線であり、定番商品の43円(税込)と比べると20円も高い。

そんな『ブラックサンダー 至福のバター』は公式Xで実施した「ベストオブブラックサンダー2024」では1位を獲得。

今年は発売から6年目。より良い美味しさを求めて毎年リニューアルされている。

ザクほろ 食感へのこだわり

『ブラックサンダー 至福のバター』はその名の通りバターにこだわりを持ち、今回のリニューアルでは試行錯誤の末、厳選したフランス発酵バターを採用。

ポイントとなる食感には「ザクほろ」食感を追求した。

今回の「ザクほろ」食感は、4種のクッキーやビスケットがブレンドされることで作られている。

すべて有楽製菓が自社で焼き上げ、さらにそれらを粉砕しているのだ。もちろん粉砕した時の大きさにもこだわっているのはいうまでもない。

また、ザクほろ食感を保つためにクッキーのつまり具合も調整している。工場では圧をかけすぎずに優しく、クッキーとビスケットが崩れないように整えている。

ちなみに至福のバターはリッチ感を出すためにチョコは厚め、多めにコーティングされている。チョコレートの量も、ベストな食感を出すためにフレーバーによって微調整しているのだ。

それぞれのフレーバーがこのようなこだわりを持って製造されている。

1分で864本のブラックサンダーが製造される新工場に潜入!

2025年5月27日にオープンしたばかりの工場見学施設「ブラックサンダー ワクザクファクトリー」では、上記で紹介した『ブラックサンダー 至福のバター』の製造工程を初公開した。

さっそく行ってきたので「ブラックサンダー ワクザクファクトリー」の魅力をご紹介したい。

場所は愛知県豊橋市にある。

まず、入り口にはブラックサンダーの断面を模した壁がドンとあり、ところどころに穴が空き顔はめパネルにもなっている。

ブラックサンダーを模した椅子もある。程よい弾力があって座り心地が良かった。

ちなみに工場の見学は予約が必須だ。毎月15日に予約をスタートしているが、すぐに埋まっているという。

ブラックサンダーの壁をくぐって進むと、次の部屋にはワクザクシアターがある。ブラックサンダーが出来上がるまでを、迫力とユーモア溢れるプロジェクトマッピングでお届けしてくれる。

内容はぜひご自分の目で確かめていただきたい。

進んでいくとブラックサンダーの製造ラインがガラス越しに広がる。長い通路でブラックサンダーが作られていく様子を見守ることができるのだ。

※特別に撮影しています

1分で864本ものブラックサンダーが製造されているという。

製造ラインをガラス越しに眺めつつ、イラストや説明が書かれたパネルでブラックサンダーのザクザク食感の秘密や完成していく工程を詳しく学ぶことができるのだ。

直営店では詰め放題も!

工場見学が終わったらショッピングだ。

入り口の横には直営店があり、こちらは予約なしでも立ち寄れる。

限定商品やご当地ブラックサンダー。ブラックサンダーのビールやケーキなどブラックサンダーファンにはたまらないラインナップになっている。

メインはブラックサンダーの詰め放題だ。税込1100円で体験できる。

ブラックサンダーひとつが43円(税込)なので、26 個以上詰められたら元がとれるという計算になる。筆者は40個くらいゲットした。

大人も子供も楽しめる「ブラックサンダー ワクザクファクトリー」

ユーモアあふれる有楽製菓らしい、楽しい工場見学を満喫させていただいた。

老若男女が楽しめるスポットなので、ぜひご家族でお出かけしてみてはいかがだろうか?

取材協力/有楽製菓株式会社
取材・文/まなたろう

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コーヒーライター
まなたろう
高校卒業後から30代前半までのほとんどをドイツ、アメリカで過ごし英語が堪能。たまに通訳としても働く。 3度の飯よりコーヒーを好む。自家焙煎のコーヒーを飲み、カフェでの勤務経験あり。コーヒーソムリエ資格取得。

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