
MHD モエ ヘネシー ディアジオが取り扱うスコットランド・アイラ島のウイスキーブランド「アードベッグ」は、アイラ島の蒸留所近くに、ブランドのユニークなホスピタリティ体験を提供するブティックホテル「アードベッグハウス」をオープンした。
個性溢れるウイスキーとここでしか味わうことのできないユニークなホスピタリティが織りなす、アードベッグファン待望の宿泊施設の詳細を紹介しよう。
スコットランド・アイラ島の蒸留所付近に新たに誕生したブティックホテル
1815年にアイラ島で誕生したアードベッグは、世界で最もピーティーでスモーキーと評される究極のシングルモルトだ。
その強烈なスモークと繊細な甘みの両立は「ピーティー・パラドックス」と呼ばれ、世界中のファンを魅了してきた。今日では数々の国際的な賞を受賞し、“アードベギャン”と呼ばれる熱狂的なファンから支持されている。
蒸留所には毎年、数千人の“アードベギャン”が訪れる。新たに誕生した「アードベッグハウス」は、ファンをスモーキーな世界へと誘う、あらゆる趣向を凝らした。
「アードベッグハウス」は、イギリス・ロンドンを拠点とするインテリアデザインスタジオ「ラッセル・セージ・スタジオ」との協業により設計され、内装の随所にはスコットランドやアイラ島の熟練職人によるアート作品が飾られている。
計12室の客室には、実際のポットスチルを用いた銅のウォールアートや、特注のボート型シャンデリア、さらに「Press for Smoke」と刻まれたボタンを押すと現れる秘蔵の一杯など、遊び心と洗練が融合した楽しい仕掛けが詰まっている。
館内には、アードベッグならではの五感で楽しむレストランやバーを用意。宿泊客はもちろん、地元住民も、アードベッグ流に特別にアレンジされたスコットランド料理やドリンクの数々を愉しむことができる。
シグネチャーレストラン中央に配された「炎のテーブル」では、地元食材を用いたアードベッグ流の料理を堪能できるほか、毎週金曜日には、アードベッグの名物マスコット犬「ショーティー」の名を冠した「ショーティーズテーブル」が設けられ、他のゲストと共に語り合いながら特別なひとときを過ごせる。
さらに、歴代の希少なアードベッグを豊富に取り揃える「アイラ・バー」では、アードベッグハウス限定の「アードベッグハウス リザーブ」をはじめ、蒸留所限定の「アードベッグ ホームカミング」「アードベッグ バジャー ジュース」など、特別なボトルをグラス一杯から愉しめる。
アードベッグハウスは、アードベッグを愛するすべての人に贈る、唯一無二の場所だ。ここでしか出会えない香り、味わい、物語が、深淵なるスモーキーな世界へと誘う。
■アードベッグハウス限定商品
・アードベッグハウス リザーブ
アードベッグハウスでのみ手に入る、極めて希少な21年熟成のシングルモルトウイスキー。バーボン樽とオロロソシェリー樽で丁寧に熟成され、カスクストレングスでボトリング。わずか800本のみ製造され、すべてにシリアルナンバーが刻まれている。
潮の香りとスモーキーなニュアンス、そして熟したイチジクの甘みが絶妙に調和したその味わいは、アードベッグならではの個性を極めた一本。アイラ島での滞在を永遠に刻む、究極の記念品となることだろう。
・アードベッグ ホームカミング
アードベッグの故郷・アイラ島を訪れた人々への“究極のご褒美”として誕生した特別なボトル。
バーボン樽で熟成させた原酒を、さらにラム樽で追熟したことで、カスクストレングスならではの力強さに加え、熟したバナナやパイナップルのようなトロピカルなアロマが広がる。
そこにスパイスのニュアンスと、アードベッグならではのクラシックなピート香が重なり、唯一無二の仕上がりに。
・アードベッグ バジャー ジュース
「アイラ・バー」でのみ、グラス1杯から楽しめるこの特別なウイスキーは、マスターブレンダー ジリアン・マクドナルド氏の手によって創り出され、限られた数量で生産された逸品。極めて限定的なレシピで構成されており、その詳細は今も公開されていない。
再現不可能なこの希少な一杯は、まさにその瞬間にしか味わえない特別な体験となる。毎晩18時15分、アードベッグの創業年「1815年」にちなんで、特別な樽から1杯ずつ提供される。アードベッグの革新と伝統が交差する、唯一無二のひとときを愉しんでほしい。
アードベッグハウス 予約は以下の公式サイトから
https://www.ardbeg.com/visitus/ardbeghouse.html
構成/Ara