
農林水産省は9月12日に、全国のスーパー約1000店舗で1~7日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格が、前週より264円高い4155円だったと発表した。では、消費者は新米の適正価格をどの程度だと想定しているのだろうか。
タイガー魔法瓶は、間もなく本格化する新米シーズンを前に「お米と炊飯器に関する意識調査 vol.2」を全国の20歳以上の男女587人を対象に実施した。
約8割が新米の価格が想定より高いと感じている一方で、炊飯器への投資意向は「高級化」が進む
約8割が新米の価格が想定より高いと感じている一方で、「新米を購入済み/購入予定」は 72.1%にのぼる。
新米の価格は「3,000円程度が適正」と考える人が最多で32.0%。“店頭価格”とのギャップが浮き彫りに。
今年の夏の猛暑による新米への不安は「価格が高くなること」が圧倒的1位。次いで「店頭に並ばなくなること」「品質の低下」が僅差で上位を占める。
おいしいお米を食べるために炊飯器に投資したい金額、「7万円以上」が15.6%
約4割が「おいしいごはんのために炊飯器を買い替えたい」と回答。炊飯器に投資したい金額、15.6%が「7万円以上」「予算は決めておらず、いいと思うのであればいくらでも」と回答し、前回調査の12.1%を上回った。
買いたいお米については、「国産米」が半数以上を占めつつ「備蓄米」は全体の1割という結果に。
まとめ
今回の調査では、約8割が「新米の価格が高い」と感じている一方で、「今年、新米を購入した/する 予定」は72.1%となり消費者の新米への関心が高いことが明らかになった。
買いたいお米では「備蓄米」を選択する人が1割を超え、お米の選択において価格高騰下における“おいしさ”と価格面における“安心”の二極化が進んでいることが判明。
新米の適正価格は「3,000円程度が適正」と考える人が最多で32.0%。農林水産省は9月12日に、全国のスーパー約1000店舗で1~7日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格が、前週より264円高い4155円だったと発表した。消費者が考える適正価格とは約1000円の差があり、“価格”のギャップが浮き彫りに。
炊飯器に関する設問では約4割が「おいしいごはんのために炊飯器を買い替えたい」と回答しており、炊飯器に投資したい金額においては15.6%が「7万以上」または「いくらでも」と回答しており、前回調査の12.1%から増加している結果となり、消費者の高価格帯炊飯器への興味関心が高まっていることが明らかに。
調査概要
調査対象:全国の20歳以上の男女587人
調査方法:株式会社ジャストシステム「Fastask(ファストアスク)」を用いたインターネットリサーチ
調査期間:2025年9月10日(水)~9月16日(火)
※結果数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。
※タイガー魔法瓶「お米と炊飯器に関する意識調査 vol.2」より引用
関連情報
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構成/Ara