
走る、集う、語らう白馬の2日間
「BMW Motorrad Days Japan 2025」が9月6日・7日に長野県白馬「Hakuba 47 Mountain Sports Park」で開催された。20回目を迎える記念の年で、入場は有料化されたものの、オンロード/オフロード試乗、ヒルクライム・コンテスト、モトラード・パレード、ライブステージ、BBQパーティーなど来場者がバイクと共に一泊二日で満喫できる内容で、私も「Motorrad Suginami」のツアーにR1300GSで参加してきた。
白馬への道のりは約260km
今回、初参加だった白馬のMotorrad Daysのやや面倒な点は会場内にホテルやキャンプ場ないことだ。東京から片道約260kmなので日帰りは厳しい。おススメは各ディーラーが主催しているパッケージツアーに参加すること。宿の手配だけでなく、会場でのBBQ、往路はマスツーリングで会場まで迷わず走行できる。高速道を降りてからも約1時間ほど走るため、片道4時間ほどの行程になり、ソロで走ると飽きが来そうだ。集団で走ると適度な休憩をはさみバイク談義でリフレッシュできた。
宿泊施設は温泉付きのペンションで、申込みが遅かったせいか相部屋しか残っていなかったが、初対面でも同じ趣味同士、すぐに打ち解け修学旅行のような気分が味わえた。同室には西荻窪や荻窪にお住まいの人もおり、白馬で新しいBMW仲間が増えた。白馬の会場にはテクノコシダグループのテントがあり、ここを拠点にして各ショップを回ったり、イベント見学もおこなえた。BBQと宿での二次会を楽しみにツアーに参加する方も多いそうだ。





走りと交流が交差した2日間
「Saturday Night Biker Party」ではBBQで仲間と語らい、音楽と食事に酔いしれる最高の夜を過ごした。日中の会場では試乗会や展示、トークショーなど多彩なイベントが展開され、終日バイクファンを魅了していた。
宿泊したペンションではディーラーが企画した二次会があり、バイク仲間との絆がさらに深まった。仲間と笑い合い、語り合う時間はイベントの楽しさを倍増させてくれる。来年もツアーで参加し、この特別な時間を再び味わいたいと強く感じた。
写真・文/ゴン川野