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保険金の請求が多いペットの傷病ランキング、犬の1位は「皮膚炎」、猫の1位は?

2025.09.24

「家族」として長く生活を共にする中で、大切な愛犬・愛猫の体に何らかの異変が生じることもあるだろう。では、犬・猫が負う傷病の中で、もっとも保険金請求件数が多いものはいったい何か?

アイペット損害保険はこのほど、契約者の保険金請求実績に基づく犬・猫の「保険金請求が多い傷病のランキング」を発表した。

調査結果1 保険金請求が多い傷病のランキング【総合】

犬の総合ランキングでは、「皮膚炎」が第1位となった。「皮膚炎」は、かゆみのために身体を掻くなどの仕草が見られること、赤みなどの症状が現れることがあり、飼い主が変化に気が付きやすい疾患であると言える。第3位の「腫瘍」は猫も同じ結果だ。

第5位の「外耳炎」、第6位の「かゆみ」など、猫と比較して皮膚に関する傷病が多く見られた。猫の総合ランキングでは、「下痢」が第1位となった。犬とは異なり、「腎臓病」「膀胱炎」「尿石症」など、水分摂取量が少なくなりやすい猫だからこそ起こりやすい泌尿器系疾患がランクインしている。猫が水を飲みやすい環境を作ってあげることも、予防策の1つとなる。

調査結果2 保険金請求が多い傷病のランキング【手術】

手術ランキングでは、犬・猫ともに「腫瘍」が第1位という結果となった。犬と猫で上位5位を比較すると、ランクインしている傷病に大きな違いはないが、犬では第3位に「膝蓋骨脱臼」、猫では第4位に「尿石症」がランクインしている。犬の「膝蓋骨脱臼」と猫の「尿石症」、どちらも総合ランキングでは第10位と第9位だったが、手術に限定すると上位5位以内になっている。また、犬・猫ともに第5位の「骨折」は総合ランキングでランク外だが、手術になるケースが多いことがうかがえる。

調査結果3 保険金請求が多い傷病のランキング【通院】

通院ランキングでは、犬・猫ともに第1位は総合ランキングの第1位と同様の傷病となった。犬の第2位、猫の第1位の「下痢」は、総合ランキングでも犬は第4位、猫は第1位にランクインしていることから、犬・猫で共通して身近な症状であることがわかる。下痢はさまざまな原因で起こり、その原因により危険度が変わってくる。軽い下痢でも繰り返したり数週間続いたりするときは注意が必要だ。また、猫では第2位に「腎臓病」、第3位に「心臓病」と犬ではランク外の慢性疾患が見られる。

調査結果4 保険金請求が多い傷病のランキング【年齢別・総合】

犬の年齢別ランキングでは、0歳では「異物誤飲」、1~6歳では「皮膚炎」、7歳以上では「腫瘍」がそれぞれ第1位となり、年齢によっても違いがあることがわかる。また、0歳では第4位に「ケンネルコフ、犬伝染性呼吸器症候群、伝染性気管気管支炎」という他のランキングにはない呼吸器系の疾患がランクインした。

異物誤飲はどの年齢でも起こる可能性があるが、特に0~1歳で多く発生する。何でも口に入れてしまうことは犬・猫の本能だが、口の届くところに物を置かない、危ないところに入れないようにする、遊んで欲求を満たすなどの工夫をすることで防ぐことができる事故だ。まずは飼い主が、ペットにとってどんなものが危険か、どんなものに興味を示すかを把握しておくことが重要だ。

猫の年齢別ランキングでは、0歳と1~6歳で第1位が「下痢」、第2位が「異物誤飲」で同じ結果となった。しかし、7歳以上では「腎臓病」が第1位で、「下痢」と「異物誤飲」がランク外となるなど、年齢で大きく変化していることがわかる。犬・猫ともに、0歳ではウイルスや細菌による感染症もあるが、7歳以上のシニア期になると「心臓病」「腎臓病」「腫瘍」などの慢性疾患が増えている。

<調査概要>
調査期間:2024年1月1日~12月31日
調査方法:アイペット損害保険株式会社の保険金請求データを元にしたサンプル調査

出典元:アイペット損害保険株式会社

構成/こじへい

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