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この秋はEVに注目!続々登場する国産の最新EV、航続距離が一番長いのはどれ?

2025.09.25

小学館DIMEの11月号をご覧いただけただろうか。「あなたの知らないポケポケの秘密 完全保存版」特集を始め、「電気自動車 EVは今が買いどき!」特集を一挙20ページものボリュームで展開している。

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今年後半には最新の技術を満載した国産BEVが続々登場!!

なにしろ今年後半、国産車だけを見ても、BEVの新型車が続々登場。スズキ初のBEVとなるスズキeビターラ、ホンダe、N VAN-eに続くホンダの軽BEVのホンダN-ONE e:、そして日本の量産BEVをけん引してきた日産の新型リーフが揃い踏みするのである。まさに今、BEVが熱い。

スズキeビターラ

そこで、DIME11月号の「電気自動車 EVは今が買いどき!」特集にちなみ、BEVを購入する際に大いに気になる国産BEVの一充電航続距離をランキングしてみた。もちろん、バッテリー容量、価格と航続距離はほぼ比例するわけだが、ユーザーの使い方によって一充電航続距離の意味合いは変わってくるはず。例えばガソリンスタンドの廃業が続く地方で毎日の近所の足として使うだけ(自宅充電設備必須)、クルマを複数台所有しているというなら、軽BEVを含め、ロングレンジを求める必要はないかも知れない。

一充電航続距離への要求はクルマの使い勝手によって変わってくる

一方、BEVをファーストカーとして使うユーザーなら、ある程度の一充電航続距離は不可欠。ちなみに筆者のBEVの一充電航続距離に対する考え方は、足しげく訪れる東京~軽井沢間往復(約360km/軽井沢エリア内での走行を含む)を無充電で走れる可能性のある航続距離が理想となる。関越自動車道や上信越自動車道のSA/PAで途中充電もできるでしょ・・・という意見はもっともながら、我が家のドライブ旅行は基本的に愛犬同伴。人間だけのドライブなら急速充電している間にSA/PAの施設の中に入り、夏は涼しく、冬はホカホカ過ごせ、時間をつぶせるものの、施設内に入れない愛犬連れの場合はテラス席や、あればドッグランで待機しなければならず、夏は1年中、毛皮を着ていて暑さに弱い犬にとって苦手な暑さの中にいることになり、冬は寒さとの戦いになる(暑さよりまだマシだが)。

最近はリゾートホテル、愛犬同伴型の宿泊施設でも充電設備を用意したところが増え、目的地充電が可能ではあるものの、ロングドライブの機会が多いのであれば、ロングレンジのBEVがより安心であることは間違いない。

Rakuten STAY FUJIMI TERRACE箱根芦ノ湖の充電設備

国産BEVの一充電航続距離ランキングを一挙紹介

それでは、国産BEVの一充電航続距離が長い順に紹介していくことにしよう。車格、価格にほぼ比例していることが分かるはずである。

1. 日産アリアB9 640km 738.21万円

日産アリアのハンズオフドライブ

2. 新型日産リーフ2WD 600km~(今秋発売。推定。価格未定)

3. レクサスRZ300e”version L” 599km 820万円

4. スバル・ソルテラET-SS FWD 567km 627万円 トヨタbZ4X G FWD 567km 550万円
2012 2207

5. スズキeビターラ61kWhモデル2WD 500km 448万円

6. ホンダN-ONE e:G 295km 269.94万円

7. ホンダ N VAN-e:FUN FF 245km 291.94万円

8. 日産サクラX 180km 259.93万円 三菱ekクロスEV G 180km 256.85万円

一充電航続可能距離のカタログ値(WLTCモード)と実航続距離は一致しない

しかしながら、BEVはご存知の通り、カタログ値のWLTCモードによる一充電航続距離を走り切れるわけではない。大雑把に言えば、エアコンや、とくに電気を喰うヒーターを使った実走行距離はWLTCモードの70~75%といったところだ(走行状況、外気温、エアコン、ヒーターの使用などによる)。日産サクラが130~140km、スズキeビターラが380km、日産アリアB9で480kmぐらいだろうか。もっとも、最新のBEVは苦手な寒さに対応するため、-10度で作動するヒートポンプシステム、寒冷時バッテリー昇温機能とバッテリウォーマー機能などを装備(eビターラの例)。また、ヒーターに頼らず寒い日のドライブが可能なシートヒーターやステアリングヒーターを備えるなどしてヒーターの消費電力の削減が図られているから心強い。

先に触れた我が家の例では、軽井沢往復間約360kmを上回る一充電実航続距離があれば(今回紹介した国産BEVではeビターラ以上)、途中充電はマストではなくなり、余裕をもって、静かでスムーズかつ異次元の加速力を味わえるBEVドライブを楽しめることになる。もちろん、目的地に充電設備のあるスポット、宿泊先を選べばなお安心、快適だろう。例えば我が家御用達の愛犬同伴専門リゾートホテル、レジーナリゾートの中では、レジーナレゾート旧軽井沢、レジーナリゾート山中湖などに充電設備が整っている。一部客室がペットルームとなっている楽天ステイの一部施設も同様だ。夜の間に充電しておけば、翌朝、満充電で帰路につけることになる。

レジーナリゾート旧軽井沢の充電設備
楽天ステイ箱根小涌谷の充電設備

また、国からの補助金も見逃せない。条件(4年間の保有)はあるものの、最新のeビターラで87万円、軽自動車のBEVでトップの航続距離を誇るホンダN-ONE e:の場合、最大57.4万円が補助される。スズキeビターラは全グレードで補助金が交付され、例えば61KWh 2WD の車両本体価格は448万円だが、実質361万円で手に入ることになる(東京都などでは独自の補助金が上乗せされる)。

文/青山尚暉
写真/雪岡直樹・日産・ホンダ・トヨタ・スズキ・青山尚暉

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