
キリンビールは、独自の「ラガービールテイスト製法(脱アルコール製法)」を初採用することで(※1)、同社史上最もビールに近い味のノンアルコール「キリン本格醸造ノンアルコール ラガーゼロ」(350ml缶)を開発。ノンアルコール・ビールテイスト飲料の新ブランドとして、2025年9月30日より全国で新発売する。
※1 キリンビールが発売したノンアルコール商品で初めて。
「キリン本格醸造ノンアルコール ラガーゼロ」開発の背景
近年、健康・節約志向の高まりやライフスタイルの多様化により、ノンアルコール市場全体は拡大を続けている(※2)。ノンアルコール・ビールテイスト飲料カテゴリ―においても、品揃えの拡大や味覚の進化から飲用者が増加しており、今後継続して市場が拡大する見込みだ。
一方、消費者からノンアルコール・ビールテイスト飲料に対しては、「ビールの味に近い本格的なおいしさ」や「ビールを飲んだ時の情緒的な充足感」への期待が高いことがわかっているという(※3)。
ただし現状ではそのニーズを十分に満たせておらず、同社では「ノンアルコール・ビールテイスト飲料は事情がある時に仕方なく飲むもの」という認識を払しょくしきれていない現状にあると分析。
「お客様が求める『本格的なおいしさ』『情緒的な充足感』をお届けできる商品を発売し、お客様の生活や習慣に変化をもたらしうる選択肢を拡充することで、さらなる市場の活性化が期待できます」と説明している。
※2 キリンビール調べ
※3 キリンビール調べ
「キリン本格醸造ノンアルコール ラガーゼロ」の主な特徴
「キリン本格醸造ノンアルコール ラガーゼロ」は、「ビールを飲んだ時のような気分になれる本格醸造ノンアルコール」を目指し、キリンビールのノンアルコール商品史上最大(※4)となる設備投資を行い、4年の歳月をかけて開発が行なわれた。
同社伝統のラガータイプの味わいを再現するため、独自の「ラガービールテイスト製法(脱アルコール製法)」を採用。麦の旨みとホップの爽快な香り・苦味をバランスよく仕上げられている。
※4 キリンビールのノンアルコールカテゴリー商品比
■「キリン本格醸造ノンアルコール ラガーゼロ」商品概要

<製法について>
ホップの苦みや爽快なのどごしが感じられるラガータイプのビールから、アルコールを取り除く「ラガービールテイスト製法(脱アルコール製法)」を採用した。
<中味について>
麦の旨みとホップの爽快な香り・苦味がバランスし、飲みごたえがありながら後キレの良い、ビールに近いおいしさを実現。
<パッケージについて>
マット加工を施した赤色の上質なカラーリングと、「ラガーゼロ」のロゴや聖獣の堂々としたレイアウトによって、本格的なビール体験にふさわしい、品質感のあるデザインに仕上がった。
商品名/「キリン本格醸造ノンアルコール ラガーゼロ」
発売地域/全国
発売日/2025年9月30日(火)
容量・容器/ 350ml缶
価格/オープン価格
アルコール分/0.00%
製造工場/キリンビール名古屋工場
商品担当者からのコメント
■マーケティング担当/富山航輝 氏
ビールを飲んで「あー、おいしい!」とうれしくなる、あのよろこびをノンアルコール商品で実現できたら、たくさんのお客様に幸せをお届けできるのではないか。そう考え、開発したのが「キリン本格醸造ノンアルコール ラガーゼロ」です。
私たちはノンアルコール商品で“ビールを飲んだ時のようなよろこび”をお客様に感じていただくことで、酒類文化を未来へつなぐことができると信じています。そのため、ドイツの技術メーカーから取り寄せた脱アルコール設備と、キリンの技術力により、キリン伝統の味である“ラガータイプ”のビールからアルコールを抜いた、誰が飲んでもきっとご満足いただけるおいしさを実現しました。
すべてのビール好きの皆さまに「ラガーゼロ」をお楽しみいただきたいです。
■中味開発担当/東橋鴻介 氏
「ラガーゼロ」は麦の旨みとホップの爽快な苦味が特徴です。「ラガータイプ」のビールを醸造した後に「脱アルコール製法」によりアルコールを取り除くことにより、ビールに近い飲みごたえがありながらも、後キレが良く飲みやすい、バランスの取れたおいしさに仕上げました。
単体はもちろん食事との相性も良いので、日常のひとときを少し豊かにする一杯としてあらゆるシーンでお楽しみください。
構成/清水眞希