小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

欧米のクルマ好きを魅了する〝JDM〟とは?トヨタ博物館で10月3日より企画展を開催

2025.09.17

トヨタ自動車の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)は、2025年10月3日(金)から2026年4月5日(日)まで、「What’s JDM?―世界が熱中する’80-’90年代の日本車―」を開催する。

企画展の開催意図と背景について

JDMとは「Japan Domestic Market」の略で日本国内市場のことですが、現在ではアメリカやイギリスを中心に日本車をカスタマイズしたり、日本国内専用車を輸入して楽しむ日本車文化のことをJDMと呼んでいるという。

1980~90年代、日本の自動車メーカーは世界トップの技術を載せることに挑戦を続け、電子制御、高性能エンジンなど、革新的な技術を次々と実用化していった。これらの技術は、現在の自動車開発にも大きな影響を与えている。

また、デザインの面でも、空力性能や視認性、安全性を考慮した機能美を追求したデザイン、シンプルでありながら個性を持つスタイリングは、今なお多くのファンを魅了している。

しかし、当時は海外で欧州車ほどの評価を得られず、技術者たちは悔しい思いをしてきた。

それから数十年が経ち、当時の日本車が持つ高い技術力、洗練されたデザイン、そして信頼性が再評価され、世界中の自動車ファンから改めて注目を集めているのだ。

今回の企画展では、多くのファンを魅了し続けている1980~90年代の日本車約10台を「当時の最新技術」「独自のデザイン」「小さな高性能」の3つのテーマに分けて紹介している。

展示車両は日本車の魅力をより伝えるべく、当館所蔵のものに加え、国内自動車メーカー7社と日本自動車博物館の協力を得て、特別に提供された。

1980~90年代の人気車種を3つのテーマ、各約10台の展示で紹介

■1:当時の最新技術

・ダイハツ シャレード デトマソ(1984年) ※1/12まで展示
・トヨタ スプリンター トレノ(1986年)
・ニッサン スカイライン GT-R (1989年)
・アンフィニ RX-7(マツダ)(1991年) ※1/6-13は展示しない
・スバル インプレッサ WRX STi(1994年)
・三菱 ランサーエボリューション Ⅵ トミー・マキネン エディション(2000年)
・ホンダ インテグラ Type-R(1998年) ※1/12まで展示
・ホンダ シビック Type-R(1997年) ※1/14から展示

■2:独自のデザイン

・ニッサン PAO キャンバストップ(1989年)
・ニッサン フィガロ(1991年) ※1/14から展示

■3:小さな高性能

・ダイハツ ミラ TR-XX(1987年) ※1/12まで展示
・スズキ セルボ・モード(1990年) ※1/12まで展示
・ホンダ ビート(1991年) ※1/14から展示
・オートザム AZ-1(マツダ)(1993年) ※1/14から展示
・スズキ カプチーノ(1995年) ※1/14から展示

◎期間中、展示車両は入れ替えを行う予定。詳細はトヨタ博物館サイトをチェック。
https://toyota-automobile-museum.jp/

トヨタ スプリンター トレノ(1986年)
ニッサン スカイライン GT-R (1989年)
アンフィニ RX-7(マツダ)(1991年)

<展示車両協力>
Honda Collection Hall、株式会社SUBARU、スズキ株式会社、ダイハツ工業株式会社、日産自動車株式会社、日本自動車博物館、マツダ株式会社、三菱自動車工業株式会社(50音順)

開催概要

名称:企画展「What’s JDM?―世界が熱中する’80-’90年代の日本車―」
期間: 2025年10月3日(金)~2026年4月5日(日)
場所: トヨタ博物館 文化館2階 企画展示室
構成: 1980~90年代の日本車人気を3つのテーマ、約10台の車両で紹介
URL: https://toyota-automobile-museum.jp/event/detail/9162.html

■トヨタ博物館について

所在地:〒480-1118 愛知県長久手市横道41-100
・地下鉄東山線「藤が丘」駅よりリニモに乗り換え「芸大通」駅下車、徒歩5分
・名古屋瀬戸道路「長久手IC」より西へ0.4km(グリーンロード沿い)
開館時間:9:30~17:00(入館受付は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始12/25-1/3
入場料:大人1200円 シルバー(65歳以上)700円 中高生600円 小学生400円 ※消費税込み/団体割引あり
URL:https://toyota-automobile-museum.jp/

関連イベントや特別展示も開催

■関連イベント「Classic Car Meeting ~’80-’90年代の日本車~」

日時:2025年11月29日(土) 10:00-16:00
場所:P2駐車場、文化館1階ホール
概要:1980~90年代の日本車のオーナーミーティングを開催
◎詳細は9月末に同館HPにてアナウンスされる予定

■特別展示「ラリーで活躍した1980-90年代の日本車」

期間:2025年9月9日(火) ~10月26日(日)
場所:クルマ館1階 エントランス
展示車両:トヨタ セリカ TA64型(1985年)、トヨタ セリカ GT-FOUR ST165型(1990年)<WRCサファリラリー優勝車>

■走行披露「1980-90年代の日本車」

日時:2025年11月23日(日) 11:00-11:30 / 14:00-14:30
車両:3台 企画展会場にて人気投票を行ない、11月初旬頃に同館HP・SNSで走行車両を紹介。
場所:P1駐車場 ※雨天中止、予告なく車両が変更になる場合がある

■クルマの図書室「自動車カタログ語り隊 -雑誌とカタログで巡る’80-’90年代の日本車-」

日時:2025年12月13日(土) 15:00-16:00
場所:クルマの図書室 (文化館3階)
内容:1980~90年代のクルマ好きが集い、図書室にある資料(雑誌・カタログ)を使って、この時代の魅力について語りあう
参加方法:自由参加、参加無料

関連情報
https://toyota-automobile-museum.jp/

構成/清水眞希

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2025年9月16日(火) 発売

DIME最新号は、「あなたの知らない ポケポケの秘密」。開発の舞台裏やヒットの軌跡、今からでも楽しめる効果的な遊び方まで、知ればもっとポケポケが楽しくなる“ポケポケ現象”の秘密を徹底解明!特別付録は、BIGサイズの超限定「フォルクスワーゲンBUZZトート」!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。