
iPhone 17シリーズの用途に応じた最適なモデルを提案。使い勝手に合わせた買い替え候補をiPhone歴17年のガジェットライターがおすすめします。
目次
2025年9月10日早朝(日本時間)、新型iPhone 17が発表されました。

薄型大画面の「iPhone 17 Air」を新たにラインアップし、従来の「iPhone 16 Plus」がスタイリッシュに進化しました。

スタンダードな「iPhone 17」、薄型でProシリーズのチップ「A19 Pro」を搭載する「iPhone 17 Air」、アルミUnibodyでタフに進化した「iPhone 17 Pro/Pro Max」の4モデルからどれを選べばいいのか、悩ましいところでしょう。

「iPhone 17」

「iPhone 17 Air」

「iPhone 17 Pro」
そこで、iPhone歴17年のガジェットライターが、買い替えジャッジをしました。
今、iPhoneを買い替えるなら最新モデルがマスト!その理由は?
さて、iPhoneへの買い替えですが、最新モデルをセレクトした方が良いでしょう。
これはほかのAndroidスマホにも言えることですが、最新のチップとGPUを搭載することが、今は必須だからです。
その理由は……AIの進化です。
生成AIなど、今、機械学習の進化はとんでもないスピードです。
もし、新しくiPhoneを購入して4年程度使いたいのなら……AIの進化次第では、4年間最先端の機能を使い続けられる保証はないのですが、最新のCPUとGPUを搭載することが大事だと思われるからです。
「iPhone 16」と「iPhone 16e」も併売されますが、昨今のAIの進化を考えると、モデルデビューの1年の差は、想像よりも大きいと判断します。

「iPhone 16」

「iPhone 16e」
ゆえに、iPhoneを買い替えるなら、iPhone 17、iPhone 17 Air、iPhone 17 Pro/Pro Maxからセレクトした方が、後悔しないと考えます。
買い替え候補を先に判定
買い替え候補を結論から先に申し上げます。
■普通に使うなら「iPhone 17」
インスタやLINEなどのSNSを軸に、SafariやChromeなどのブラウザとChat GPTなどのAI、通話が主な使用で、綺麗な写真と動画を撮りたい……そんなユーザーにはコスパの良いiPhone 17がおすすめ。

容量は最小の256GBで大丈夫でしょう。
動画や写真をたくさん撮影するなら、512GBもいいですが、今はクラウドにアップできるので、日常利用で不便に思うことはほとんどないはずです。
iPhone 17の256GBモデルは、AppleStore価格で12万9800円からとなります。
■最強A19 Proを気軽に使うなら「iPhone 17 Air」
今回新登場したのが、Airです。

6.5インチの大型ディスプレイにもかかわらず、5.64mmと薄型で、持ち運びもイージーでしょう。
ただし、昨今はケースを着けて利用するユーザーが多いので、薄型の恩恵を感じる機会はそこまで多くないかもしれません。
しかし、iPhone 17 AirはA19Proと、Proシリーズと同等のチップを搭載します。これは、長くiPhone を使いたいユーザーにはアドバンテージになりそう。
スタイリッシュなボディで高性能を気軽に使いたいなら、iPhone 17 air一択です。
容量は256GB/512GBの2種類から選べますが、気軽に使うというなら256GBでも十分ではないかと思われます。
iPhone 17 Airの256GBモデルは、AppleStore価格で15万9800円からとなります。
■最強の高性能とタフさを求めるなら「iPhone 17 Pro/Pro Max」
最後に、Proシリーズの進化について。こちらは「タフモデル」に進化しています。

一時、ゴールドカラーなど、Proシリーズはゴージャス方向で販売されていた時期も、過去にはありました。
今回は、「実用性重視」のタフモデルと言えます。
スマホ最強レベルの高性能をタフなボディに搭載。動画クリエイターや映画・テレビスタッフ、フォトグラファーなどのプロユースに耐えうる、まさに「Pro」モデルとなっています。


そして、最強のiPhone 17 Pro Maxには2TBの容量のモデルもラインアップ。
高性能を突き詰めたモデルとして、存在感を増しています。
本格的な動画クリエイターにとってはiPhone 17 Pro Maxの2TBモデルは、まちがいなく最強です。
ただし、AIユースなどが多いユーザーなら、iPhone 17 Proの256GBモデルもおすすめになります。
iPhone 17 Pro Maxの2TBモデルは、AppleStore価格で32万9800円からとなります。
iPhone 17 Proの256GBモデルは、AppleStore価格で17万9800円からとなります。
もちろん、iPhone 17 Pro Maxの2TBモデルは高いです。
しかし、最強の動画&画像を創り出すスマホと考えれば、比較すべきは動画にも強いミラーレス一眼カメラなどがライバル。
そう考えれば、プロスペックを日常で使えるメリットは高いはずです。
【まとめ】買い替えは使用状況に合わせて
■Q.Phone 17シリーズを選ぶ理由は何ですか?
A.AIの進化に対応:最新のCPUとGPUを搭載しており、今後の生成AI機能の進化に備えられます。
長期的な使用:4年程度の長期利用を見据える場合、旧モデルよりも最新チップを搭載したモデルの方が有利です。
■Q.どのモデルを選べばいいですか?
A.iPhone 17:日常的なSNSや通話、ブラウザ利用が中心で、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。
<ポイント>最低容量の256GBでもクラウドを活用すれば普段使いには十分でしょう。
iPhone 17 Air:薄型でスタイリッシュなデザインを好み、Proシリーズと同等の高性能チップ「A19 Pro」を求める方におすすめです。
<ポイント>高性能モデルを気軽に持ち運びたいビジネスパーソンに最適です。
iPhone 17 Pro/Pro Max:動画クリエイターやフォトグラファーなど、プロレベルの高性能とタフさを求める方におすすめです。
<ポイント>最大2TBの容量も選択でき、大容量の動画やデータを扱うプロユースに耐えうるモデルです。
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※当記事に掲載している価格などのデータは2025年9月10日時点でのものです。
文/中馬幹弘
ガジェット・MONO・マネー編集/ライター。慶應義塾大学卒業後、野村證券にて勤務。アメリカンカルチャー誌編集長、モノ情報誌編集を歴任。iPhone、iPad登場時よりスマホ実務に携わる