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炊飯もパスタもこれでOK!洗い物が激減する神アイテム「Zip Top」って何?

2025.09.15
ニイミユカ (編集者・ライター)

暦の上では秋なのに、気温30度を超える日々。料理は好きだが、火を使って調理するのはもはや苦行……。そんな筆者が助けられている調理アイテムが、シリコーンバッグ『Zip Top』だ。

シリコーンバッグとは、洗って繰り返し使用できる、食品などを保存する容器である。使い捨てのプラスチック容器を減らすため、アメリカで開発された。使われているシリコーン素材は、耐熱性・耐冷性に優れているため、冷凍保存から湯煎、電子レンジ調理もできる。つまり、これ一つで食品の保存も調理もできる優れモノなのだ。

そんなシリコーンバッグ界隈において、『Zip Top』が一味も二味もちがうのは、“扱いやすさ”と“凡庸性の高さ”だろう。そこで、大袈裟ではなく毎日愛用している『Zip Top』の「ディッシュ」(Lサイズ 税込み3,410円、Mサイズ 税込み2,750円)とともに、@DIME読者におすすめの使い方をご紹介したい。

シリコーンバッグ『Zip Top』とは

「ディッシュ」Lサイズを上から見たところ。開口部はジップ式だ。

『Zip Top』は、2017年にアメリカでスタート。BPA、鉛、フタル酸エステル、PVCを使用せず、アレルギーを引き起こしにくい100%プラチナシリコーンを採用。環境への配慮と使いやすさを大切にするブランドである。マイナス30度~220度までの耐熱・耐冷機能を備え、冷凍・冷蔵・電子レンジ・食洗機にも対応している。

『Zip Top』が便利な理由

■ボウルのように使え、加熱~保存がこれ一つで完結する

開口部はパカーンと大きく口が開き、しっかりとしたマチがある。これがボウルのように使える理由。

『Zip Top』の特徴の一つが、たっぷりとしたマチだ。また、生地に厚みがあるので液体を入れても自立し、さらに開口部も広いのでボウルのようにも使える。

つまりこれ一つで、電子レンジで加熱→調味料を入れる→混ぜる→保存が完結するのだ。

筆者がよくつくっているのは「ポテトサラダ」。おつまみに、ちょっとした副菜に、あるとうれしいおかずである。しかし、自分でつくるとなると、ちと面倒。ジャガイモを鍋で茹でて、ボウルなどでマッシュし、調味。食べきれないぶんはタッパーにうつして保存……と、工程が多い。ところが『Zip Top』のInstagramにヒントを得たレシピは、めちゃくちゃ簡単だ。

「ポテトサラダ」のつくり方

食べきれないぶんは、開口部を閉じて冷蔵庫にそのまま保存。ラップも必要ない。こちらはMサイズ。

<材料>
ジャガイモ 3個くらい(300g)
お好みの調味料や具材

<つくり方>

加熱、マッシュ、調味まで、これ一つで完結するから、洗い物が少ない。

(1)皮を剥いたジャガイモを、適当な大きさに切る(筆者は熱が早く通りやすいよう、一口大にする)。
※『Zip Top』のInstagramでは、1cm角に切り、水にさらしてあく抜きしている。が、筆者は割愛しているが、おいしくいただいているぞ。
(2)『Zip Top』の口を真ん中だけ閉じ、600Wの電子レンジで5分加熱。
(3)余計な水分を切り、『Zip Top』に入れたまま手で揉んでジャガイモをつぶす。
(4)お好みの調味料や具材を入れる。

筆者は調味料をフォークで加えて混ぜているのだが、まとわりついたジャガイモや調味料も、シリコーンでぬぐえばキレイに取れて、無駄がない。

このレシピをリピートしている理由は2つある。

一つが、ハムやキュウリなどの具材を加えたとしても、ものの10分ほどで完成すること。もう一つが、洗い物が劇的に少ないことだ。とくに後者は最高!と言っても差し支えない。鍋も、ボウルも、マッシャーもいらない。さらに食べきれなかった分は『Zip Top』のまま保存できるから、タッパーもいらない。

筆者は調味料をフォークで加えて混ぜているのだが、まとわりついたジャガイモや調味料も、シリコーンでぬぐえばキレイに取れて、無駄がない。

■洗う、干す…など、手入れがしやすい

炊飯後、鍋などにこびりつく米つぶも、キレイにするっと洗える。

たっぷりとしたマチと開口部の広さに加え、『Zip Top』の底の角はなめらかなカーブを描いている。また、つるつるとしたプラチナシリコーン素材も相まって、洗いやすいのもポイントだ。こびりつきやすい食材や、油分たっぷりの調味料を使っても、食器用洗剤をつけてスポンジで軽くこすればキレイになる。

さらに生地が厚く自立するので、洗った後は開口部を開けて伏せておけばOK。湿気がこもってカビる心配も、今のところない。

■炊きたてごはんやパスタも茹でられる

『Zip Top』では、レンチンでごはんが炊けて、麺も茹でられる。炊飯器も鍋もいらない、マルチな調理アイテムなのだ。筆者は夏場の暑い時期に何度も救われた。

こちらのレシピも、とっても簡単。リモートワークのランチをパパッと済ませたり、会社で炊きたてごはんをたのしむ……なんてこともできるぞ!

「ごはん」の炊き方

電子レンジでごはんが炊けるから、一人暮らしや火を使うのが怖いご年配の方にもよいのでは。

<材料>
米 1合
水 180ml

<炊き方>

米を研ぎ、浸水させて、炊く。炊飯と蒸らす時間は10分ずつだ。

(1)『Zip Top』に洗った米を入れ、かぶる程度の水を加えて(分量外)30分浸水させる。
(2)時間が経ったら浸水していた水を捨て、水180mlを入れる。
(3)上部の口を開けたまま、電子レンジ600Wで10分加熱する。
(4)加熱が終わったら、口を閉め、10分ほど常温で蒸らす。

加熱後は熱くなるので、布巾やミトンなどで掴もう。
炊きたては、まだ粒がべちゃっとしているが、10分蒸らすとふっくらする。

『Zip Top』のInstagramを見て、何度か炊いてみたところ、いちばんのポイントは30分浸水させること。ここを端折ると炊きあがりはカッチカチになってしまうので注意しよう。ちゃんと浸水させて炊いたごはんは、しっとりふっくら。筆者はごはんのお供を添えて、1合ペロリである。

「パスタ」の茹で方

ショートパスタや早茹でタイプなら、もっと時短できるだろう。

<材料>
パスタ 100g
塩 小さじ2
水 1カップ(200ml)

<茹で方>

ちょっとお行儀は悪いが、パスタソースと和えたら器としてそのまま食べてもOKだ。

(1)『Zip Top』にパスタを半分に折って入れる。
(2)水、塩を入れ、電子レンジ600Wでパスタのパッケージ表示通りの分数加熱する。
(3)湯切りし、お好みのパスタソースを和えたら召し上がれ。

筆者はコストコで購入した『Barilla(バリラ)』のスパゲッティで、いつもだいたい9分。ツルツル、もちもちに茹で上がる。

1点、麺を茹でるときに気を付けていただきたいのは、入れすぎないこと。筆者は「ディッシュ L」に麺200gを入れ、水も倍量で加熱したところ、途中でお湯が溢れて電子レンジの中がビッシャビシャの大惨事になってしまった……。一度に茹でる量は、1人分(100g)が最適解であろう。

■尖った口が注ぎやすい

肉厚のシリコーン素材は、口の両サイドが少し尖っている。

使い続ける中で、地味に感動しているのが開口部のつくりである。両サイドが少し尖っているので、狙ったところに注ぎやすいのだ。

筆者はこれを活用し、朝食やお弁当のたまご焼き用ボウルとして使っている。卵を溶く→調味する→注ぐという流れが『Zip Top』一つでできるので、作業がスムーズ。また、ちょっとしたことだが、液だれしにくいのも素晴らしい。

米を洗ったり、茹でたときの湯切りもスムーズ。

この尖った口は、米を洗うときの水切りや、野菜や麺類を茹でたときの湯切りもしやすい。ポイントは、口の幅を狭くすること。しなやかなシリコーン素材なので扱いやすく、狭めることで野菜や麺もこぼれにくいぞ。

なお、『Zip Top』Instagramによると、尖った口は料理のソースやドレッシングをかけるのにも重宝するらしい。

サイズや形ちがいで選べる。ただし一つ目は「大は小なり」がおすすめ

Lサイズは、25.5×10.1×12.5cm。容量946mlだ。「ディッシュ」はMサイズ(税込み2,750円/23.3×8.8×11.5cm 容量710ml)、sサイズ(税込み2,310円/20×7.5×10.3cm容量473ml)の3サイズ。

『Zip Top』は、筆者が愛用する「ディッシュ」(Lサイズ 税込み3,410円)のほかにも、さまざまなサイズや形がある。しかし、もし「まず一つ試してみたい」と思うのなら、大は小なりで「ディッシュ」のLサイズを買うのがおすすめ。これなら炊飯もパスタを茹でることもできるし、公式Instagramによるとお菓子や蒸しパン、スープ、肉料理なども作れてしまう。

忙しいと、食は二の次になりがちだ。しかし、よりよい仕事には、健やかな心身が欠かせない。それにはしっかりごはんを食べることも大切だ。

昨今の物価高で、毎日外食も厳しい。堅実で前向きな、@DIMEの働きマンの皆さん。手間なく簡単においしい「Zip Top」のシリコーンバッグで自炊してみてはいかがだろう?

文/ニイミユカ

編集者・ライター
ニイミユカ
1983年、兵庫県生まれ、東京・浅草在住。朝ランが日課の編集者・ライター。女児の母。大阪の大学を卒業後に上京。編集プロダクション勤務を経て、フリーランスに。「衣食住子」と地に足のついた企画を編集・取材・執筆しています。Instagram @yuknote

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