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水拭き機能搭載のフラッグシップモデルを投入!競争が激化するロボット掃除機市場でアイロボットが自信満々になる理由

2025.09.10

アイロボットジャパンは8月27日に製品発表会を開催し、水拭き機能を備えたロボット掃除機の最新モデル『Roomba Max 705 Combo ロボット+AutoWash 充電ステーション』を発表した。

公式オンラインストアの販売価格は17万9800円。公式レンタルサービス「ロボットスマートプラン+」では、月額7980円でレンタルが可能だ。

水拭き対応で自動温水洗浄機能も備えるフラッグシップモデルを投入

今やロボット掃除機の代名詞になっている『Roomba(ルンバ)』だが、ここ数年は中国メーカーの台頭などで、市場環境の厳しさが増している。

アイロボットでは多様なニーズに応えるため、2025年4月に「All New Roomba」と銘打ってラインナップを刷新。

現在は、ワンルームなど単身世帯向けのエントリーシリーズ『Roomba』、複数の部屋を掃除したいファミリー向けのミッドレンジシリーズ『Roomba Plus』、ペットオーナーなどに向けたフラッグシップシリーズ『Roomba Max』の、3つのシリーズを展開している。

今回の『Roomba Max 705 Combo ロボット+AutoWash 充電ステーション』は、その最上位に該当。これで、「All New Roomba」の全ラインナップが出揃った格好だ。

アイロボットジャパン 代表執行役員 社長の挽野 元氏。

3シリーズ7モデルとなった「All New Roomba」は、1機種を除き水拭きに対応。中でも『Roomba Max 705 Combo ロボット+AutoWash 充電ステーション』は、シリーズ初のローラーモップを採用している。

より広い範囲を圧をかけてしっかりと水拭きできるだけでなく、充電ステーションでの自動温水洗浄、温風乾燥により、常に清潔なモップで掃除ができる。また本体にはモップカバーも搭載されていて、カーペットなどを掃除する際には、濡れない工夫もされている。

新製品『Roomba Max 705 Combo ロボット+AutoWash 充電ステーション』。高いデザイン性にも注目。
AutoWashの名前の通り、最大75日分のごみを自動収集できるほか、最大8週間連続で使用可能なモップの自動温水洗浄、温風乾燥機能も備える。
モップ用の水に床用濃縮洗剤を自動投入することも可能。サンプルが付属するほか別売(4500円/約160回分)で購入ができる。
微細なゴミまで書き出して取り込める、2本のエッジクリーニングブラシに加えて、シリーズ初となるローラー式の水拭き用モップを搭載。
モップのローラーが伸縮して、壁際の端までしっかり水拭きができる。
センサーが床面を検知し、カーペットではモップがカバーされて濡れないしくみ。

92.3%の高い満足度。リピーターはブランドで指名買いも

アイロボットジャパン代表執行役員 社長の挽野 元氏は、新ラインナップの好調な販売状況を紹介するとともに、購入ユーザーに実施したアンケート調査の結果を公表。「92.3%という高い満足度を得ている」と胸を張った。

「ロボット掃除機によって、生活にゆとりが生まれたという方が95.4%、お部屋の清潔度がアップしたという方が97.2%と、いずれも高い水準の値となっていて、ルンバとの生活を楽しんでいただいている」と挽野氏。

回答者の半数を超える52.7%が初めてロボット掃除機を購入した人だとし、ロボット掃除機市場の拡大にも貢献しているとアピールした。

新ラインナップの購入者に向けたアンケート調査で、高い満足度を得られているとアピール。
リピート購入者ではブランド・メーカーへの信頼感が購入の際のポイントになっているという。

同調査によれば、リピート購入者の購入理由で最も多かったのは、「ブランド・メーカーへの信頼」。リピーターによる指名買いがある一方で、初めてロボット掃除機を購入するユーザーの多くが重視しているのは、やはり価格だという。

経営戦略担当ディレクターの山内 洋氏は「お客様の生活スタイルによって、掃除に求められる要件は異なる。個々の期待値に添えるよう、ラインナップを揃えてニーズを満たせるようにした」と説明。

厳しさを増す市場環境と新ラインナップについて、@DIMEのインタビュー取材に応じ、次のように回答した。

「確かに市場環境は厳しくなっていますが、ロボット掃除機の普及率にはまだまだ伸びしろがある。いろいろなメーカーが参入して切磋琢磨することは、普及に向けたあるべき姿だと思っています。新ラインアップでは、全カテゴリーでコストダウンをはかっていて、十分に戦える価格帯になっていると考えています」(山内氏)。

エントリーモデルでは3万円台の製品も用意されているほか、新機能を多数搭載するフラッグシップモデルの『Roomba Max 705 Combo ロボット+AutoWash 充電ステーション』も、従来のフラッグシップモデルに比べると、安価な価格設定となっていると山内氏。

ユーザーのニーズを見極めながら、パーツ一点一点見直すなど最適化をはかり、高い商品価値とコスト抑制の両立を実現したという。一方でそのために開発には時間を要し、4月のラインナップ発表に間に合わせられなかったとも。「時間をかけた分だけ、すごくいいものが、いいお値段で提供できるようになった」と、自負する。

ロボット掃除機の価値について、「一般的な掃除機とはまったく違う。時間を生み出す家電です」と山内氏。「掃除にとられていた時間が不要になり、使える時間が生まれる。家電の枠を超えて、新たな生活価値が提案ができる製品であることを、もっと訴求していきたい」と話す。実際に一度使い始めると、手放せないと感じる人は少なくないようだ。アンケート調査にもあったように、リピート買いする人が多いのも特徴だという。

「再び選んでいただくためには、企業として信頼を得続けなければなりません。品質、サポートなども含めて、我々が真摯で誠実なブランドであること。アンケート結果にもあったように、そこにカテゴリーリーダーとしてのこれまでの積み重ねが生きてくると思っています」(山内氏)

わかりやすいラインナップと競争力のある価格、ブランドへの信頼を武器に、むしろこらからの市場競争、さらにその先の市場拡大が楽しみだと自信を見せた。

@DIMEの取材に応じたアイロボットジャパン 経営戦略担当ディレクターの山内 洋氏

アイロボットジャパンでは新製品の発売にあわせて、9月5日からSNSを活用した「毎日キレイで #床サイコー」キャンペーンを展開。ルンバでの水拭き=「極サラ水拭き」を実感する瞬間についてinstagramやXに投稿すると、抽選で6名に新製品がプレゼントされる。詳細は同社ホームページをチェックしよう。

https://www.irobot-jp.com/campaign/yuka_saikoh

文/太田百合子

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