
スマホやSNS、そしてAIなど、Z世代の周囲には便利なツールが溢れている。では、これらを学習に活用している中高生はどれくらいいるのだろうか?
GMO NIKKOが提供する「Z世代トレンドラボ byGMO」はこのほど、高校生・大学生986人を対象に「Z世代の学習スタイルに関する自主調査」を実施し、その結果を発表した。
普段の勉強でのAI活用率
普段の勉強でのAI活用率を調べたところ、高校生の54.7%、大学生の61.8%、高校生男子の48.5%、高校生女子の60.4%が「普段の勉強にAIを活用している」と回答した。
ノートと板書のスマホ撮影や友達との共有状況
ノートおよび板書のスマホ撮影や友だちとの共有状況について調べたところ、大学生の50.8%と半数が授業の板書をスマホで撮影し、34.0%がスマホ撮影した板書を友人と共有していることがわかった。一方、高校生では校則の影響もあってか、授業の板書をスマホで撮影している人の割合は31.6%にとどまった。
普段の勉強に活用しているSNS・動画サイトについて(高校生vs大学生)
普段の勉強に活用しているSNS・動画サイトについて調べたところ、高校生・大学生ともに半数以上が学習にYouTubeを取り入れていることがわかった。学習チャンネルの中には登録者数が200万人を超える人気チャンネルも存在しており、そういったチャンネルが中高生の学びの一助になっているようだ。
高校生が普段の勉強に活用しているSNS・動画サイトの男女別調査について
高校生が普段の勉強に活用しているSNS・動画サイトについて調べたところ、圧倒的に学習に活用されているのはYouTubeだが、最近は女子高校生を中心にInstagramやTikTokのショート動画を効率的な学習コンテンツとして活用する兆しもみられた。
<調査概要>
・調査テーマ:「Z世代の学習スタイル」に関する自主調査
・調査期間 :2025年7月31日~8月1日
・調査主体 :GMO NIKKO株式会社
・調査地域 :日本国内
・調査対象 :16歳~20歳の男女(調査回答時に高校・大学に在籍)
・回答者数 :986名
・調査方法 :インターネット調査
出典元:Z世代トレンドラボ byGMO
構成/こじへい