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屋上菜園、地域交流、スマホ操作まで!アクティブなシニアをやさしくフォローするレジデンス「グランジュール」に潜入

2025.09.07

元気なうちにシニア向けのサービス付き住宅を検討し、安全安心に過ごせる環境で日々の暮らしを楽しむ「高齢期を見据えた住み替え」が近年注目されています。

「自立して暮らせるけれど、安心も確保したい」「なるべく迷惑をかけず、子どもや孫の近くで暮らしたい」――そんな思いに寄り添って誕生した、60歳からのサービスレジデンス「グランジュール」は現在、東京都を中心に4施設を展開しています。2025年にオープンした最新レジデンス「グランジュール駒沢公園」を訪ねてみました。

緑豊かで散歩コースが充実。ペットフレンドリーな住宅街

東京都世田谷区にある「グランジュール駒沢公園」は、2025年3月29日にオープンしたばかりのサービス付き高齢者向け住宅。周辺は閑静な住宅街が広がり、落ち着いた雰囲気です。物件名にあるように、徒歩圏内にランニングコースやサイクリングロードが整備された「駒沢オリンピック公園」(通称・駒沢公園)があり、スポーツやアウトドアアクティビティを楽しむ人々で一年中賑わっています。

また、建物のすぐ裏手には、小川に沿ったトンネル状の桜並木が美しい「呑川親水公園」や「呑川緑道」があります。ここは近隣の方々の定番散歩コース。数年前のコロナ禍では、筆者もこの緑道を何度も行き来したものです。

この界隈を歩いていると、とってもペットフレンドリーな地域であると感じます。ペットグッズの店が数多く、近隣のカフェやレストランはワンちゃん連れOKの店がたくさん。犬のお散歩のために、少し離れた場所から車で駒沢公園にやって来る人が多いのも頷けます。緑豊かな中をお散歩したあと、愛犬と共にテラス席でお茶を飲み、ゆっくり過ごしている方も多いそうです。

そんな住環境抜群の場所に、「グランジュール駒沢公園」はありました。

バス交通が盛んな地域で、自家用車がなくても、渋谷や自由が丘など主要な駅までのバス移動も可能です。

「グランジュール」を運営しているのは、介護施設や高齢者向け住宅の運営を中心に行っている、シマダリビングパートナーズ株式会社。今回訪れた「グランジュール」シリーズのほかに、要介護者向けの施設「ガーデンテラス」や有料老人ホームなど、シニア向けの住まいの提供に力を入れており、訪問介護や福祉用具貸与サービス、さらには保育事業も展開し、地域社会に深く根ざした活動を行なっています。

これら様々な施設運営で蓄積したノウハウやケア体制をアクティブシニア向けにアレンジし、「グランジュール」での柔軟な支援につながっているそうです。

自由度が高く、ペットとの同居が可能!

では、「グランジュール駒沢公園」の特徴と印象をお伝えしていきましょう。ファーストインプレッションは、“合理的でおしゃれな空間”です。 

エントランス横には、誰もが利用できる「庭カフェ」があり、インテリアコーディネーターによって地域性や建物の趣向に合わせたインテリアで統一されています。コーヒーサーバーを利用することもできるので、入居者同士のほか、家族や友人との語らいに利用する方も多いそうです。

共有スペース「庭カフェ」

1LDK~2LDKの間取りは、無駄のないコンパクトな作りで、各部屋との仕切りは引き戸が採用されていました。キッチンやバスルームは最新の設えが装備されていて、かなり現代的。また、1戸につき1つ、地下にあるトランクルームを利用できるのも大きなポイントです。

室内の様子(1LDKのモデルルーム)。コンパクトで使いやすい設計。
各戸1室利用可能な、地下1階のトランクルーム

その他の特徴は……

●自由度が高い

アクティブシニア向けというだけあって、特別な制限はありません。外泊する場合は、事前に知らせておけば、いつ・誰と・どこに行くのも自由。筆者が訪れた日も、入居者が自由に建物を出入りするのを見かけました。入居者の家族と思われる方が、「こんにちは~」と挨拶をして中に入っていく姿も見られました。そんな様子は、一般的なマンション同様で、介護施設とは明らかに異なります。

近所にはスーパー、コンビニや銀行、各種クリニックなど、日常生活に欠かせない店舗や公共施設があるエリアなので、徒歩での買い物やお出かけにも不自由しないでしょう。

●ペットOK

大きな特徴は、1階と2階のフロアはペットとの同居が可能なことです。

「ペットがいるから住み替えは難しい」という声はよく聞きます。一般的に、シニア層の賃貸契約は諸条件が厳しいケースが多いので、「ペットOK!」は大きなポイントでしょう。実際、「グランジュール駒沢公園」ではペットが飼えるフロアから契約が決まっていったそうです。

ペットがいると、それだけで癒やされますし、暮らしに張り合いが生まれるもの。とくにシニアの方にとっては、孤独を感じる時間が減り、心の健康維持にも繋がると思われます。

●地域密着型の取り組みが盛ん 

地域住民との交流の場を設けたり、地域のコミュニティと連携をはかる取り組みが好評のようです。

「グランジュール駒沢公園」では、屋上を活用して園芸コーナーを設け、月に1回、グリーンマネジャーによる園芸レクチャー(希望者のみ)が行われているそうです。屋上には、入居者が思い思いに植えた草花がきれいに咲いていました。

ソラ庭(屋上)の活用例。何を植えてもいいので、ハーブや野菜を育て、自家菜園として利用している人もいる。
「グランジュール世田谷船橋」の夏フェスに訪れた近所の小学生たち。入居者とも顔なじみになり交流を深めているそう。
「グランジュール尾山台」で行われた秋祭り。家族や地域住民を招いて賑やかな催しに。

「健やかナビゲーター」が日常の小さな不安をフォロー

最後に、入居者へのサポート体制についてみていきましょう。

「グランジュール」には、毎日の健康状態を確認したり、生活や健康に関する悩みごとに親身になって対応してくれる「健やかナビゲーター」と呼ばれる人が9時~17時で勤務しています。

「グランジュール駒沢公園」の健やかナビゲーター・山下千恵さんに、「いちばん多い相談事は何ですか?」と尋ねたところ、「スマホの操作法ですね」と笑って答えてくださいました。そんなことまで? と驚きましたが、実際に、わかる範囲で教えてあげているそうです。

健やかナビゲーターへの相談、ALSOKへの緊急通報などのコントロールパネル。

各住戸には、活動の有無を感知するセンサーや、体調不良の際などに利用する緊急通報システムが導入されています。「相談」ボタンを押すと健やかナビゲーターに(9~17時対応)、「緊急」ボタン押すと夜間でもALSOKのガードマンが駆けつけてくれます(24時間365日対応)。

「老い」は誰にでもおとずれます。万が一、介護が必要になった場合は、「ガーデンテラス」など系列施設への優先入居ができる点も安心材料でしょう。

グランジュール駒沢公園
賃貸戸数:32戸
住戸タイプ:1DK~1LDK
占有面積:25.27平米~50.31平米
モデルルームの参考費用(1LDK /43.97平米+トランクルーム)
家賃:237,000円
共益費:20,000円
サービス支援費:33,000円(1人入居の場合)~44,000円(2人入居の場合)
諸費用:入居時 敷金2か月
※2025年8月末時点(取材時)

取材・文/大津恭子 撮影/黒石あみ(小学館)

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