
「楊国福麻辣湯」は、2025年10月時点で日本に20店舗を展開中の麻辣湯専門店。本記事では、72種類以上から選べる「具材」に着目し、注文システムやおすすめの具材、組み合わせを紹介する。
目次
楊国福麻辣湯は、中国の国民的な人気チェーン店。日本では関東・関西エリアを中心に合計20店舗を展開し、海外でも7,000軒以上の店舗を展開している人気の麻辣湯専門店だ。
72種類以上もの具材をバイキング形式で好きなように選び、自由に組み合わせられるのが大きな魅力。本記事では、楊国福麻辣湯の具材を詳しく解説する。

楊国福 麻辣湯の注文システム
楊国福麻辣湯は、具材の種類こそ多いものの、注文システムはとてもシンプルで利用しやすい。まずは麻辣湯の注文システムや具材の概要、具材以外で選べる項目を紹介する。
なお、「楊国福麻辣湯」の読み方は「ヨウゴフク マーラータン」。「楊國福」と表記したり、漢字の麻辣湯を「マーラータン」と表記したりすることもあるが、公式サイトでは「楊国福麻辣湯」との表記されている。
■100g400円の具材をバイキング形式で選ぶ
楊国福麻辣湯では、好きな具材を好きなだけピックアップし、100g税込み400円で清算する。シンプルな注文システムのため、この仕組みさえ知っておけば、初来店の人でも迷うことはないだろう。
ただし、会計するまでピックアップした具材の重さはわからない。欲張りすぎると2,000円~3,000円以上の支払いとなることもあるため、具材の選びすぎには注意しよう。
なお、1,000円以上の支払いでお好みの麺80gがサービスとなる。
■選べる具材は72種類以上!
野菜、加工食品、肉、魚介、麺類からなる72種類以上の具材が用意されており、ユーザーは用意された具材を好きなだけトッピングできる。完全オリジナルな麻辣湯を作れるのが、楊国福麻辣湯の大きな魅力だ。
■店舗によって具材が異なることもある
楊国福麻辣湯には、牛肉、豚肉、海老、春雨、パクチーなど、麻辣湯の基本となる具材以外にもさまざまな具材が用意されており、店舗や来店する日によってラインナップが若干異なることがある。
関東・関西エリアなら複数の店舗展開があるため、各地の楊国福麻辣湯を巡って具材を調べてみるのもまた一つの楽しみ方といえるだろう。
■具材以外で選べる項目

楊国福麻辣湯では、具材以外にも選べる項目がいくつかある。
●辛さ(5段階/小辣・普通・大辣・激辣・黙認)
●花椒レベル(3段階/小麻・普通麻・黙認)
●スープ(4種類/麻辣スープ・牛骨スープ・トマトスープ・麻辣バン・激香赤ラー油スープ)
●調味料(砂糖・黒酢・麻油・大辛・ニンニク・塩・醤油など)
なお、花椒とは中国発祥のスパイスで、果実を乾燥させた爽やかさと辛さが特徴だ。
麻辣スープは、人によって1段階目の辛さレベルでもかなり辛く感じることがある。麻辣湯初心者の人は「辛さレベル 小辣」から挑戦するのが良いだろう。
楊国福 麻辣湯で選べる具材一覧
楊国福麻辣湯で選べる具材は72種類以上。ここでは選べる基本の具材をカテゴリ別に紹介する。なお、店舗や来店する日によって具材の内容が若干異なる可能性があることは理解しておこう。
■野菜系の具材
●もやし
●ぶなしめじ
●グリーンカール(葉レタス)
●しいたけ
●ブロッコリー
●豆苗
●やまくらげ
●パクチー
●ロメインレタス
●レタス
●じゃがいも
●れんこん
●きゃべつ
●きくらげ
●山くらげ
●青梗菜(チンゲン菜)
●白菜
●小松菜
■加工系の具材
●湯葉
●ふちく
●揚げパン
●油揚げ
●うずら卵
●ソーセージ
●目玉焼き
●みそ入り魚団子
●汁入り牛肉団子
●スパム
●黄金軟骨団子
●蟹団子(魚団子)
●虹団子
●水餃子
●海老団子
●もち
●干し豆腐
■肉系の具材
●豚舌
●豚肉
●牛肉
●牛すじ
●豚コラーゲン
●鶏もも肉
●ハチノス
●鴨の血
●豚軟骨
●牛センマイ
●ラム肉
■魚介系の具材
●海老
●イカ
●あさり
■麺類の具材
●インスタントラーメン
●春雨
●さつまいも春雨
●刀削麺
●板春雨
●火鍋春雨
●牛すじ麺
●トウモロコシ麺
●米線(ライスヌードル)
●ホーフェン(平たいライスヌードル)
楊國福 麻辣湯のおすすめ具材
豊富な具材の中でも、特におすすめの具材をカテゴリ別に紹介する。具材選びで迷う人はぜひ参考にしてみてほしい。
■野菜系具材のおすすめ
●きくらげ
●山くらげ
●青梗菜
●白菜
●ブロッコリー
●パクチー
きくらげや山くらげは、コリコリとした食感が楽しめる。変わった食感に抵抗のない人におすすめしたい具材だ。
また、青梗菜は中国が原産の野菜で、葉・茎ともにほのかな甘みを感じるのが特徴。野菜の緑っぽい風味が苦手な人は、青梗菜や白菜を入れるのも良いだろう。
ハーブ系の豊かな風味が好きな人は、パクチーもぜひ取り入れてみてほしい。
■加工系具材のおすすめ
●ソーセージ
●うずら卵
●蟹団子
●虹団子
ソーセージは辛みのあるスープと相性が良い。うずら卵は中の黄身が辛さをやわらげてくれるほか、タンパク質と、食品からしか摂れない必須アミノ酸が含まれており、栄養価面でもおすすめできる。
蟹団子や虹団子は、中国が起源となるオレンジと白のカラーリングが特徴的な練りもの。蟹団子のほうが、より魚介感のある風味が楽しめる。
楊国福麻辣湯では、数ある具材の中でも特に加工系具材の種類が多い。どれも魅力的だが、あまり欲張ると100g、200gと重さがかさむため注意しよう。
■肉系具材のおすすめ
●豚肉
●牛肉
●鶏もも肉
●ラム肉
肉系具材は特にお好みで選んでもらいたいところだが、ボリュームも楽しみつつできるだけカロリーを抑えるなら、鶏もも肉やラム肉がおすすめ。
中でもラム肉は、クセが少なく案外さっぱりとした味が特徴。鉄分が豊富に含まれていることから、貧血が気になる人にもおすすめだ。
■魚介系具材のおすすめ
●海老
●あさり
魚介系は選択肢が少ないが、海老やあさりは出汁としても人気の具材だ。
もちろんイカのトッピングも、コリコリとした食感のほか、麻辣湯の辛めなスープとの相性が楽しめるおすすめの具材となっている。
■麺類具材のおすすめ
●火鍋春雨
●春雨
●インスタントラーメン
●牛すじ麺
火鍋春雨は、一般的な春雨とは異なりモチモチとしたコシのある食感が魅力。食べ応えがあるが、水分を多く含むため、重量あたりのカロリーは低くなる。
カロリーを気にせず楽しみたい人にはインスタントラーメンや、しっかりめな味付けが特徴の牛すじ麺などを選ぶのも良いだろう。
楊国福 麻辣湯のおすすめの具材組み合わせ

最後に、楊国福麻辣湯でおすすめの具材の組み合わせを3パターン紹介しよう。あくまでも参考程度に、お好みの具材も加えて楽しんでほしい。
■初心者向けの王道トッピング
●火鍋春雨
●豚肉・ラム肉
●海老
●蟹団子・みそ入り魚団子
●白菜・もやし・パクチー
●きくらげ
●うずら卵
シンプルながら、基本の麻辣湯が楽しめるラインナップ。辛さは1段階目から選ぶのがおすすめ。もちろん辛さが好きな人は、お好みで調整しよう。
■ヘルシー志向な野菜メインのトッピング
●白菜・青梗菜・きのこ類(しめじやえのきなど)・豆苗・もやし
●湯葉
●春雨または板豆腐
●鶏もも肉・ラム肉
麻辣湯を楽しみつつ徹底してカロリーを抑えたい人向けのトッピング。野菜だけでなく、鶏もも肉・ラム肉を追加してタンパク質や鉄分などの栄養もしっかりと摂れる。
辛さが得意でない人は、野菜の量を追加するもの良いだろう。
■食べ応え重視のがっつり系トッピング
●インスタントラーメンまたは刀削麺
●ソーセージ・牛肉・豚肉
●蟹団子・みそ入り魚団子・海老団子
●厚揚げ
●うずら卵
●れんこん・白菜・きくらげ
味も食感もしっかりと楽しめる満腹コース。大盛りの丼ものや、大盛りラーメンを味わったあとのような満足感を楽しもう。
※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。
文/編集部