
ふるさと納税は、多くの自治体にとって欠かせない財源です。そのため、いかにユニークな返礼品で自治体の魅力を伝えられるかが、自治体の腕の見せ所となっています。そんな中、特に個性的な返礼品を出品している自治体があります。北海道北部に位置する「紋別市」です。
流氷粉砕船の乗船券やオホーツクの流氷
紋別市令和6年度は130億円以上も寄附を集める人気の自治体です(寄付金額ランキング全国9位)。北海道北部に位置し、オホーツク面する紋別市。寄附を集められる大きな理由は、当然、その地を生かした「海鮮物」の豊富さです。実際にポータルサイトで紋別市の返礼品人気ランキングを見てみると「ホタテ」や「カニ」といったラインナップが並びます。こうした返礼品に埋もれてしまいがちですが、紋別市は全国屈指の個性豊かな返礼品がある街としてマニアの間では有名なんです。
その一つが「ガリンコ号乗船券」です。紋別市の流氷観光で有名な街なんです。流氷粉砕船ガリンコ号は紋別市が誇る流氷観光の目玉で、ふるさと納税にも体験型返礼品として乗船券が用意されているんです。
そして、観光資源「流氷」を最大限に生かした返礼品が「オホーツク海の流氷(約1トン)」(寄附金額200万円)です。
紋別市ふるさと納税総合サイトによると以下の通りです。

オホーツク海に打ち上げられた大きな流氷をそのままお届けします。
イベント用としてもインパクト大です!
※食用としてのご利用はできません!
※注意点※
・沖縄・離島へはお届けできません。
・狭い場所への配送はできません。
・お受け取り時にトラックから荷下ろしするためのフォークリフトや重機をご用意いただく必要があります。
(ない場合はリフトを運ぶトラックが必要になるため別途費用が発生します。)
・発送時の重さは約1トンですが、到着時に多少溶けていても補償はできかねます。
1トンの氷の塊……一体、誰が何のために申し込むのでしょうか。紋別市の担当者は@DIMEの取材にこう答えています。
「当市は冬場の流氷観光がメインのまちなので、ふるさと納税を通じて「流氷のまち」というイメージの定着とアピールに繋がればと思い、「流氷」を返礼品としています。令和3年よりインパクトのある1トンの流氷を返礼品に追加しました。1トンの流氷はまだ申し込みいただいたことがありませんが、5kgの流氷は開始からこれまでに20件以上のお申込みをいただいております」
「我こそは!」という方は、寄附金額200万円の「オホーツク海の流氷(約1トン)」に挑戦してみてはいかがでしょうか。まずは手軽な「オホーツク海の流氷(5kg程度)」(寄付金額1万円)から試すのもおすすめです!
取材協力/紋別市
写真/紋別市ふるさと納税総合サイト
取材・文/峯亮佑