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今さら聞けない「麻辣湯」の人気が爆発した理由と初心者におすすめの専門店

2026.01.30

この記事では、中国四川発祥のスープ料理「麻辣湯(マーラータン)」について、その特徴から人気の理由、おすすめ専門店まで詳しく解説。花椒の痺れと唐辛子の辛さが特徴的な薬膳スープに、春雨や野菜などを自由にカスタマイズできる点、ヘルシーさやSNS映えすることが若者を中心に支持され、全国で専門店が急増している現象を紹介する。

昨今、専門店が続々とオープンし注目を集めている「麻辣湯(マーラータン)」。痺れるような辛さを楽しめる麺料理だが、「そもそもどこの料理?」「どんな味?」「何が入っているの?」と疑問を抱く人も多いだろう。

本記事では、麻辣湯の特徴から流行している理由、人気のお店、自宅での楽しみ方まで徹底解説する。

麻辣湯とは?

麻辣湯は、麺と具材(野菜、きのこ、肉など)を煮込み、香辛料をきかせた、中国四川発祥のスープ料理。人気の理由をひも解くために、まずは麻辣湯のスープや具材ごとの特徴を見ていこう。

■スープ|花椒+唐辛子のスパイシーな味わい

麻辣湯のスープは、鶏や豚、牛などを煮込み、さまざまな薬膳スパイスや漢方を加えて作られる。調理方法や味付けは店舗によって異なるが、花椒と唐辛子を合わせるのが基本だ。 麻辣湯の「麻」は花椒などの痺れる辛さ、「辣」は唐辛子などのピリピリした辛さをそれぞれ意味しており、痺れと辛みを同時に味わえる新鮮さも魅力の一つ。数十種類以上のスパイスを組み合わせる場合もあり、複雑でありながらパンチのある味わいを楽しめる。

■具材|春雨や野菜、きのこなどを好みで選べる

麻辣湯は、具材を自分が好きなようにトッピングできるのも楽しみの一つ。具材の具体例は以下のとおり。

【麻辣湯の具材例】

春雨、中華麺、牛筋麺、とうもろこし麺
野菜パクチー、ミニトマト、小松菜、れんこん
きのこきくらげ、しめじ、エリンギ、まいたけ
肉系豚肉、牛肉、鶏肉、ラム
魚介系えび、イカ、ホタテ、あさり
練り物イカ団子、カニ団子、エビ団子
点心類水餃子、小籠包

麺の種類は、牛筋麺やとうもろこし麺などが用いられることもあるが、春雨を採用している店舗が多い。本場・中国では海鮮系の練り物を麻辣湯にトッピングするケースが多く、イカ団子の他にカニ団子やエビ団子などを入れることもある。

麻辣湯が人気を集める4つの理由

東京をはじめ全国各地で麻辣湯専門店が続々とオープンしている。なぜこれほどまでに麻辣湯が流行しているのだろうか。それぞれの理由を見ていこう。

1:痺れと辛みがやみつきになる

麻辣湯の大きな魅力は、なんと言っても「痺れと辛みを同時に味わえる新鮮な味わい」。花椒などの痺れる「麻」の味わいと、唐辛子などのピリピリした「辣」の味わいで、味に奥行きが生まれる。辛さのみを追求した料理とは異なり、痺れと辛みの絶妙なバランスが多くの人を虜にしているようだ。

2:麺や具材をカスタマイズできてアレンジの幅が広い

自分好みに自由にアレンジできるカスタマイズ性の高さも、麻辣湯が人気を集めている要因の一つ。麺の種類や野菜、きのこ、肉、魚介などの具材、スープの種類や辛さを自由に選べることが多い。卓上に「味変のためのスパイス」が設置されている店舗もあり、一杯でさまざまな味わいを堪能できる。

自由度が高いからこそ、自分だけのオリジナルな一杯を作るワクワク感が生まれ、満足感にもつながっているのかもしれない。具材やスープなどの組み合わせを変えれば新たな魅力を発見できるため、毎回カスタマイズを楽しむリピーターも多いようだ。

3:カロリーが抑えられてヘルシー

麻辣湯はベースの麺に春雨を採用している店舗が多く、ヘルシーなイメージから、罪悪感なく食べやすいのも多くの人に支持されている理由だろう。さらに、スープには薬膳スパイスや漢方が使われていることに加え、野菜中心のトッピングにすることで、体に嬉しい1杯になる。中には「冷え性対策」や「食欲増進」などを謳っている店舗もある。

4:SNS映えするビジュアルでシェアされやすい

好みの具材を自由にトッピングできる麻辣湯は、SNS映えするビジュアルを作り出しやすく、TikTokやYouTubeなどの動画でもシェアされやすい。麻辣湯におけるスープの多くは唐辛子由来の赤色で、カラフルな野菜などと組み合わせると鮮やかなコントラストを生み出す。インパクトのあるビジュアルが、インフルエンサーや若者を中心にSNSで拡散したことで、麻辣湯の人気が一気に広がったようだ。

麻辣湯を食べるならここ!おすすめの専門店3選

ここでは、「美味しい麻辣湯が食べたい!」という方のために、麻辣湯が人気のおすすめの専門店を紹介する。ぜひお気に入りのお店を見つけてほしい。

1:七宝麻辣湯

2007年に創業した「七宝麻辣湯」は、麻辣湯専門店の先駆け的な飲食店。全国に30店舗以上を展開している。「美容健康・医食同源」をコンセプトとして掲げており、代表取締役をつとめるのはラーメン評論家としても有名な石神秀幸氏。鶏・豚を煮込み、30種類以上の薬膳スパイスを配合したオリジナルスープは、コラーゲンがふんだんにふくまれており、とりわけ女性からの支持が高い。

辛さを自由に選択でき、50種類以上のトッピングが用意されているため、食べ方は無限大。好みの辛さやトッピングで、自分だけの一杯を追求してみては。

2:楊国福麻辣湯

「楊国福(ヨウゴフク)麻辣湯」は中国発のグローバルチェーンで、世界中に7,000店舗以上を展開。東京や神奈川、埼玉、大阪、兵庫、京都、福岡に店舗を構えている。設立は2002年で、コア価値観として掲げているのは「健康、匠心、美しさ」。中国から取り寄せた20種類以上の調味料を使用した本場の麻辣湯を、日本にいながらにして堪能できる。70種類以上の豊富なトッピングを自由に選択でき、辛さも4段階で調整可能。

用意されているトッピングは店舗や日によって異なるが、「鴨の血」など日本では馴染みのない珍しい具材が用意されている場合もある。本場の味や新たな味覚体験を求める方におすすめ。

3:新宿麻辣湯

「新宿麻辣湯」は、2020年にオープンした薬膳スープ春雨専門店。「七宝麻辣湯」の正式な暖簾分け店として、技術やノウハウを継承している。鶏・豚・牛を煮込んだベーススープに、30種類以上の薬膳スパイスを組み合わせた奥深い味わいのスープが人気。「極薬膳」「強壮」「トムヤム」「とろとろ」「ふわたま」など、多彩なスープアレンジで味の変化も楽しめる。さらに、トッピングは1g単位でカスタマイズ可能。春雨の代わりにキャベツの千切りやしらたき、おぼろ豆腐も用意されており、ヘルシー志向の方も満足できるはず。

麻辣湯は家でも味わえる?

麻辣湯は、必要な具材や調味料などを用意すれば、自宅で作ることもできる。さまざまなレシピを試して、自分好みの1杯を作ってみるのも楽しいはず。

また、自宅で気軽に本格的な麻辣湯を味わえる商品を試してみるのもおすすめだ。例えば、冷凍食品の「おうちでマーラータン」は、新大久保の名店「頂マーラータン」の味を再現した商品。30種類以上のスパイス、国産鶏と焼きあごの出汁を合わせた和風ベースのスープが使われており、5分ほどで調理完了。自宅にいながら本格的な味わいを堪能できる。他にも、麻辣担々麺のような「濃厚胡麻担々マーラータン」や「トムヤムマーラータン」もラインナップされているので、食べ比べをして好みの味を見つけてみるのもいいだろう。

※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。

文/編集部

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